

ドンキホーテホールディングスが業務提携に向けて、
最終契約書を締結したのは先月のこと。
まだ、記憶に新しいのですが。
昨今日本では、コンビニ業界は飽和状態で行き詰まり、
続々と出店するのと入れ替わりに、次々と閉店に追い込まれています。
今期第四半期の純利益は、
セブン&アイ・ホールディングスは前年同期比▲22.1%。
ユニー・ファミリーマートホールディングスは、
買収したユニーの売上が貢献して前年比120%
ローソンはカウンターファストフードが好調で8.8%。
どこも苦戦していて、打開策として、
「アジア開拓」と「若年層戦略」だそうです。
そして新たに登場したのが、
【無人コンビニ!】
ゆったりとお買い物ができるように、店内のレイアウトを替えたり、
飲食ができるスペースを作ったり・・・の逆発想ですね。
でも、これまでの自販機と、どこが違うの?
ビジネスホテルには、おつまみの自販機があったけど、
あんな感じなら、別に目新しくない??
この無人コンビニの優れているのは、
商品によって「個別に温度管理ができる」ことだそう!
一方ファミリーマートでは、この自販機タイプの「無人コンビニ」を、
来年2月末までに3000台を設置するそうですが、
案外便利かも!

持ってこいかも知れない。
愛想が悪かろうが何だろうが、人が要らないんですもの。
コインがないベトナム通貨だけれど、今時、カードでキャッシュレス。
でも、設置場所を考慮しないと、盗まれる?
など、いろいろと、ない知恵絞って想像していたら…。
世界はもっと先端を行っている。

(記事は5月12日なので、古い情報ですが…)
「セブン-イレブン「ロッテタワーワールドスマート店」

「手のひら静脈認識」で、入店と、事前登録の銀行口座との決済ができるそうです。
また、ドローンで監視。盗難を防止。
レジは360度の自動スキャナを導入、
ベルトコンベアのレジ台に乗せられた商品のバーコードを読み取り、
瞬時にレジを済ませるのだそう。
商品価格の表示も「電子タグ」。
価格の修正や追加、管理も楽勝!
店内では、まったく、人を介さない。
まるで近未来映画か、スパイ映画を観ているみたい!
https://www.youtube.com/watch?v=MyHyFdtV5Do
従業員対象に試験的に開始、上半期内導入をめざしていたそうですが、
もう、導入されたのでしょうか??

高齢者の雇用対策と、温かみのある接客が受けているという。
超アナログ戦略だけれど、利便性と効率だけでは語れない、
「その店舗だけの強み」を、
無理なくできる範囲内で、どう見つけてゆくか…ですね。