【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

ART

突然、当店にお立ち寄りいただいてから早二週間…の、くまさん。
初ホーチミンの旅(リサーチ出張)で、連日、当店にお立ち寄りいただいた方は初めてです。

そして彼の一番の目的であった、「デジタルアート展@ソトチカ」が開催され、私もお邪魔してきました。

くまさんに関する記事はこちらから。

2024/04/24
【AIアートってかーんたん!?「Midjourney」で初お絵描き】
https://sake.vietnhat.tv/e56629.html

2024/04/23
【くまさんのデジタルアート展、始まりました。お客様の反応が面白い!@【蔵 KURA】】
https://sake.vietnhat.tv/e56625.html

2024/04/21
【「Youは何しにベトナムへ?」「枡」を持った風変わりな旅人アーティスト、ベトナム上陸】
https://sake.vietnhat.tv/e56607.html

ソトチカは進出支援企業が運営するレンタルオフィスですが、その会議室を借りてのプチ個展でした。

ほら、やっぱりモニターがある。
デジタルアートなのに、なにゆえ額装なのかと思ったのですが。
想定よりレンタル料が高かったようで。
ホーチミンではお安い額装で作品を展示されることになったそうです。
ですが額装店のオーナーさん、スタッフさんとも仲良くなって個展に来てくださったりと、
結果的にはA4サイズで額装した方が良かったかもですね。



※画像をクリックすると、会場内のようすが観られます。

くまさんのお話だと、ソトチカのビル内で働いている若いベトナム人の方たちなど、想像以上にお客様が多かったそうです。

みなさん、デジタルアートについては普段目にしているはずなのに。
あまり意識していないのか、驚きが多かったようです。
相変わらず「これは写真なのか?この風景は東京か?」という質問が多く。


※AIが想像するホーチミンの風景。

そういう意味では、風景画、アニメ、写真との合成など、いろんなタイプの作品が混在していたのは実験的で、
AIアートの可能性を発信するのには良かったと思います。





今度はぜひ、モニターでの個展も実現してください。
さらに音楽、動画、照明とのコラボレーションなど。
総合アートとして魅せることができれば、驚きも感動も増幅されること間違いありません。

10展の作品は、半分は欲しい方に差し上げ、半分は持ち帰る予定だったそうですが。
値段を付けた方が良いとアドバイスされ、1作品10万VNDにしたところ、瞬く間に全部売れてしまったそう。
額縁代にも及びませんが、値段を付けてもちゃんと売れるということが検証出来たようで良かったです。



私もこちら↑↑↑↑↑の風景画を購入しました。
いちばんベトナムっぽく、くまさんのベトナム上陸の記念ともなるからです。
ですが、この絵を欲しかったベトナム人の方も多かったようで。
(彼らは、自分の国の良さを外国人に発信してもらったり、形にしてもらうことを喜びます)
私がもらっちゃって、悪いことをしたなーと思いました。

良く良く絵を見ると、全体的に中国っぽく、看板の漢字もでたらめ。
まず、(私のAIにも)漢字を学習させなくてはw
当店スタッフのTuさんは「こんなバイク、ベトナムにはないし、台湾っぽいね」
ですが、架空のベトナムは、どこかノスタルジーを掻き立ててくれます。

一日限りの個展終了後、最後にまた、当店にお立ち寄りいただき。
彼はクアラルンプール経由で、マニラに旅立っていきました。

で、Insta見ていると、さっそくベトナムロスになっているようですw

また、戻って来てねー♪

ART

2024/04/23
【くまさんのデジタルアート展、始まりました。お客様の反応が面白い!@【蔵 KURA】】
https://sake.vietnhat.tv/e56625.html

引き続きプチ個展開催中~。
そして個展のお礼にと、くまさんから、AIアートを教えてもらいました。

【Midjourney】

まずはアプリをダウンロードします。
ついこないだまではフリーだったようですが。今は料金がかかります。
10US$也。
どれぐらい10ドルで利用できるかと言うと時間ではなく、使った分だけー。
ということなのですが、初めてなら、ベーシックコースから始めるのが良いでしょうとのことでした。

さて、登録をするのにベトナムの住所やら電話番号やら生年月日やら、いろいろと聞いてきます。
さらに本人認証がうるさくて、何度も「Youは人間か?」としつこくしつこく聞いてきます。
そういうお前こそ、人間ちゃうやろーと思いながら辛抱強く、「馬の絵」はどれ?とかに答えます。
本人認証のPINコードも結局、電話番号には送られてこず、ですがメールアドレスにちゃんと送られて来るので大丈夫。
しきりにコミュニティーに勧誘するのですが、それをかわしながら、お目当てのAIArt作成の画面にたどり着きます。

登録自体は簡単なんですが、くまさんが傍でサポートしてくれたからで、自分一人だと、
コミュニティーの勧誘はどうすれば良いの?
認証コードが送られてこないんだけど…と、手こずったと思います。

そして絵を作成するために、AIに伝えるキーワードの入力の仕方を教わりました。
まず「空」の絵を描いてみたのですが、イメージする絵のワードを一度にすべて入力しないと、
後から追加して、絵を完成するという感じではないようです。

次はくまさんのサポートなしに、ホーチミンらしさを表現したいと思い、
ランドマーク81の絵を描いてみました…が、どれもドバイみたいです。
確かにビンホームズのセントラルパークは「ベトナムのドバイ」という触れ込みですが。ちょっと違う。
色々とキーワードを工夫して、これ↓↓↓↓↓が完成形です。ランドマークっぽくなったかな?



次はアオザイ姿のお姉さんを描いてみたい。
ということで、キーワードを入れると…。



なんでやねん!私はすらっと立ち姿の長い髪のキレイな女性を思い浮かべたのに。。イメージとまるで違う!
このAIは、最初に入力した私の生年月日を考慮したのではないかと?w

「Beautiful girlとか、Young woman、とか入れたら良いよ」と教えてくれて。
くまさんが作画すると、とても素敵に!↓↓↓↓↓



色々と試してみると、やっとイメージにちょっとだけ近づいた感じですが。↓↓↓↓↓



ちょっと中国っぽいですね。何度やり直してもダメでしたので、また今度、チャレンジしてみます。

はい、次!ベトナムのオシャレなリゾートホテルの作画をしてみました。



マリオットホテルのようなリゾートホテルを描きたかったのですが…バリのウブドみたいになってしまいました。

次に、ワイングラスに注がれた日本酒を描いてみました。




なかなか良い感じです。

次は日本酒バーの絵を描いてみました。



なかなか良い感じですが、どこか古めかしい。
日本酒をリーチインショーケースに入れてませんしw
おまけに…



この絵にいたっては、もはやラベルの日本語も、赤い酒も、意味不明ですw

このアプリは天才だけれど、どこか世間知らずの子供のようで、愛おしくなってきました。
名前を付けることにしました。

「SORA」

エロティックでメタリックな質感や、メカニカルな造形で女性を描いたイラストレーション
「セクシーロボット Sexy Robot (1983, Genko-sha)」で一世を風靡し、
世界的に高く評価された「空山基(そらやま はじめ)」さんに因んで付けました。

さて。
こうして実際にやってみると、TikTokをはじめ、あちらこちらで見かけるイラストや絵の中に、
相当AIアートが使われているということに気づきました。
「これ、どこかで見たわ」的作品も多く。
独自のアート性やコンセプトがしっかりしていない絵の数々はもはや「アート」「表現」と言うより、
生活の中のイラスト、デザインの範疇かなと思います。

そして無料ストックフォトや無料ストックイラストで、欲しい写真やイラストがないことが多く。
そんな場合は、自分で作った方が楽しいし、よりイメージに近づくなとも思いました。

ART

突然、当店にやって来た謎の旅人については、二日前に記事を書きました。

2024/04/21
【「Youは何しにベトナムへ?」「枡」を持った風変わりな旅人アーティスト、ベトナム上陸】
https://sake.vietnhat.tv/e56607.html

「くまさん」がベトナムに初上陸してから、はや一週間になります。
急遽、当店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopでも「くまさん」のデジタルアート展を開くことになりました!
4月27日(土)まで。時間18:00-23:00。

「ポートフォリオ持ってますよね?それ、You Tubeにアップして」
あい変わらずの無茶振りでも何のその、すぐに当店用に作品動画を作ってもらいました。
今週の木曜日にソトチカで個展があり、こちらはリアルなので額装やポスターの準備で忙しいというのに…。
ありがとうございました。
※作品の解像度が低いため、画像だと粗くなってしまいました。すみません。



さて、お客様の反応は?

「あ、これ、ベトナムだよね?どこだろー、こういう風景を観るには、相当ヘムん中とか入らないとダメだよね」



っていうか、先週ホーチミンに来たばかりで祝日でもないのに、
軒先に金星紅旗が掲げられ、ホイアンのような提灯がぶら下がっている絵は、現実的にはあり得ません。

「これはAIで一から作った画像で、写真をもとにしたものではありません」

と説明するのですが。

「このモデルは誰?あ、ここは大阪だよね」



ですからモデルはいませんし、仮想空間ですって。

ですが確かに、頭に思い描いたイメージは作者「くまさん」のこれまで生きて来た経験則の中から生まれて来たわけで。
それに近いものが具現化されていることには間違いありません。

昨日は急遽、準備してもらったので、一枚一枚の尺がまちまちだったり。
小さすぎる作品があったり。
「見せ方」の完成度はあまり高くありませんが。
一つ一つの作品は素晴らしいです。

またお客様の属性から、アニメはアニメ、風景は風景とカテゴライズした方が良いなと思いました。
油絵風の重厚な風景画のあとに、アニメのロリコン系が登場すると、格が下がるように思われるようです。

というようなことを、お酒を飲みながら、自分の「スキ!」を見つけ、
(作家さんがいないところでw)好き勝手に講釈するのは、案外楽しいもののようで。

好評でした!!

その後、クリエーターのくまさん登場。

AIアートのやり方を教えてもらいました。
操作は難しくありません。
難しいのは、自分のイメージをどう短いワードで的確に伝えてゆくかと言うことです。

と言うわけで。
ご来店の少ない月曜日。
お客様のいらっしゃらないことを良いことに、二時間近く二人それぞれが無言で作品づくりw

そして最近、私がTikTokでハマっている「Liber」もAI Artistだと初めて認識しました。
お店で掛けているChill音楽の背景も、良く考えたらAI Artでは?
すると、くまさん、さっそく、同じようなラグジュアリーホテルの一室、インフィニティープールの向こうは海!
のような絵を作ってくれました…が、どこかChillっぽくなく。
くまさんのパーソナリティーを反映してか、ジブリ風の癒しの森系になっています。

日本ではそろそろAI Artは飽和状態になっていて、著作権、肖像権などいろんな問題が浮上してきて。
自由にやれるのは、今のうち!とのこと。

ですがベトナムはまだ手付かずの市場だね、と意見は一致。

昨年のインスタレーションでさえ、搬入時でこのすったもんだ!ですもの。

2023/10/11
【ベトナムでのアートはどうよ。作品の一部を頂きました@友井隆之さん】
https://sake.vietnhat.tv/e55614.html

--------------------To be continued

ART

9/30まで日越外交関係樹立50周年記念で、
ホーチミン市美術館で開催されていた展覧会「Autumn Colors」。

2023/09/27
【展覧会「Autumn Colors」@ホーチミン市美術館】
https://sake.vietnhat.tv/e55566.html

最終日に、搬出を終えたアーティストさんたち、
友井隆之氏、大野知英氏、佐野能久氏が再び、
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopを訪ねてくださいました。

帰国前にあちらこちらお礼参りをされているようで、
短時間のご来店でしたが、いろいろとお話をお伺いすることができました。

ブログにもありますように例に漏れずベトナムでも、
展示に関しましては色々とご苦労があったようで。
私は、材料などの持込みの問題かと思っていたのですが。
画材、素材等は(慣れていらっしゃるので)コンパクトにまとめて、ハンドキャリーでスルーだったそうです。

ところがそれを搬入する段になって、当の館長から
「これは一体、何なんだ?君たちはいったい誰なんだ」
と立ちはだかる。

作品をご覧になっていただければ分かるのですが、「捨てられたゴミ」でインスタレーションを作るのですから。
使用済みのペットボトルやら錆びた鉄くずなど、美術館に持ち込まれたらさぞ、驚かれることでしょう。

ベトナムではまだ「インスタレーション」アートは珍しく、新しいアートはほぼこれからと言ったところでしょう。
私も美術館をくまなく見て回って。
まだ油絵等の古い手法の物が多く、現代アートの作品は極わずか。

日本からのアーティストの皆様は、館長の頑なな態度に、「ああ、そこからか…」と落胆したものの。
間に入ってとりなしてくれたベトナム人のおかげで、ギリギリ搬入が間に合ったそうです。

いざ開幕してみると、三人の日本人アーティストの作品が人気で、人だかり。
これが同じ人かと思うぐらい、館長は始終笑顔だったそうです。

私もそのお話を聞いて、私自身のフォト・インスタレーションの作品をもし展示するとなると、まずヌード作品は無理だなと。

「アートは魂の解放だ!と伝えましたよ」

と友井さんはおっしゃるけれど、この社会主義国で、
若い人々には容易に理解はできても、お硬いところでは難しいのかなと思います。

さてコスチュームアーティストの大野知英さんが、じっと当店の壁を見つめています。

「あれは、何?」

華道家の島津さんの作品だと言うと、とても気に入られたみたいで。
やっぱりアーティスト同士、惹かれる物があるのだなぁと思いました。

作品はみな、日本に持ち帰らず、手伝ってくれたり、支援・応援してくださった方たちにプレゼントされたそうです。
(私も欲しかったのにな…)と言う心の声が聞こえたかのように。

「はい、これ」

私がもっとも気に入った友井さんの「鉄」のインスタレーションの一片をくださったのです!

感激!

今、当店のテーブルの上に飾ってあります♪


ART

昨日、ホーチミン市美術館に展覧会を見に行った話を投稿しましたが。

Wed.Sep.27
【展覧会「Autumn Colors」@ホーチミン市美術館】
https://sake.vietnhat.tv/e55566.html

先日、作家さんたちが当店にいらした時、たまたま居合わせたお客様が
「美術館って、行ったことないなぁ」
と仰って、
「あらまあ、あなたたち、○年もホーチミンにいて、美術館に行ったことないの?」
と、作家さんたちに呆れられておりました。

私も一緒になって「あらまあ」という顔をしていたのですが…
実は私も行ったことがなくw

東京では、上野の都立美術館、六本木の国立新美術館、銀座のギャラリーなど。
作家側としてたびたび出入りしておりましたが。
ホーチミンに来てからは、一度も訪れたことがありませんでした。

そこで今回を機に、常設展も、古代博物館もすべて観て回りました。
入場料は3万VNDです。



館内はセキュリティーがゆるゆるで、展示されていない場所に迷い込もうが、
写真を撮ろうが(フラッシュは禁止です)、
作品に触ろうが(本当はいけません。止めてくださいね)、
まったく咎められません。

日本と違って若い人が多く、グループ、カップル、などなど。
平日の昼下がりでも、結構、拝観者は多く。
さらにフランス統治時代に建てられたコロニアル建築の美術館は建物自体が美しく。


※時代を感じさせるエレベータ。現在は使われていません。

インスタ映えのスポットがそこらじゅうにあり、そこらじゅうで写真を撮っています。
作品や建物の写真じゃなくて、撮りたいのは自分たちのポートレイトなのねw


※彼女が美しくて、ついシャッターを切ってしまいましたw

建物を取り囲む回廊の小部屋にもびっしり展示されており、
観て回るのには結構時間が掛かります。



一階は現代アートが多く。


※この部屋の作品が、すべての作品の中で、いちばんのお気に入りでした。

二階は戦争を描写した作品が多く。

回廊を周り切った奥の部屋では、映像で収蔵作品が紹介されていました。



三階は個々のアーティストの作品が展示されています。





敷地内いちばん奥には、博物館があり、発掘された古代の遺跡や仏像などが展示されています。
仏像の多くは損傷がひどく、腕のないものはまだよく、首がないもの、首を切られているようなものなど。
プノンペンの博物館で観たのと同様の仏像が多く、この地が過酷な歴史を歩んできたことを髣髴とさせています。



さて、館内はエアコンがなく、天井に設置された大きなファンだけで。
また館内にカフェでもあれば一息ついてまたゆっくり回れるのでしょうが。
あいにく外にカフェがあるきり。
このあたりの整備が進めば、もっと多くの方が美術館を訪れるのではないでしょうか。

ART

日越外交関係樹立50周年記念の一環で、ホーチミン市美術館で開催されている
展覧会「Autumn Colors」を観に行ってきました。

先日、この展覧会がベトナムのメディアに報道されたことについては、ブログに書きました。

Sat.Sep.23
【日本の現代アーティストがベトナムに「もったいない」の精神を伝える@ホーチミン市美術館】
https://sake.vietnhat.tv/e55559.html

美術館の入場料は30,000vndで、企画展、常設展、古代博物館の全館が拝観できます。



さて、「Autumn Colors」ですが、友井隆之氏、大野知英氏、佐野能久氏
三人の日本人と16人のベトナム人アーティストによる133点の作品が展示されています。

久しぶりのアート鑑賞で、溢れる感性に触れ、みずみずしい感情が広がります。

アート鑑賞も日本酒の試飲も似ているところがあって、何かを汲み取ろうとすることも、解釈しようとすることも無用で。
「自分の好き」を見つけ、その「好き」に浸り、酔いしれること。

ベトナム人アーティストたちの作品は、ベトナムらしい南国のアンニュイさを漂わせつつも、
原色やゴールド使いの強いパッションが弾けている作品が多いように思います。

その中で見つけた一点。
「私の好き」です。
驚いたことに、作品のネームカードに、作家さんの電話番号が書かれてあるのですね。
いつかどこかでお会いできるようにと、写真を撮る。



さてかなりの作品群を観て、一番奥の部屋に、日本人アーティストたちの作品が展示されています。

日常で廃棄されるものたちに、アートという新しい息吹と使命が与えられた作品群。
社会的課題を、アートという行為で表現し、示す。
部屋全体がコンセプチュアルで、統一されています。

先ほどの「好き」の定義から言うと、友井さんの鉄クズのアートがお気に入りです。
自分の部屋に飾り、照明を当て、朝に夕に眺めていたい。





佐野さんの作品は、奈良町のギャラリー勇斎さんでも拝見したことがあるのですが。
美術館という空間の中で観ると圧巻で。
この全て色形の揃ったペットボトルを、このベトナムで短期間に調達したとは考えにくく。
どうされたのかしらと、そのご苦労がしのばれます。


※上記メディア記事より拝借

大野さんの衣装の作品は大変ユニークで。


※上記メディア記事より拝借

私はかつて舞台衣裳の写真撮影をさせて頂いたこともあることから興味が湧き、
大野知英さんの作品を、ホームページ上で鑑賞させて頂き、その幻想的な作品群に魅了されました。


※大野知英さんのホームページから拝借しております。

展覧会がきっかけで、その作家を知り、ファンになるという事も、嬉しい出会いです。

ART

日越外交関係樹立50周年記念の一環として、
Nguyen Đoc (グエン・ドクさん、ベトちゃんドクちゃんの、弟さん)が縁となって、
ホーチミン市のベトナム日本友好協会がナンマイアーティストクラブと協力して、
主催した展覧会が、ホーチミン市美術館において9/30まで開催されています。

ホーチミン市美術館
No.97A Pho Duc Chinh

日本人アーティスト友井隆之氏、大野知英氏、佐野能久氏、3名による
「廃棄物から音を聴く」という共通テーマで表現された現代作品「Autumn Colors」。
加えてベトナム人アーティスト16名による様々なジャンルの作品133点が展示されています。



その作品のようすがこちらに掲載されました。

https://phunuvietnam.vn/nghe-si-duong-dai-nhat-ban-mang-tinh-than-mottainai-den-viet-nam-20230921234753496.htm

佐野さんの作品には、もう何年前でしょうか?奈良町の「ギャラリー勇斎」さんで初めて出会いました。
今回、ギャラリーオーナー山中千恵子さんのご紹介で、他のアーティスト2名の方とご一緒に、
ホーチミンの当店にお立ち寄りくださったのは7月2日のことでした。

【ギャラリー勇斎】は、
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopのモデルである角打ち「なら泉勇斎」と
一つの蔵の中に併設されているギャラリーです。

千恵子さんは「なら泉勇斎」のマスター研ちゃんのお母様。
お茶会に招いてくださったり、たいへん懇意にしていただいておりました。

今回は初のベトナムでの展覧会ということもあり、
会場で組み立てる作品の画材や、
ワークショップで使う素材を運ぶにはどうすれば良いかと言うご相談がございました。
私にはお応えできませんので、ビジネスパートナーの物流会社さんにご相談したところ。

ベトナム国内に持ち込むに当たり、さまざまな制約があることを知り、
その細かく厳しい条件に驚きました。

ですが海外展示の経験の豊富な三人のアーティストさんたちは、
「まだ楽な方だよね♪」と
ご自分たちで課題をクリアされたと、Facebookに投稿されていました。

また昨日、ふたたび当店にご来店くださり、
「僕たちはエントリーしていなかったのに」
サイゴンオペラハウスで開催された50周年の記念式典に出席されたようすや、
ベトナムの国民的歌手の方(NGUYỄN PHI HÙNG氏)と会食なさった話など、
楽しそうに話しておられました。

まさに、アートが繋ぐ友好関係ですね。

日本のアーティストのみなさま、どんどんベトナムに、
海外に出て、表現活動をしてください。

微々力ながら、応援いたします。
< May 2025 >
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SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

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