【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

まめ情報

世界の駐在員にとって、住みやすい国はどこ?

香港上海銀行(HSBC)による、世界の駐在員を対象にした意識調査では、
外国人駐在員にとって住みやすい国、ランキング。

2016年と同様、1位はシンガポール。
2位 ノルウェー(前年6位)
3位 ニュージーランド(同2位)
4位 ドイツ(同10位)
5位 オランダ(同15位)
6位 カナダ(同3位)
7位 オーストラリア(同11位)
8位 スウェーデン(同8位)
9位 オーストリア(同7位)
10位 アラブ首長国連邦(同12位)

ベトナムは昨年度より11ランクを下げて、30位。
日本はもっと上?
昨年より9ランク下げて、29位。
どっこいどっこいですね。

以上、ベトナム総合情報サイトVIETJO [ベトジョー] 9/29の記事より。

ベトナムは、といっても、ハノイとホーチミンで、
「もはや違う国」とさえ言う人もいるので。
私が今いる、ホーチミンはというと。

また、「日本より」というと、東京と奈良ではずいぶん違うので、
東京と比べてみると、
環境問題、交通網などのインフラ整備、衛生面、サービス面など見ると、
日本の方が圧倒的に良いですし、
文化面も、奈良や東京の方が、深い歴史的背景があり、
個人的に、全体的に、表現の自由や才能の開花が実現されており、
多岐にわたって豊かだと感じます。

ですが「仕事」で考えると、
多くの人が答えているように、
ベトナムの方が「キャリアアップ」が望まれ、
収入面も日本より多く、経済的にも節約でき、貯蓄ができるようです。

「働き方」においては、
先進国の中でも日本は働き過ぎだと言われています。

教育面でも、
「子どもたちが生活を楽しんでいる(80%)」
「教育レベルは高い(80%)」
ただし、「教育費が高い」。
これは、補助金などの教育制度の違いではないでしょうか。

私が感じるのは、
ホーチミンの方が、活気があって楽しい。
自分が生まれながら持っている「日本」という背景や、
生活や仕事、さまざまな様式が、
そのままで「ブランド」になる、
つまりビジネスチャンスが多いということ。。

たとえば、日本酒専門店の立ち飲み屋さん。
東京は言うに及ばず、奈良市だけでも競合店がいっぱい!
ですが、ここ、ベトナムには、ウチの店だけ。
日本にあっては埋もれるコンセプトも、
ホームページを見て、
遠くはカナダから、近隣のASEAN諸国、国内(おもにハノイ)からも
お客様がやってきてくださいます。

日本では「あたりまえ」が、こちらでは「珍しい」のでしょう。。。

東京で感じていた「閉塞感」も、
いろいろと規制はあっても、ホーチミンでは「開放感」を感じます。

一方で、南部流「曖昧さ、いい加減さ」にとまどい、
慣れてしまうと、自分が流される。
また、スピード感が落ちる危険性があります。

--------------------

その他の2017年度版のランキングも紹介すると、
Inter Nations調べによるトップ10では、以下の通りです。

https://www.internations.org/expat-insider/2017/the-best-and-worst-places-for-expats-39182

1位 バーレーン
2位 コスタリカ
3位 メキシコ
4位 台湾
5位 ポルトガル
6位 ニュージーランド
7位 マルタ
8位 コロンビア
9位 シンガポール
10位 スペイン

「Business Insider」調べによると。

1位 スイス
2位 ドイツ
3位 スウェーデン
4位 アラブ首長国連邦
5位 ノルウェー
6位 シンガポール
7位 オーストリア
8位 香港
9位 イギリス
10位 バーレーン

アンケートで、抽出する対象者によってでしょうか、
結果がかなり違うようですが、
ランキングを見比べると、だいたいの傾向がわかりますね。

ただ、どの調査でも、
「駐在員の平均年収が1,000万円~2,000万円」となっているところ。

すごいですね!
確かに、母国にいた頃より、収入が多いということはあるでしょうが、
アンケートの取り方にも、偏りがあるのかも知れないな、
とちょっと思ったのでした。



※どのランキングにも登場するのが、シンガポール

イベント

昨日、衆議院が解散され、夕刻、在ベトナム日本国大使館から
在留届を提出している人に、メールが送られてきました。

--------------------
第48回衆議院総選挙の実施について,以下のとおり御案内いたします。

○公示日:10月10日(予定)
○国内投票日:10月22日(予定)
○在外公館投票:10月11日から10月15日まで(予定)
○在外公館投票時間:午前9時30分から午後5時まで
○投票に必要なもの:在外選挙人証,旅券等の身分証明書

なお,詳しくは以下の当館ホームページ御覧ください。
http://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/dai48shugiinsousenkyo.html

--------------------

ベトナムでも投票できますが…

(8)在外選挙人証の交付

登録申請書を国内選挙管理委員会あてに送付してから
在外選挙人証が交付されるまでには、2か月程度を要します
選挙の直前に申請されても間に合いませんので、余裕をもって申請して下さい。

まさか、このタイミングで総選挙が行われるとは思わず、
在外選挙の申請をしてませんでした。

私は間に合いませんね。

ですが、タイミングよく、一時帰国が10月9日から一週間。
10月10日が公示ですので、期日前選挙ができます。

「日本を長く離れていると、
もう、誰に投票して良いのか分からない。
ポスターだけ見ていても、候補者が多すぎて、さっぱり分からない」

という声も。

海外にいてもウェブで知ることはできるので、
よく検討したいと思います。

お名刺交換させていただいた議員さんたちの中には、
定期的にメールマガジンを送って来られたり、
毎回、会報を郵送して来られたり、
いわゆる「政治家パーティ」にご招待していただいたり。

個々にアプローチをしておられます。

実際にお会いする機会が増えると、
その人となりを知ることができますね。

何をしているのかよく分からない議員さんも多い中、
会報などで作成した法案の骨子について読む機会が増えたり、
パーティーで、
歴代の首相や大臣がステージにズラリと並んでいるのを拝見すると、
その人の政治家としての力量が見えるようにも思います。

ただ、人当たりだけが良いだけではなく、
挨拶が上手なだけでなく、
文章力が優れているだけではなく、
また、人脈があるだけではなく。。。

何を持って判断するか…難しいですね。

今回は、選挙権が18歳以下に引き下げられてから
初めての総選挙となり、
高校三年生の教室では、選挙権のある人、ない人に分かれますね。


まめ情報

ヴィングループの未来都市「ゴールデンリバー」の目玉、
タワーマンションが続々と建設され、空を目指しています。



眺めていて、空恐ろしいのは、地震の国からやってきた
日本人だからでしょうか…。

私たちの世代は、日本の山は、
「活火山」「休火山」「死火山」に分類されると習いました。

ですが先日テレビで、
「休火山」や「死火山」とは、「記録がない」だけで、
すべて「噴火する、あるいは噴火する可能性のある火山」、
だということを、知りました。

「記録」や「記憶」がないからと、
「クライシスマネジメント」をおろそかにしていると、
とんでもないことになりそう…ということは、想像に難くありません。

今、バリ島は、火山噴火の恐れがあるとして、7万5千人が避難しているそうです。



そして、ベトナムにも、地震の記録はあるそうです。
震度1とか2とかだそうですが…。

このタワーの住人になったとしたら、
まずは停電でエレベーターが止まったり、
不具合を起こしたりすることが怖いです。
「停電」については、昨今はさすがに自家発電で、
エレベーターが止まることはないとは思いますけれども…。

さらに、地震が起きたら!

タワーだけでなく、この付近のヴィラも、
タワーの倒壊状況によっては被害を受けるでしょう。

「Pham viet chanhの、
(ちょうど私の)サービスアパートメントあたりも危ないよ!」

と、誰かに言われましたけれど。。。

確かにこの高さ、こちらに向かって倒れて来たら、
いくら片道5車線のグエンフーカン通りを挟んでいるからと言って、
被害は免れないでしょうね…。

くわばら、くわばら。。。

レタントンヘム入り口にオープンして、早3ヶ月が過ぎた

【龍神】

オープンラッシュだった今年6月、ラーメン店もほぼ同時に2店舗ができて、
レタントン界隈だけでも10店舗近くのラーメン屋さんが林立。

ホーチミン在住の日本人は、

「そんな、ラーメンばっかし、食べないよー」

と言いつつ、
レタントンヘム入り口に位置する絶好のロケーション、
特にオープンしてしばらくしてからのテコ入れ以降は、
連日、満員御礼のようです。

なかなか行けず、先日、夕方5時の開店と同時に、行ってみました。

ラーメンだけでなく、日本食もメニューにありましたが、
オーソドックスに、「豚骨スープ、塩味」を注文。

一口食べたら、ここがベトナムであることが、
頭からすっ飛んでしまいました。

なんだろー、この、懐かしい味。。。
なんだか、京都の学生時代にワープしたみたいな。。。
あの時代は週3ぐらい「天下一品」や「天天有」に行ってたよなー。


細麺に濃厚な豚骨スープが絡まり、
最後の一滴までスープを頂きました。
チャーシューは素朴な味で、焼きが香ばしい。
葱の代わりの「刻み生たまねぎ」がアクセントになっていて、
妙にマッチしています。

軽そうに見えて、けっこう、ガッツリ来ます!

出してくれるお水に、ライムが仕込まれていて、
口の中がさっぱりしました。

税込みで132,000万VND(約660円)。

先日ご紹介したベトナムローカル麺「ブンボ―フエ」の安さ

【小腹が空いた時の麺類─ベトナム@ブンボ―フエ】
http://sake.vietnhat.tv/e33547.html

には叶いませんが、
レタントン界隈の「日本ラーメン」では、リーズナブルです。



おもしろ発見!

グエンフーカン通りの壁画が、先ごろ、完成しました!

壁画については、8/28にも書きました。

【スタビライザーで撮影練習の美大生@ホーチミン】

http://sake.vietnhat.tv/e33334.html

壁を真っ白に塗って、下地ができてから2ヶ月弱。

最後は、色を定着させ、表面を保護するために、
トップコートを塗布して、完成!

光沢が出て、美しくなりました。

美術系の学校の学生さんたちで、
二人のベトナム人アーティストによる作品です。

最終日は、このTシャツを着て、最後の仕上げ。



【主張せよ!】


出来上がるやいなや、
若者たちがやってきては、お気に入りの絵を背景に、
写真を撮っています。

lt="" title="" >

ベトナム人は写真好き!
バイクでやって来ては、撮影しています。

もっとたくさんの、壁が、素敵なアートで埋め尽くされると良いですね。

スプレー缶は「日本のぎじゅつ」の、【日本ペイント】です。

まめ情報

今年の9月10日に、
【メイドさんが、いな~い…】
http://sake.vietnhat.tv/e33456.html

昨年、2016年の2月6日も
【いないと寂しい】
http://sake.vietnhat.tv/e30435.html
テト休暇で二週間留守にしたメイドさんについて、書いています。

今回もまた、長い休暇かと思ったら、
彼女はメイドさんを辞めて、国に帰ったようです。

あらら。
キチンと挨拶もせず、残念でした。
二年間、お世話になったので、
最後に、日本のお土産、渡しかったなぁ。。。と。

さて、次に来た若いメイドさん。

作業が雑だし、態度が横着だし、
就寝時も、私の部屋の前までお布団をひっぱりだして、
寝ている!

前のメイドさんは、
おそらくベトナム戦争を経験している世代ではないかと思うのですが、
テキパキしていて、要領が良く、機転も利き、優秀でした。
お母さんみたい。

でも、時々、クリームやら衣服や下着を売りに来て、
したたかでもありました。

今度来た子はまだ若く、
あまり家事とか、したことないんじゃないかしら?
と思わせます。

--------------------

サービスアパートメントに付いているメイドさん。

日本には(家事をする)メイドさんがいませんし、
お金持ちの大きなお屋敷には、家政婦さんがいますが、
マンションやアパートメントでは雇いません。

なので、イマイチ、ピンとこない。

一人で赴任してくる男性には重宝でしょうし、
掃除をさぼられて、出て行く時に原状回復がたいへん!
そんな羽目になるより、
週2~3回、メイドさんが掃除した方が良いでしょう。
負担は借主ですし。

ですが、家族帯同の奥様がたや、私などは、
人に任すのは嫌で、自分で家事をする方が良いです。

知らない人に勝手に部屋に入られるのは気持ちが悪い!!

実際に、物がなくなるケースもあったようで、
洗濯物も、他の部屋の人の衣類や下着とごっちゃになっていて、
文句を言うと、シャツやパンツに黒マジックで大きく、
名前を書かれた(笑)という話も聞きます。

--------------------

さて、今回やって来たメイドさん、なんと、
一週間も立たないうちに、荷物をまとめて出て行ってしまいました。

今は、大家さんの妹さんが、代行しているようですが。
たいへんそうです。

この「メイドさん」。
いまどき、優秀な人材どころか、
その人材すら、ままならないのかも知れません。

日本のような「家事代行サービス」のプロ集団が、
ベトナムにはあるのでしょうか?
昨今は、「普通レベルの掃除」であれば、
「シルバー人材センター」に頼むと、お得なんだそうです。

と思って、ホーチミンで探してみると、
【Ayasan Vietnam】
http://www.ayasan-vietnam.com/index_jp.php

パートタイムなら一か月、400万VND(約2万円ほど)。
フルタイムなら一か月、800万VND(約4万円ほど)。

なるほど、ウチのサービスアパートメントは8室あるので、
フルタイム一か月一部屋100万VND(約5千円⇒45ドル)

私が、洗濯、掃除を自分でやるからと引いてもらったのは
20ドルだったので、
うーん、ちょっと、お高いのかも…。

でも、ベビーシッターや、運転手も派遣している会社ですし、
優秀なスタッフだったら、そうでもないかもですね。



おすすめ全般

ベトナムの麺類といえば、まずは米粉が原材料の「フォー」を思い浮かべますが…。

タピオカが原料だったり、サトウキビの汁を入れたり、
切って麺にするフォー、ところてんのように押し出して作るブンなど製造過程が違うものなど、
10種類ぐらいあります。

フォー
ブンチャー
フーティウ
ミー
ミークアン
カオラウ
ミエン
バインカン
ブンボーフエ
バインダークア

私も7種類は食べました。

先日、久しぶりに
市内に50店舗、チェーン展開しているブンボ―フエ専門店、

【MON HUE】(「モン フエ」レタントン通り店)。

で、「ブンボ―フエ」を食べました。



天井や壁に、蒼いバッチャン焼きの大小の皿が、所狭しと
ディスプレイされた、おなじみの店です。
メニューは写真、英語表記ですので、注文しやすい。

「ブンボ―フエ」の
「ブン」は、米粉が原料で、押し出して作る麺のこと。
「ボー」は牛。
「フエ」は、ベトナム中部の街です。
昔、王宮があったところで、風光明媚な観光地としても知られており、
「フエの王宮料理」が有名です。

「フォー」は「うどん」、ブンチヤの「ブン」は「冷や麦」や「素麺」に似ていますが、
原材料が「米粉」なので、
昨今の小麦アレルギーによる米粉ブームの日本人にとっては、
ヘルシーですね。

たっぷりの香草やもやしが付いてきますので、
自分で加減ができます。

スープの味は、濃い出汁味なのにあっさりしていて、とても美味しい!
最後はライムを絞って、二度おいしい!
ただ、最後の一滴まで飲むうち、ちょっと飽きが来るかしら。。

お値段、この一杯で63,000VND(約315円ほど)。

多すぎず、少なすぎず、ちょうど小腹を満たしてくれました。

なおドンコイ店は、ちょっとしたレストランになっていて、
フエ料理、王宮料理が楽しめます。

こちらは一人で行くより、みんなでシェアした方が楽しいですね。



まめ情報

ホーチミンで暮らし始めて三か月を過ぎるあたりから、
髪はバサバサ、肌はガサガサになってきて…。

ベトナムの乾季や強い日差しが原因だと思ってケアしていたのですが、
一向に改善しません。

久しぶりに奈良の自宅に戻り、シャワーを浴びたところ。

髪がしなやかに!

「水道水」が犯人だったのですね!

さっそく、塩素を除去するシャワーヘッドを試してみると、
二か月目あたりから違いが出て、三か月で髪は元通り、
肌も次第にふっくらと…。

ということを、今年の3月頃にお伝えしました。

【犯人は誰だ?水は大切】
http://sake.vietnhat.tv/e32495.html

ところで、このシャワーヘッドを使うと、ちょっと水圧が落ちるのと、
毎日浸かる湯船への給水もシャワーヘッドからの水を使うと、
フィルターがすぐにダメになるのでは?

そこで、何か良い手立てはないかと探したところ!

「塩素を多く含んだ水はアルカリ性なので、酸性のものを
 投与すると良い!」

のだそうです。



ですが、レモンやライムのスライスを、お風呂に入れるのは
たいへん!

そこで、今、人気ナンバーワンなのがこちら。

ビタミンC (L-アスコルビン酸)原末250g
 食品添加物規格ビタミンCパウダー粉末】



700円なり。

お湯をためたバスタブに、1g(添付のスプーン一杯分)、
入れてかき混ぜるだけでOK!

もちろんお湯の量によって、加減が必要ですが、
ベトナムのバスタブは欧米タイプなので、
私は1杯半ぐらい入れています。

試すこと1ヶ月…。

なんか、良い感じです♪

もちろん、健康と美容に、ビタミンCはとても良い!

飲み過ぎた朝や、疲れて帰って来た夜などに、
粉末のまま、お匙一杯ずつ、飲んでいます。

ご存知の通り、ビタミンCは、一度に大量に飲んでも、
尿に出てしまうだけなので、
こまめに少しずつ、服用すると良いそうです。

紫外線対策にも、シミの元になるメラニンが過剰につくられるのを抑え、
色素沈着が起きにくくしてくれるのだそう。

常夏で、塩素の多い水のホーチミンで、重宝しています。


気になった記事

ウエブで調べものをしていて、

「ベトナムに、家族帯同か、はたまた夫に単身赴任してもらうか?」

という悩みを抱えている日本人の方が、案外、多いことを知りました。

「Yahoo!知恵袋」などで尋ねないで、
現地の公的機関に尋ねた方が、精度の高い情報と知識、
体験談が聞けますよー、という回答が
もっとも理にかなったアドバイスかと思いますが…。

お悩みの方の事情は、だいたい以下の通り。

■家を購入したばかり。

■子どもは小さい、あるいは行きたくないと言っている。
 将来のことを考えると、受験が心配。

■自分も仕事を持っており、戻ってきた時、雇用が難しい年齢になっている。

■現地生活に適応するかどうかわからない。

■駐在妻のコミュニティーで、悩む人がいると聞いている。

などなど。

それに対する回答をまとめると…夫の会社にもよりますが。

■家は会社で借り上げてくれるところがある。
 しかし、一時帰国時の拠点がなくなり、本帰国が決まった時、
 住人が速やかに契約を解除してくれるかどうかわからない。
 誰かに定期的に空気の入れ替えなど、管理を頼むか、
 年に数回一時帰国するならば、その時にメンテを行う。

■子どもにとっては、家族一緒に暮らすことが一番。
 貴重な体験ができることは、子どもにとってもメリット。
 子どもは、現地で馴染むのも早いだろう。
 帰国子女は受検に有利な制度もある。
 日本人学校のレベルは高いし、塾もある。

■自身の仕事については、働き方や自身のキャリアについて、
 一度、考えてみる良い機会。

■現地生活についてはベトナムは、アジアの中でも、
 テロの心配があるヨーロッパと比べても、
 たいへん安全で安心な国。
 日本流生活を送るにも、ほとんどのものが手に入るし不自由ない。
 また、贅沢三昧をしなければ、
 日本で働くより待遇は良く、将来に必要なお金も貯蓄しやすい。

■駐在妻のコミュニティーは、噂されているほど、
 窮屈なものでも、閉鎖的なものでも、階級的なものでもなく、
 「類は友を呼ぶ」で、合う人と友達になる、グループに入る、
 合わないと感じたら、そっと遠ざかる、で大丈夫。

かくいう私も、駐在の奥様のコミュニティー「アオザイ会」に加入しています。
小さなお子様を持つママ友たちとは、やはり話が合いづらい。
同じような境遇の方とは、話がはずみます。

これ、日本だろうがベトナムだろうが、お付き合いって、そうですよね。

最近は駐在の奥様がたの年齢層も若くなっていますし、
いまどき、夫の会社や階級によるヒエラルキーが幅を利かせた、
「ドクターX、外科・内科妻の派閥争い」のような話は、聞きません。

いずれにせよ、夫に先に赴任してもらい、
落ち着いた頃に、自分も一度ベトナムを訪れて、
決めたらどうか?という回答も多い。

至極もっともです。



私がいちばん共感したのは。

「日本であれこれ、あなたや子どものことを悩んでいるより、
 心配なのは、夫のことです!!」


という回答が少なからず寄せられたこと。

初めての赴任、責任の重い仕事、上手く運ばない現場、
ベトナム人となかなか上手くコミュニケーションが取れない、
気候が合わない、食べ物が合わない、飲食物で当たった!

などなど、ストレスが極限に達する方もいらっしゃるでしょう。

夫の体と心の健康がまず、心配です。

そして…

ストレスを癒すため、
あるいは、日本とは違った開放的な土地柄からか、
心のスキに忍び込む現地女性の誘惑。

トラブルも後を絶たないようです。

もちろん、上手にやり過ごしていらっしゃる方もいらっしゃいますが、
現地で起業し、ベトナム人女性と結婚した日本人男性は、

「ほとんどの人が、ベトナム人女性と浮気や不倫をしている。
トラブルも多く、相談所でも開こうかな・・・」

本気なのか、冗談で仰っていたのか、分かりませんが…。

現地にいても、私は女性ですので、
あまりそのような話を直接聞くことはなく、

「ほとんどの日本人男性」が、そうなのかどうかは、
判断が付きかねるのですが…。



そして、ウェブで回答した殆どの人の結論は。

「家族は一緒に暮らすのがいちばん!」

でした。



レタントン通りのCJビルから撮影。Binh Thanh区を臨む。
左下、ベトナムの小学校など教育機関、奥に住宅街が密集している。

おすすめ全般

西へ、西へ、日本企業が進出しています。

ベトナムでも懇意にしていただいている日系企業が、
先ごろ、ルワンダに会社を設立しました。

そして、青年海外協力隊で二年間、
ルワンダの北に接するウガンダで活動していた、
その会社の社員が、日本に戻ってきました。

知人が関わると、がぜん興味が湧く、まだ見ぬ「アフリカ」。

足を運ぶのがいちばんですが、
なかなかそういうわけにもいかず、映画でお勉強♪

ベトナムではVPN経由で、TSUTAYAの動画配信が利用できます。

ですが、動画配信のコンテンツはまだまだ作品数が充実していなくて、
「ホテルルワンダ」は観られず。

「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年イギリス製作)
を観ました。



1970年代、ウガンダの独裁者イディ・アミンが、
独裁政治を行ってゆく過程で、
アミンと強い関わりを持ってしまった、
架空のイギリス人医師の目線を通して、
恐怖政治の裏側と、ウガンダの歴史的惨状を、
ダイナミックな脚色で描いたドラマです。

原作はジャイルズ・フォーデンの小説『スコットランドの黒い王様』。

アミンは、いわばスコットランドが己の利益によって据えられた「王様」で、
自らの理念と実力でもって政権を築いて来たわけではないことを、
誰よりもいちばん良く知っています。

前政権を支持する反対勢力の攻撃とテロに対抗するため、
大規模な虐殺を行い、それは罪のない人々にもおよびました。

そして身内の裏切りと暗殺におびえて、
側近であろうと、次々と粛清を行いました。

憎悪と孤独と恐怖が、人をこれほどまでにも残虐にするのか、
実話に基づいているためよけいに、
観ていて、ザラッとした嫌悪感を覚えます。

このアミンの恐怖と孤独と残虐さを見事に演じた
フォレスト・ウィテカー
『クライング・ゲーム』以来、大好きな俳優さんです。

ウィテカーはこの映画で、
この年のアメリカの主要映画賞の主演男優賞をほぼ独占し、
第64回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)、
第79回アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。



この映画を観ていて、
人の本能的な、究極の感情から引き起こされる行動には、
古今東西、それほど違いがないなと思うのです。

それは、世界の歴史を紐解いても、
どこの国の、どんな時代にも起こっていること。

親から継承した地位を、己の実力として世界に認めさせる、
そのためには、残虐な粛清も非道な手段も選ばない。
まさに、今現在、起こっていることですね。。。。
< September 2017 >
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセスカウンタ
プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」
試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh


■酒屋
 月曜日~日曜日 14-19
 ※水曜日定休日
■角打ち
 月曜日~金曜日 18-23(L.O)
 土曜日 14-23(L.O)
 日曜日 14-22(L.O)

★クレジットカード可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
QRコード
QRCODE
読者登録
Chúng tôi sẽ gửi những bài viết mới nhất đến địa chỉ email đăng ký. Xóa Tại đây
Số lượng người đọc hiện tại là 6 người