【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
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ベトナムでお仕事

最近はほとんど、Zaloでのやり取りです。
Zaloは、ベトナムのモバイルメッセージアプリです。
日本人はほとんどLINEを使いますが、ベトナム人とのやり取りはZaloが便利。



仕入れ先、取引先、お客様等、皆様とZaloで繋がっており、グループも簡単に作れます。
何か「案件」や「プロジェクト」ができるたびに、
関連する人をグループに入れて、スムーズ&スピーディーにやり取りが行われます。

電話して来た配達のドライバーさんが、私の電話番号で検索して、Zaloに切り替えて再度連絡して来ることもあります。
SMS(ショートメッセージサービス)だと画像が送れませんが、Zaloなら送れるからです。

LINEと違ってSNS機能や、友達になった人のバースデー通知などあって、
仕事連絡だけで使っている人にはちょっと鬱陶しいかも。
そしてピン止めが5人(グループ)までと少なすぎる。
一方、ラベルで色分けしてカテゴライズできるのが便利です。

さて。

先日、とある会場に商品をお届けするのに、当店、サプライヤー、会場側で、
納品について相談するケースがありました。

納品する商品名、商品数、支払い、配達日時など、基本的なところが決定したら、
あとは現場サイド(つまりベトナム人担当者のみ)に任せて、納品の段取りを話し合ってもらいます。
私は間に入りません。

ちょうど会場側の責任者の日本人の方が出張中で、
「私はおりませんので、私をC.Cに入れて、メールでやり取りをしてください」

とそれぞれのメールアドレスを送ってきました。
なんで、納品の段取りだけで、そんな面倒なことをしなきゃならないのか?
しかもC.C.に入れてメールなんて。

「担当者の方のZaloか電話番号を教えてください」

Zaloなら、即、通知音が鳴って見逃す心配がありませんし、
メールなら届いたかどうか、相手が読んだかどうかが分かりませんが、
Zaloなら、「Delivered」「Received」が付きます。
また了解したなら、OKマークやハートマークを付ければ、それでOK。

前日になって、やっと担当者の電話番号が送られてきました。

それをサプライヤーに伝えて。
3分後にはZaloで「納品について担当者と電話で話しました、いくつか質問があります」
そして1分後には、納品の段取りが整いました。

はやっ!
ベトナムは、このスピードです。

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日本の企業様とベトナムの企業様数社とを繋ぎ、
オンラインミーティングを行っていただく段取りをさせていただきました。

一度メールでオンラインミーティングの内容と趣旨をお送りしたあと、
それぞれで、都合の良い時間を決めていただくところまで手配いたしました。
担当者の方がC.Cでメールを送りましたが、ナシのつぶて。
一週間以上が過ぎました。

拉致が明かないので、ベトナムの担当者の方に私から直接、Zaloでご連絡。

「メールはあまり見ていない」

メールは見逃しや、後で返事をと思って忘れることが多く、
Zaloなら「すぐに返事をしなくては」という心理が働きます。

そこで日本企業の担当者の方にすぐにZaloに登録していただき、グループを作ってやり取りをしたところ。

わずか5分で「では、来週の火曜日に」

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一方、ZaloやLINEでやり取りをする場合、注意することがあります。
「段取り」程度の軽いやり取りをする分には良いのですが。
込み入った話にはあまり向いていないということが多々ありました。

このスピードで話が進み、スマホで対応している場合、短文でのやり取りが続いて、
全体の流れを見失ってしまいやすいということ。

一方、日本人の場合、とかく文章が長く、要点が掴みにくいということ(私のことかもw)。

特に日本企業様の場合、透明化を求めて、個人的なメッセージのやり取りは敬遠する傾向にあるようです。

「ウチの会社では、C.Cメールを送る前に、その送られる全員に、まずC.Cメールを送って良いかというメールが送られる」
という、大手通信会社さんの話を聞いたことがあります。

日本の方とやり取りしていて、このスピード感の違いを感じることが、最近、良くあります。

ベトナムでお仕事

最近、日本⇔ベトナムでのオンライン会議が増えてきました。
時差は2時間。

まだ日本、ASEANの時差は数時間程度なので良いですけれど。
欧米など、昼夜逆転するような場合は、どうするんでしょうね?
「なんのお構いもなく、23時半に設定された」
という日本の方のコメントを見かけました。

そしてここでもう一つ問題なのは時差ではなく、仕事時間の違いです。

当店の営業時間は酒屋時間の14時からと、角打ち時間の18時~23時ラストオーダー。
ラストオーダーということは、それからもお客様が飲んでいらっしゃることもあるわけで。
たとえば昨晩はお客様がお帰りになったのが0時過ぎ。
それからグラスを洗って片づけをして、在庫調べなどしていたら1時です。

一度日本時間の10時に会議を設定されたことがあり、ベトナム時間8時です。
その後はどちら様にも、当店の営業時間=ベトナム時間の14時~17時に設定してくださるようお願いしていますが。
それでも聞き届けてくださらない方もいらして。
ウチの営業時間と貴社とは違うことを説明してやっと気づいてくださった。w

普段、まだ寝ている時間に会議を設定された場合。
寝起きで身だしなみが整っていなくても、ビデオをオフにして参加したらどうだろう。
女性の場合、すっぴんで頭ぼさぼさで登場するのは勇気、いりますよね。
これもいろいろ調べてみたら、やはりビデオオフは信頼関係に響くという意見が多く。
私も、理由なしにビデオオフにされると、ちょっと不信感・違和感を抱きます。

逆に初対面じゃなければ、もうアバターでいいんじゃない!?と思ったり。

ベトナムは朝から暑い日でエアコンの効きが悪く、自室からタンクトップ姿で参加すると、
日本の方はみなさん長袖、ジャケット姿で。
さすがに一人だけ浮いていて、上にカーディガンを羽織ったということがありましたw
(いや双方が真夏でも、タンクトップ姿はまずいと思いますけどw)

リモートで会議ができる、初顔合わせができるという点ではオンラインミーティングは大変便利ですが。
同日の同時間帯に3つの会議が候補に挙がっていたり。
バッティングしすぎー。

その件メールやSNSで十分です、と思っていても「ぜひオンラインで」と言われた上に。
どちらかの通信状態が悪く、会議のほとんど半分以上が「聞こえますか?」「聞こえません」
「ビデオ切ってみます」「もう一度ログインしてみてください」「電話に切り替えます」の応酬だったり。

最近、スマートだなぁと思ったのは。
ある日系企業の社長さんなのですが。
オンラインミーティングをしましょうということになり、
まもなくスケジュール表のURLが送られ来て、
先方が空いている日程と時間帯に予約を入れるだけでOKというシステムでした。
つまり管理をスケジュール表と相手に委ねて、自分はそれをチェックするだけで良い。
さらに候補の日時を2,3挙げてメールを送るより、視覚的にも分かりやすい。

しかもその時間幅が25分区切り。
これには私もたいへん共感しました。
だいたい、1時間も話すことなどそんなになく。

リアル会議でも、この方とは「Yes」「No」、あれはどうなってますか?こうこうです。
スモールトークをして終了。
時計を見たら13分程度しか経っていませんでしたw
私も決断は3秒、と早いので、ストレスフリーです。

一方、「社内で検討」「内部で確認」「後ほどご連絡」で一週間。
作業を忘れていたのか一か月半後にやっと書類が送られて来て…というケースもありました。
この辺はオンラインであろうとなかろうと関係ない、昔からの課題ですね。


Photoストックで良いなーと思う画像をピックアップしたのですが。
これはAI生成でした。
カメラマン、フォトグラファーの方たちのお仕事が…。

ベトナムでお仕事

レタントンの角打ち【日本酒で乾杯!】は国の、
Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopは業務スーパーさんの、
助成事業として助成金をいただき、資本金の一部として使わせていただき、
事業をスタートいたしました。

ということを、ブログでも、個々に口頭でも伝えておりますが。

ちゃんとその情報をもとにちゃっちゃと応募して、採択される方もいらっしゃって、天晴れ!です。

半年ほど前でしょうか、当店のお客様からご紹介をいただき、
何かご一緒にできませんかね…みたいなミーティングをした折に、
助成事業のお話をしたと思います。

すると先月頃、「一次審査に通りました」とご連絡が。

「面接があるのですが…」

不安に思われる気持ち、良く分かります。

私は2020年の業務スーパーさんの助成事業で8本目の採択ですし、
奈良県からの委託で、助成事業の審査員を2013年から2015年まで、三年連続務めておりました。

その経験から言いますと、書類選考でほぼほぼその事業の実現性・将来性などは見えるので、
書類選考が通ったということは、最後に応募者の人となりを確認しておきたい。
ぐらいのもので。
そこでよっぽどの事がない限り(世の中を舐めている、本気度が足りない、他人を当てにしている)
ほぼ合格なのですよね。

また資金調達に「自己資本金」のほかに、
「投資」「融資」「助成金(返さなくても良いお金)」などがありますが。
収支決算表は相手によって作り方にコツがあります。

投資家は「事業の収益と利益率」をチェックし、どれだけリターンするかを重視します。
金融機関は「事業の収支バランス」をチェックし、返済可能かどうかを診ます。

助成事業が行政機関主導の場合は、収益は「水物(取らぬ狸)」と心得て、
支出が妥当かどうか(不当に助成金を取得しようとしていないか)をチェックします。
税金ですので、あとで市民団体から突っ込まれると困るからかと思われます。

こうやって観てみると、「コンセプト」や「強い意欲や意思」などは二の次のように思われるかも知れませんが。

もちろん、市場性、ベンチャー性、独創性、実現可能性があってこそです。

ということで。

採択が決まりました!ありがとうございました!とご連絡をいただきました。

おめでとうございます!

さあ、事業がスタートしたら、ぜひ、ご一緒にお仕事いたしましょうね♪


ベトナムでお仕事

ベトナム人女性の友人と、久々にランチ。
昨年11月末にランチして、「また行こうね」と約束したが。
年末は彼女がロングバケーションに入ってしまい、
その後、テトだ、コロナだと、間が空いてしまった。

色々とお仕事の話しもしたかったので、
知っているお店で、静かで落ち着けるレストランで、
美味しくてリーズナブルなお店、ということで

【Pizza LOGIC】さんに。

帰りに高島屋に寄れるという地の利も大きい。



※スープやサラダ、フライドポテトなど、選べるランチがおすすめ。

さて彼女には、「おつまみプロジェクト」で、
サンプル仕上げと見積を出していただきたい工場との面談に、
サポートをお願いした。
「一度、ランチで打合せしましょう」

彼女自身、日本商品のECサイトを運営する会社を経営しており、
日本語が流暢だ。
二児の母で、母親らしい落ち着きがあって安心できる。

ご紹介いただいたJETRO側で通訳を手配できるということだったが、
日本語の上手なベトナム人というだけでなく、
ビジネス的にどうか、忌憚ない意見が聞ける人で、
信頼できる人といえば、なかなか他にいない。

「謝礼はどうさせていただいたら良いかしら?」
と聞くと、こともなげに、
「ここを奢ってくだされば、それでOKよ!」

ピザとスパゲティーで引き受けてくれた。





本当に、ありがとね!

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ECサイトは、このご時世、強い業界である。
彼女の会社も、業績は好調のようで、ギャツビーのボディペーパー(制汗・清涼シート)が特に売れているそう。
ベトナム人お一人様で100個買う人もいるそうだ。

横流ししているんじゃないかと思うのだけれど、
コスメ全般、伸びてきているそうだ。

日本からの進出希望企業の展示商談会に行っても、
年々感じていることだが、コスメのブースが増殖している。

オシャレに気を配る余裕が出て来た層というのが増えていて、
もう4~5年前のような原色のワンピースや、
ヘアスタイル、メイクの女性たちは見かけない。
男女とも韓国ファッションやアイドルたちに寄せている感じだ。

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彼女はすでにいくつか物件を持っているが、
「また一つ、買っちゃった♪」そうだ。

7区の物件がお薦めらしいが、最近また新しいスポットがあると教えてくれた。

そのエリアは、日本人からは情報が出てこない。

一度だけ昨年の8~9月頃に、とある日本人から出店を進められたが、
その時はまだ準備が不十分で…それからほぼ一年。

ずいぶん開発が進んでいるようだ。
最近とんとご無沙汰なエリアだが、改めて視察に行ってみようと思う。

また日本人から情報が出ていて、私も興味を持っていたエリアは、
おすすめではないようだ。

ホーチミンにいるだけでも有利だとは思うが、
やはりそのエリアに住んでいて、
彼女のように大学でマーケティングを学んでいて、
実際にビジネスをやっている人の意見というのはとても貴重だ。

ベトナムでお仕事

先月の中ごろ、日本から高校生が来るので、
「ベトナムで働く日本人」というテーマで、何か、話をしてくれないか。

そんなご依頼を受けました。

和歌山県の「高野山高等学校」。


※お写真は、「高野山高等学校」のホームページから拝借いたしました。

1886年、高野山真言宗の元で、現高野山大学とともに設立された高校です。

高野山真言宗の教えに基づいた教育が行われ、
毎朝、講堂で朝礼が行われ、般若心経を読経、
不動明王・愛染明王の真言、大師宝号、明神号、校訓を唱え、
校長先生の講話を聞きます。

校長職は僧侶が務めることが慣例となっているそうです。

学校は高野山上に位置し、
日本全国から集まった多くの生徒は学生寮から通学していますが、
高野山の麓から、
スクールバスや、極楽橋からケーブルカーで通学する生徒もいるそうです。

今回、ホーチミンにお見えになったのは、

「自己探求コース」の生徒さんたち18名です。

「自己探求コース」は、
一般の高校における標準的なコースの位置づけだそうですが、
切り絵(宝来)づくりなどの、貴重な高野山の文化体験ができたり、
ベトナムに修学旅行に行くなど、カリキュラムが魅力的です。

昨年に続いて、2度目のホーチミン。

昨年はちょうどテト前だったそうなので、「日常」のホーチミンでしたが、
今年は、なんとテト(旧正月)の真っ最中で「非日常」のホーチミン。

先生たちは、昨年のようすとずいぶん違うので驚かれたでしょうが、
生徒たちにとっては「一期一会」。
それも正月三が日に来られるなんて、ラッキーですね。

飛行機も空港も空いていたそうです。

ですが、宿泊先(講演場所)のホテルもそうでしたし、
講演後に行かれる予定の「スイティエン公園」も、
中国人観光客でいっぱい!

バイクがブンブンしていない静かなホーチミン、
空気が澄んで青い空のホーチミン、
ベトナム人が少なくて、中国人や観光客が多いホーチミン。

日常のホーチミンは、またいつでもすぐに来られますが、
その逆は稀ですので、良い体験ですね。

さて…。
およそ1時間の講演は…。

(つづきは後日)

ベトナムでお仕事

日本から、ホーチミンにいらっしゃったお客様の
アテンドアシスタントで、二泊三日でブンタウに。
主催者の方が、
パーティー用に日本酒をご所望になられましたので、
そちらのアテンドも兼ねて、お手伝いさせていただきます。

まずはタンソンニャット空港でお迎えから。



そう言えば2015年。
私も、こうやって迎えに来てもらっていたなぁと
懐かしく思い出します。

さて。

名古屋、東京からいらしたお客様。

ディレイすること30分。
荷物もなかなか出てこない方もいて、
待つこと1時間。

ですが、みなさまを無事、マイクロバスにご乗車いただき、ほっと一息。

今回は女性のお客さまが6割。
初めての方も多く、
もはや「ベトナム」が、観光目的だけで来るところではないのだなぁと
実感した次第です。

ビンホームズを抜けて、ランドマークタワー81を抜けて、
さらにその奥の平地に、次々とタワーマンションが建設されているのをみると、
その動機づけに、実感を伴って納得します。

さて、ブンタウ目指して、Go!

途中、一回、20分程度の休憩をはさんで、



THE GRAND HO TRAM STRIPめざしてGo!

バスでおよそ3時間半で到着。

ベトナムでお仕事

メインの司会者たちが交代して以来、
「あさイチ」は観てなかったのだけれど…。
「プチ起業」
について、特集をしていた。

東京で私が主宰していた、
女性起業家のためのコミュニティー【Grow up!】を
一緒に始め、ずっとサポートをしてくれていた、
中小企業診断士の「五十嵐暁美」さんが、
「出演しましたー」とFacebookで投稿しておられたので、
録画で「あさイチ」を観た。



「プチ起業」。

自分の得意なことや、身の回りの問題解決となる「事業」で、
なおかつ利益を出し、持続可能であるために、
自治体などの行政や非営利団体などがサポートする取り組みが進められている。
特に女性のプチ起業について、注目されている。

かなり以前から取りざたされているので、
今回の特集ではいまさら感を感じたのだが、
プチ起業のメリット・デメリットや、成果について、
総括できる時期に来たのかも知れない。


ところで。
ホーチミンではどうか?
最近では、女性起業家の集まりが開かれたり、
日本から視察に来たりと、注目を浴び始めているように感じる。

が、「プチ起業」という言葉は聞かない。

というのも、そもそもベトナムにいる日本人女性の
駐在員の奥様方は、起業どころか、アルバイトでさえ禁じられている。

駐在や現地採用の日本人女性たちは、
日系企業の場合、副業を禁じているところが多いからか、
安定・安全(特に海外の場合重要に思う)・安心の地位を手放してまで、
起業したいという声はあまり聞かない。

そして、起業している日本人女性たちは、
そもそも、単独でベトナムに来ること自体、大いなるチャレンジで、
多大なリスクを覚悟の上。
「プチ」で済むはずがない。

※「プチ」の定義は難しいが…
投資力(プチの場合は資本金100万円以内ぐらいか?)、
手続(創業におけるハードルの高さはけた違い)などが挙げられると思う。

ただ、外国人(欧米、アジア、ベトナム)と、
結婚している日本人女性で、起業した人たちがいる。
が、外国人の起業やライセンス取得に厳しいこの国では、
やはり、「プチ」といった感じではないように思う。

一方、ベトナム人女性はどうかと言うと、
男性より働き者と言われる彼女たちのこと、
「家計を支える」「ヤリ手」「男性顔負け」、
といった印象が強い。



NHKの番組では、
「何か困ったことがあれば、士業の先生か、行政に相談を」
というフレーズが繰り返された。

日本では、確かにその通りだと思う。

こちらでは、コンサルに関するトラブルが後を絶たず、
相談する相手は慎重に選ぶよう、注意を促している。

またベトナムの「日本」の行政は心丈夫だが、所詮、
ベトナムからすれば外国の機関だし、
「ベトナム」の行政は、=ワ〇ロでお目こぼし…といったイメージが払拭できない。

要するに、すべてが「自己責任」で、
タフでなければ生きてゆけない。

※上記「あさイチ」の番組は、7/30日付の放映なので、
 ベトナムのインターネットテレビで「まるごと録画」している方は、
 まだ、ご覧いただけます。

ベトナムでお仕事

大阪の寿司職人で日本食の板さん。
ウチの店、Standing BAR【日本酒で乾杯!】にも、
彼の働いているお店がお休みの時に何回か、
大阪からわざわざ来てくれていて。

そのたびに、おすすめの日本酒を買ってきてくれていました。

「ベトナムで、働きたいねん」

と、ずっと仰っていて…。

食に関しては、職業柄か、マニアックな感じの方で。
あちこちリサーチしておられたのですが…。

なかなか、お休みの取れない稼業。

昨年の夏以降、ぱったりと連絡がなくなったなー、と、
先日ふと、思い出していたのですが。

「来る、来る」

と言って、来なくなる人は多いようですので。

彼も、そんな方たちのうちの一人かなー。

と思っていたら…。



数日前の閉店間際に、
「バーン!」と勢いよく扉があいたと思ったら、

「働くことにしたねん」

「え?いつ、来たの?」

「今日」

「え?いつから、働くの?」

「明日から」

ちょうど、テト明け。

それにしても、電光石火のごとく、なんという急展開!

「これ、一日で取れたわっ!」

と、公正証書やら、卒業証明書、犯罪経歴証明書など、
手続きに必要な書類やら
履歴書やら、ワークパーミッドやら、
いろいろ見せてくれました。

履歴書を拝見すると、いろいろ面白そうな免許をお持ちで、

「あれもできるね、これもできるね!♪」

※その免許が、ベトナムではどうなのかは定かではありません。

夢ははちきれんばかりに膨らんでゆきます。
なんか、めっちゃ、楽しそう!
とにかく、ものすごいテンション!

第一関門を突破し、無事、職も決まりほっと一安心、
自信も出て来たのでしょうか。

「ごめん、今回は、こっちで住むので荷物いっぱいで、
日本酒、持って来たげられへんかったわ」

いいのよ、いいのよ、そんなこと。。。

まずは、おめでとう!!

レタントン界隈の、私もあそこは美味しいと思う、
日本食屋さんの厨房に入るそうです。

近々、行こうっと。



※写真を探していたら…このお店、2016年の4月以来、行ってない!?

ベトナムでお仕事

2017年も一年、ブログを毎日書き綴って来ました。
読んでくださっている方、応援してくださっている方、
本当にありがとうございます。

一方、すでにご存じの方も多いと思いますが、
ベトナムの情報誌「週刊Vetter」で、
ライターのお仕事を、少し手伝わせていただいており、
一年と三か月が過ぎました。

サービスアパートメントと店との往復の毎日だと、
見聞を広めるには、限りがあります。

また、入って来た情報や知識、
感じたことや心動かされたことを、
「アウトプット」するということは、
とても大切なことだと思っています。



そして、人から話を聞いて、それを正確に伝えるということが、
たいへん難しいということを、毎回、痛感させられます。

それは自身のキャパシティーでは補い切れない、
専門的知識と用語を、まずは理解するところから始まります。
Vetterは専門誌ではなく、情報誌ですので、
まずは私が分かっていないと、一般の読者の皆様には伝わりません。

たとえば、製造業の方たちの、
科学的、化学的な専門用語については、
見るのも聞くのも初めてであることがほとんどです。
事前にインターネットで調べて、しっかり準備してゆくのですが、
原稿を先方様にチェックして頂くと、
聞き違い、誤解、理解が足りてないことが、多々あります。

そして、私が生まれて初めて出会う専門用語が、
パソコンでは、いとも簡単に漢字変換するということも多々あり、
いかに、普段、自分のいる世界が狭いかが分かります。



そして、その原稿をVetterの編集者が校正するのですが、
それがまた、赤だらけw

最近は、稚拙な文章に対しての指摘は少なくなりましたが、
「」の使い方、漢字とひらがなの使い分け、表記上のルールなど、
細かいチェックが入ります。
分厚いハンドブックがあるのですが。
私たち一ライターは、持っていませんし、
慣れない者が、一々チェックしていたら、
締切りに間にあわなくなってしまいます。

そんな原稿を毎週、複数のライターの分を、
次から次へと修正してゆくのですから、
さすがプロです。

いろいろとお勉強させていただき、ありがたいことです。



昨年も、多くの異業種の方たちとの出会いがありました。
幸せなことだと、つくづく思います。

こんなすばらしい機会を与えてくださった、
Vetterさんに、感謝!です。

これからも、どんどんインプット⇒アウトプットを
続けていきたいと思います。

※Vetterでは随時、取材ライターを募集しています。
 ご興味のある方、Vetterまで、連絡してみてくださいね。



※在住者だけでなく、出張者、観光客のみなさんにも
 たいへん喜ばれる
 ベトナム「ビジネス」「生活」大事典
 ベトナムでの暮らしについての、さまざまな情報が満載!
 厚み1.5cm、これが無料配布なのですから!すごいです。
 2018年度版も、鋭意、制作中。
 お楽しみに!

ベトナムでお仕事

世界に40万人の社員を抱える、グローバル会社の、
ベトナム支社のトップの方に、お話をお伺いしました。

海外赴任で、

「成功する人」
「成功しない人」


というファクターで分類する場合。

「成功しない人」に、共通点があることをお話いただきました。


それは、日本人に限らず、欧米でも、アジアでも、
どこの国から赴任して来た人でも同じなのだそうです。

・初めての海外赴任
・マネージメントを行う人


この二つの共通点を持った人たちは、往々にして、

「私の国ではこうだ」

を、押しつけ、押し通そうとするのだそうです。



どの国でも、その国独特の習慣や考え方がボトムにあります。

それを、一度でも他の国を経験した人、苦労した人は、

「私の国ではこうだけど、この国ではこうだったな」

と、相手の言動の源にある考え方や感情を、
推し量ることができるようになっているのだそうです。

「まずはその国の在り方をそのまま受け入れ、
少しずつ変えてゆこうとすることが肝要」と、
海外赴任の方が長く、数か国で仕事をして来られたその方は、
お話になっていらっしゃいました。

そういえば、私の周りでも、そういう人を時々見かけます。

「自分の国ではこうだ」

と、自国流を押し通すあまり、
ベトナム流に馴染んだ同国人とも折り合いが悪くなり、
結局、他所に流れて行ってしまわれます。

ただ、そうして移動しているうちに、

「郷に入れば郷に従え」

ということを、上手に身に着けていかれるのでしょう。


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■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
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