ベトナムでお仕事
【非日常のホーチミンを体験、日本からやってきた高校生たち】
「ベトナムで働く日本人」というテーマで、何か、話をしてくれないか。
そんなご依頼を受けました。
和歌山県の「高野山高等学校」。

※お写真は、「高野山高等学校」のホームページから拝借いたしました。
1886年、高野山真言宗の元で、現高野山大学とともに設立された高校です。
高野山真言宗の教えに基づいた教育が行われ、
毎朝、講堂で朝礼が行われ、般若心経を読経、
不動明王・愛染明王の真言、大師宝号、明神号、校訓を唱え、
校長先生の講話を聞きます。
校長職は僧侶が務めることが慣例となっているそうです。
学校は高野山上に位置し、
日本全国から集まった多くの生徒は学生寮から通学していますが、
高野山の麓から、
スクールバスや、極楽橋からケーブルカーで通学する生徒もいるそうです。
今回、ホーチミンにお見えになったのは、
「自己探求コース」の生徒さんたち18名です。
「自己探求コース」は、
一般の高校における標準的なコースの位置づけだそうですが、
切り絵(宝来)づくりなどの、貴重な高野山の文化体験ができたり、
ベトナムに修学旅行に行くなど、カリキュラムが魅力的です。
昨年に続いて、2度目のホーチミン。
昨年はちょうどテト前だったそうなので、「日常」のホーチミンでしたが、
今年は、なんとテト(旧正月)の真っ最中で「非日常」のホーチミン。
先生たちは、昨年のようすとずいぶん違うので驚かれたでしょうが、
生徒たちにとっては「一期一会」。
それも正月三が日に来られるなんて、ラッキーですね。
飛行機も空港も空いていたそうです。
ですが、宿泊先(講演場所)のホテルもそうでしたし、
講演後に行かれる予定の「スイティエン公園」も、
中国人観光客でいっぱい!
バイクがブンブンしていない静かなホーチミン、
空気が澄んで青い空のホーチミン、
ベトナム人が少なくて、中国人や観光客が多いホーチミン。
日常のホーチミンは、またいつでもすぐに来られますが、
その逆は稀ですので、良い体験ですね。
さて…。
およそ1時間の講演は…。
(つづきは後日)