日々の雑感
出張ではじめて、日本からホーチミンに来られた方々のお話です。
今、ベトナムは、平均年齢が30歳に届かず、
日本からやってくる駐在や起業家の人たちも、
どんどん若返り。。。
特にホーチミンは、若くて活気のある街です。
そんな中で、そろそろ定年?
あるいは、定年を過ぎて、
さらに働き盛りのシニアの方が、
ホーチミンに対して感じるメリットの一番は?
「気候が温暖」
「もう、年取って来ると、寒さが身に堪える」
特に今年の日本は極寒で、
三寒四温を繰り返す日本からいらした方たちにとっては、
暑いとはいっても、
今の時期(1月~3月の乾季)がいちばん、
爽やかで過ごしやすい「夏」の気候。
「年中、半袖と短パンで暮らせるなんて、すごいなぁ」
7月~8月は、
むんむん蒸し暑い日本と違って、
ホーチミンは雨季で少々湿度が高いですが、気温は低めで、
何より、寝苦しい「熱帯夜」なんてありません。
ホーチミン在住者たちは一様に、
「どんなに日中、気温が上がっても、夜、家に帰って、
熱気がまだ、こもっているということがない」
と、力説。
それは気候の影響というより、居住空間の違いで、
密閉しない造り、広い空間、タイルの床、壁の材質などが、
熱気がこもりにくい空間を作っているのでしょう。
「春と秋は日本に住み、
(日本で)気候が厳しい夏と冬はホーチミンに住めば?」
治安は安全。
今のところ、テロや戦争の可能性は低く、
ひったくりやぼったくりなど、軽犯罪は頻発していますが、
凶悪な強盗は少なく、
女性のレイプ事件、痴漢などは、ほとんど聞きません。
都会特有の擦れている人も増えてはいるようですが、
一様に、人々は親切で、明るい。
親日というのも、嬉しいですね。
(反日感情の渦巻く国で暮らすのは、辛く、怖いものがあると、
聞いたことがあります)
さらに、ベトナム料理は優しい風味で日本人の口に合い、
日本の食材や製品は、それほど不自由なく手に入り、
物価は安い。
経済成長率は毎年、5~7%の間で、堅調に推移しています。
地価高騰も、今のうちに物件を購入しておけば、
住むのもよし、貸してもよし、転売してもよし。
(法改正で、外国人も、転貸、転売が可能になりました)
一部、バブルが弾ける兆候が囁かれていますが、
決断は早ければ、早い方が良い。
と、居住者組は、炊きつけます。
シニアの方たちの、知恵と体験がまだまだ十分活かせる国で、
穏やかな気候、安全な国で、暮らすのも良いかも知れませんね。
このタワーマンションも、
工事に入る前に「すでに完売」と聞いています。