【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

おすすめ(飲食店)

日曜日、お二人連れでご来店くださった二組のお客様はそれぞれ日本人の方たちで。
飲食店さんについてお話になられた内容が興味深かったので書いてみました。
どちらも多くの経験値からの知見が豊富で、舌が肥えていらっしゃいます。

お一人の方は関東の方で、飲食店さんの感想をSMSで展開していらっしゃるグルメな方。

数ほどある中で、お店を選ぶ基準に良く「クチコミ評価」を利用される方は多いと思いますが。
「点数」はほとんどアテにならないそうです。

たとえば、あるお蕎麦屋さんは「河内鶏」を使った夜のおまかせが絶品なんだそうですが。
昼のランチ(たとえば親子丼など)を食べたお客様が3とか4とか付けている。
なので点数や星の数より、コメントを読む方が参考になるのだそうです。

また「食べログ」はまだしも、「Google」の★はあまりアテにならないそうで。
利用者が多い都心の飲食店さんは比較的点数が低く、飲食店の軒数が少ない地方に行くと、
地元票・身内票というか、点数が高くなる傾向にあるため、
確かにその地域では美味しいのかも知れないけれど、客観的な評価にはならないとのこと。

また面白い意見としては。

庭があって、植物に凝っている店構えの店(特に鮨、小料理、割烹など)は、美味しくないそうです。
余計なところに力が入っていて、そのエネルギーと資金を料理に集中すべき。
特に料理長でない人(家族経営の場合、奥さん)の口出しが散見される店は美味しくない。
店構えはシンプルで、暖簾や小さな表札、行灯だけで良い。
そういう店が美味しい。
デカい看板など、「俺が、俺が」的な造りの店はダメ。

そういえば、ホーチミンでも皆様から評判のおまかせ鮨のお店は、
黒壁の角に小さく黒地の表札が彫られているだけなので、見過ごされる方も多い中、
「ホーチミンで一番美味しい店」として名前を挙げられる方が多いです。
私は女将さんの接客も素晴らしいと思います。(相澤)

また白壁に小さな照明で店名が浮かび上がり、白い暖簾が小粋なお鮨屋さんも、
おすすめされる方が多いです。
大将の笑顔とお人柄、話術が楽しいという声も高いです。(作)

日本では、古い日本家屋を利用した日本庭園がある老舗店など、
雰囲気が良くて美味しく、評判の高い店がありますが。

ベトナムで日本庭園を真似て誂えた日本食店は、店構え、料理、いずれもインスタ映えはしますが、
お味、接客ともども、微妙だと思います。

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もうお一人は関西の方で、接待での飲食店利用が多い方。

「トイレにベトナムのトイレ(便器)使っているところは一流になれない」

トイレがキレイな店は良い、というお声は多いですが。
便器まで限定されるのは、目からウロコ。

ふたがポップアップ式で暖房便座のウォシュレット、トイレ内にアロマと観葉植物が置かれ。
日本人の方たちの間で
「ベトナムでこのトイレはすごい!」と評判になったお店があります(BARRIO)。
ウォシュレットは最近、ベトナムでも珍しくないですが、ポップアップ式の蓋は珍しい。



そういわれてから当店のトイレを確認しましたが…。
INAXでした。
居抜きですので、以前、ここでカフェを経営していたICSさんが日本製にされたのですね。

おすすめ(飲食店)

Pham Viet Chanhの鮨処「作」さんまでは日本人御用達の店が林立している感じですが、
そこから右側(奥)は、「ムテキ (広島お好み焼き・鉄板焼き)」さんだけが日本食店で、
日本人が経営しているバー「birdy」も「Hot Rod Garage SaiGon Sakaba」も欧米人客が多く、
無国籍なエリアです。

その道の突き当りにあるのが。

Bar【Legato】

https://www.barlegato.com/

以前に一度、当店のネームカードを置かせていただく件で、
スタッフさんとお話をさせていただいた時に中を拝見したのですが。
今回、初めてお伺いしました。

本格的なバーです。
韓国の方が経営者とお聞きしています。

三人でお伺いしましたが、日本人は私たちだけ。
9時前でしたので店内はカウンターに数人だけでしたが、10時を過ぎてくると、
月曜日だと言うのに次々とお客様が訪れ、カウンター席は埋まり、テーブル席にも若い男女のグループ客が。

みなさん、そこそこオシャレにしていらして、女性二人のお客様はちょっとドレスアップ。

欧米人は少なくて、ベトナム人、東アジア人のお客様がほとんどとお見受けしました
(私には区別がつきづらいのですが)。

こんな中に、黒のスラックスに白シャツ、パソコンの入ったバックパックといういかにもサラリーマン的いで立ちや、
Tシャツに短パン、サンダル履きと言う恰好も浮いて見えますね。

バーテンダーさんはテキパキしていて、適宜なフレンドリーさで居心地が良いです。



傍らに小さなステージがあって、時々ジャズなどの生演奏が行われ、いつも満席だそうです。

ご一緒した方は家具を扱うお仕事の方でしたので、
店舗内装の調度品、設えがセンスが良く高級で素晴らしいと目利きしておられました。

決してお安くはないこういうオシャレなお店に、20代~30代の若者が中心となって集まり、
交遊を広げ、文化を形成してゆく時代のホーチミンに今、いるのだなと、改めて思うのでした。

おすすめ(飲食店)

Pham Viet Chanhのハッピーラーメンさんとフォー屋さんの間の路地を入ると突き当り。

【Fujiyama】



前々から当店のお客様から「美味しい」と評判を聞いてから、行きたい、行きたいと思いつつ。
やっと行けました!

お店は18時から、翌日の午前3時まで営業しています。

店内はとても可愛いと言うか、ファンキーというか。
レストランあり、バーあり、(カラオケも最近置いたらしい)。
掛かっている音楽はロックをはじめ洋楽がモニターで楽しめ。
オーナーシェフのKOJIMAさんのこだわり満載の、楽しいお店です。

友達とワイワイ、一人で楽しく過ごしたい人におすすめです。




※お料理が美味しいと聞いていましたが。
シェフいちおしの「牛すね肉の赤ワイン煮込み」(38万VND)は絶品。


※ホタテのカルパッチョ。スライスした黄パプリカと良くなじんで、美味しい。
 お料理数品と、ビール1本が8時までのハッピータイムで注文できます。


※私たちは最初から赤ワインを注文しましたので。
(赤、白ともにボトルのみ扱っています)


※とりあえずは、ハムの盛り合わせで他の料理を待つ。


※お通しに、なんと、カラスミが!嬉しいです。


※ポテトとトマトのチーズ焼き

ご一緒した方が「蓬莱泉 空」を所蔵していらしたので。
事前にオーナーさんにお断りして、1本だけ、持ち込みをさせていただきました。
(持ち込み料は無料でしたが、節度を持って持ち込みましょう)

また、その日はたまたまオーナーさんがお出かけしないといけない日だったようで。
スタッフさんだけで対応してくださったのですが。
みなさん日本語が話せるようで、気さくでフレンドリー、良く気が付く対応で、とても居心地が良かったです。

今度はお店の営業が終わってから、11時過ぎに独りでお伺いしたいです。

おすすめ(飲食店)

年に数回、ベトナムに仕事やプライベートで来られる建築関係の会社を経営していらっしゃる東京のN社長さんと。
タイバンルン通りのフレンチレストラン【Le Jardin(ル・ジャルダン)】でランチをすることに。

今回もベトナムの隠れた名所を回り民泊に宿泊、国際色も豊かな「旅友」たちと旅を楽しんでこられたようで。

ちょうどその朝、日経新聞で
[新連載]ファストリ柳井氏の改心 猛烈一転「休みを取らないのは罪悪」
休めニッポン【1】
を読みました。
私自身、働き方を見直し、毎日自分の時間をしっかり取るようにして3か月が経ちましたが。
この記事を読んで、はたして「休み」は取れているだろうかと自問自答していたところでした。

また今後のことについて、どう舵を切ってゆこうか。
結局自分で決めることだし、これまでもずっとそうして来たので、
「自他確認」という名の、背中の後押しをして欲しいと思っていたところ。

N社長からは会社のこれまでの経緯や現在の状況、将来の展望について、
貴重なお話をお伺いすることができました。

イチローの「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」を例に挙げて。
「あれこれ事業をやってきたが、本丸の仕事をきっちりしようと反省した」

すでに継承に関しては道筋が出来ておられるようで
「今の従業員にしっかり退職金が出せるまで頑張りたい」
とのこと。

また資金繰りについては、経営していると誰もが悩むところですが、
それについても、実践しておられるある方法を教えていただきました。
賛否両論があるとは思いますが。
要は「お金は大切なことの一つだけれど、お金に煩わされ、振り回されてはいけない」ということ。

たいへん学ぶとともに、心もお腹も満たされて、スッキリした気分に!

ありがとうございました。



砂肝が入っているサラダは、濃厚なドレッシングとともにサラダ苦手の私にも満足感が高い。



ムール貝、いっぱい♪このスープにパンを浸して食べると二倍美味しい!



アヒルのコンフィはホロホロと柔らかく、奥深い旨味が、薄味でクリーミーなマッシュポテトと良く合います。

ハウスワインの白1デキャンタ、赤2デキャンタ、昼間なのでボトル1本を二人で開けたぐらいでちょうど良い。
緑に囲まれたお庭の席は開放的で、扇風機で風を送っていだけなのに、暑く感じません。

Le Jardinさんはランチタイムの14時が過ぎても、お客様がいらっしゃる間は「追い出し」に掛かりません。
別のテーブルでは6人ほどのフランス人の方たちが、食事は済んだのにワインだけでずっと話をしていていらして。
さすが「食事時間の長さは世界一!」と言われるフランスです。
おかげで私たちもゆっくりすることができました。

おすすめ(飲食店)

以前一階がバー、上にヘアサロンがあったPham Viet Chanh通りに面した、
ご近所のビルの角にできたハッピーラーメン。
横の路地を挟んで昔(私が来た2015年)からある人気フォー屋さん。
路地を入って突き当りに「FUJIYAMA(日本食レストラン)」があります。



オープンするまでワクワクして「いつからオープンしますか?」と、
工事中のお店の前にいた、スタッフらしき人に聞いていたのに。
3/24にオープンしてから約3か月ほどして初ハッピーラーメン。

ビンズン省で「絶品」と噂の、ベトナム人経営のラーメン屋さんの7号店。
麺は自家製麺を使用しています。

私は味噌ラーメンを注文しました。
麺は縮れた太めの麺。
私の苦手な麺なのですが、塩ラーメンは細麺という記事を読んだので、変えているのですね。
つけ麺はまっすぐな太麺ですし。
最近はざる蕎麦も始めたようで。
製麺機があるため、いろんな種類の麺が提供できるというのは強みですね。



もちもちっとしたコシのある麺です。
スープは「もう少しコクがあった方が」と思わぬではありませんが、最後まで飲むとちょうど良い加減に思えてきます。

煮卵はもう少ししっかり味が付いていた方がと思うのですが、別の記事では「しっかり味が付いて辛すぎる」との指摘があったので。
調整したのかも知れません。

お楽しみのチャーシューはちょっと脂っこすぎます。

ホウレンソウやもやしなどのお野菜もしっかり入っていて、135,000VND。
量的にも少なめでお手頃価格、餃子や他のおつまみでも頼もうかと言う気になります。

他の席では餃子やその他一品など摘まみながらビールを飲んでいますし、
後から来たお客様は座るなり「マーボー丼」を注文していました。
ラーメン一本!のお店も良いですが、別の料理も楽しめて飲めるのも良いですね。

チャーハンも美味しいらしいし、メニューにはトンカツ、レバニラ炒めなどもあるし、
私としては、次は「土鍋つけ麺(味噌バター)」「ワンタン塩ラーメン」を食べてみたい。
Capichiでデリバリーもやっているようです。

おすすめ(飲食店)

関西国際空港がリニューアルオープンして、早6か月が過ぎましたが。

リニューアルオープンしてから毎回、KIXでお買い物したり、お食事を楽しんだりしています♪
以前ならギリギリに到着⇒シャトルで即搭乗ゲートへ⇒狭くてショボいラウンジでしばし搭乗を待つ。
でしたが。
今では前泊することで⇒3時間前にオンラインチェックイン⇒保安検査・入国審査を10分で済ませたら⇒さあKIXを楽しもう!!!

お土産など買い物をして、まっすぐにGo!

■KIX BEER(泉佐野ブルーイング)
https://www.kansai-airport.or.jp/shop-and-dine/dine/d093

多くのゲートが右側にあるのに対して、KIX BEERは左側にあるので、まだご存じないという方もいらっしゃるのでは?



まずは朝の一杯、ビール(アンバービール)で目覚まし(時刻は朝の8時10分)



メニューはこちら。







この日は、社長の許 校沿さんが、アテをご用意してくださっていたようでして。
アテって…豪華すぎるでしょ!



大トロは、許社長が目利きをして仕入れられ、このKIX BEER関空店内で捌いていらっしゃるようです。
トロって、脂っこすぎて…と思ったのですが。
しっかり脂が乗っているのに上品な旨味と甘みが、アンバービールにとても合います。

さらにウニ丼も出していただきました。

京都伏見は「山本本家」さんの【神聖】の純米大吟醸を注文、堪能させていただきました。

山本本家
https://yamamotohonke.jp/

その前に寄ったお酒売り場では「神聖」コーナーがあり、毎回おすすめしてくれるスタッフさんによると、
今、ここに置いてある価格3,000円~10,000円以上の価格帯の日本酒は、
この後、お立ち寄りになるであろう韓国人のお客様で完売になるそうです。
またマレーシア人の方が700,000円以上買った、シンガポール人の方が72本買ったと、何ともバブリーなお話です。
私も木箱入りを一本、購入しました。



※KIX BEERさんは当店でクラフトビールのプロモーションさせていただいたことがあります。
 そして私と許社長とは大学の先輩・後輩にあたります(山本本家の山本晃嗣さんとも)。
 そのご縁から、その後もご懇意にさせていただいており、誠にありがたいことです。
 一時的ではありましたが、その後もお客様から「アレ(KIX BEER)はないの?」とお尋ねがございます。
 ですがあいにく、ベトナムにはまだ正式輸入はされておりません。

昨日KIX BEER店内では、別のテーブルで7人ぐらいの日本人の方たちが賑やかにビールを飲んでいらしたのですが。
店舗は細長い造りなので他のお客様が気になりませんし、
両側に出入口があるので、スーツケースを持っていたとしても出入りしやすい設計になっています。
また壁面があるだけで、通路側の歩行者の喧騒が遮断されて静かです。
シンプルでシックな内装で落ち着く空間です。

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月森、一時帰国より昨日21日(金)に戻ってまいりました。
また今日22日(土)より、角打ちにて。よろしくお願い申し上げます。

おすすめ(飲食店)

Pham Viet Chanh通りのミニストップの隣の隣ぐらいに、新しくオープンした
炭火焼鳥と旬のお魚「TETSU」。

仙台からいらした居酒屋さんで、東京や地元以外の地域で手広く飲食店をされていた社長さんが、
コロナで4店舗閉店し、新たにベトナムへ!と、
当店と懇意にしていたコンサルタントさんと一緒にご来店されたのは昨年のことでした。

それからあちらこちらリサーチされたようで、そのたびに律儀に当店にお立ち寄りくださり。
一か月前に、社長・板長の佐々木さんがいらして。

昨日、やっとプレオープンの運びとなりました。

昨日のご挨拶によると、やはり外資半分入っていると申請事項など伸びるのですかね、と
本来ならもう少し早いオープンでしたが…とベトナムあるあるな話をされておられました。

さて、昨日は関係者20名をお招きしてのプレオープンということで、私もなぜかご相伴に預かり。
しかも、ボトル売りの日本酒や赤ワインを、グラスで飲ませていただくという!
いつもながら、厚かましいリクエストにもお答えいただき。
誠にありがとうございました。

店舗デザインはdcaさんで。
日本らしいデザイン、上品で風格のあるお店に仕上がっておりました。



1階はカウンターと四人掛けテーブル2席、二人掛けテーブル3席みたいな感じでしょうか。
2階は10名様の2部屋、仕切りを取り外すと20名様のお部屋になるそうで。
1~2階で45名様定員の、少し大きめのお箱です。

メニューは新鮮なお刺身と、炭火焼がメインで、一品も充実しています。
焼き鳥は言うまでもなく、モツァレラチーズとカマンベールチーズ+蜂蜜が美味しい。








「TETSU」の一押し、トロたく。

味付けは全体的に薄味です。
甘辛く濃い九州勢とは真逆で優しいお味ですが、
南国ホーチミンにいると水分を余計に取るのと、お酒が進みますので、
関西人の私には、もう少し「コク」のある味付けでも良いのかなと思います。

お酒はビール、ハイボール、焼酎、韓国のお酒、ワイン、そして日本酒と、全方位網羅している感じですが。

日本酒がどこにも「あるある」な銘柄で、しかもボトル売りなのが残念です。

今日、5/17(金)、グランドオープンです!!

当店からも、スタッフとお客様とでさっそくお伺いいたします!

おすすめ(飲食店)

最近、QRコードによるメニュー注文が増えてきているホーチミンの飲食店さん。

もちろん一覧できる写真メニューも用意しています。

私的には、これ、とても良いなーと思います。

もちろん、店の形態にもよります。

高級なお店やカウンターだけのお店で、お店の方と対面でお話するのもお店の売りの一つというような店で。
QRメニューのみの対応だったら、ドン引きするでしょう。

ですが、ファストフード的なお店や居酒屋さんとかだったら、QRメニューで良い、QRメニューの方が便利と思う昨今です。

なぜなら、先日一時帰国の日本で、お酒の名前を言おうとしたら「番号で言ってください!」
と私の注文に被せるように言った日本人スタッフ。
これ、すごく失礼だと思いますし、120種類ぐらいの日本酒のメニュー、覚えるべきだし。
銘柄を言ってから、確認のために番号を聞くのは良いとしても。
鼻から「番号で!」というのはいかがなものか。

みたいなストレス、感じなくて済みますもの。

ホーチミンでもしかり。

■忙しくなってくると、呼んでもなかなか来なかったり、
言語の都合で注文が聞き取れず何度も聞き返されたり、
「復唱します」で時間を取られたり。

■とりあえず飲み物だけ注文したいとき、一品だけ追加したいとき、
 「とりあえず」なのに、メニューを下げようとしたり、
 一品だけで呼ぶのは申し訳ないような気がちょこっとする。

■迷いながら注文するとき、その間、スタッフさんをそこに待たせておくのが気まずい。

などなど。

色々と気を使ったり、イラっとしたり。

QRだと、自分たちの都合で一品からでもすぐに注文できますし。
スタッフとのやり取りでのストレスがないし。
実際に出てきたら違う料理だったというミスも減るだろうし。
最後のお会計も明朗会計。
みんなでワイのワイのと割り勘で出し合ってから、初めてスタッフを呼んで「はい」と渡すこともできる。

と思っているのですが。

今度、新しくできる居酒屋さん。
結構席数も多いです。
「メニューはQRにされますか?」とお聞きすると。

「QRは日本では不評なので、取り入れません」とのことでした。

理由は

「まずスマホを持っていないお客様」
「お年寄りが使えない」
「味気ない、店員さんとのやり取りが楽しい」

ということで、せっかく普及したQRメニューを辞めるお店が増えているのだそうです。

スマホを持っていないお客様には、店員のスマホで代わりに操作する。

「お年寄りが」というのはしかりで、一時帰国の時にご年配のご婦人方が、
「私ら、こんなん、できひんわ。あんた、ちょっと注文、取ってちょうだい!(怒)」って怒ってましたけど。
そういう方の場合は、スタッフさんが注文を聞いてあげれば良いと思います。

「楽しい」「面白い」と思えるようなスタッフさんがいれば話は別。
看板スタッフとして、お客様と大いにコミュニケーションすれば良いと思います。

特にお鮨屋さんの場合、板長、板前さんたちとのやり取りは、訪れる楽しみの一つです。
そんなに鮨屋さん、たくさん知ってるわけじゃありませんが。
だから数少ない中から言えることかも知れませんが。
私の中で、ホーチミン内で話をしたい板長さんはPham Viet Chanh「作」の「渡瀬」さん。
ミラノで握っていらしたので、イタリアの話やイタリアのお客様はどうか、
当店にもイタリア人のお客様が良くいらっしゃるので、興味津々です。

というわけで。

今はまだいろんなことが過渡期、移行期で、問題が多々あるとは思いますが。
どちらか一方しか使えないということではなく、当分はどちらも使えるようにしてはどうでしょう。

さらにQRの普及が、単なる「人手不足解消」「店側の都合」という理由からだけではなく、
それ自体が「面白い」「楽しい」コンテンツとして提供できるようになったら、
もっと広がると思います。

いっそのこと、ロボットもどう?
画像をクリックすると、動画が流れます。



※実はこの方は、人間です(中国)。
 プロのダンサーさんで、このレストランのオーナーさんです。
 すごいですよね。
 このサービスは…。

おすすめ(飲食店)

いつものように当店の閉店後、サービスアパートメントに帰る途中。
「おーい!」と呼び止められてびっくりしました。

見ると、突然!出現したバー。

【90K Cocktail】

簡易テーブルとチェアーが、このあたり一帯の駐車場=すなわち私のサービスアパートメントの斜め前あたりに、わらわらっと出されて。
どこの国籍とも判然としない人たちがわらわらわらっと屯して、時間が経つのも忘れてのんびり飲んでいます。
いかにもホーチミンっぽい光景。

TikTokに動画を上げています。(画像をクリックしてみてね)


経営しているのは、RYOSUKEさんという日本人です。
一杯90K(540円)、明朗会計。
夕方から始まり、お客様がいなくなったら閉まる…みたいな感じです。
火曜日を定休日にしたそうです。

以前は昼間、ファンティエットの魚を扱う魚屋さんだったのですが。
今はローカル食堂になっていて。
そこを夜だけ間借りしたようです。

夜になるとここの駐車スペースに、客待ちの社用車やタクシーやGrabバイクが停まっていて、その間を通って帰るのが嫌でした。
それが夜も人が屯して、音楽も掛かって賑やか!
意外と通りに面した私の部屋からうるさくないので、大歓迎!

「でも、砂名さん、かわいそうー」
と顔見知りのお客さんがおっしゃるのは、毎晩帰りにここを素通りしにくいのでは?
ということらしい。
大丈夫、どうせ毎晩、飲んでますからw

というわけで。
「カミカゼ」を注文したら、ブルーキュラソー版が出てきてびっくり!



まあ、なんでもありということで。

まだ【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopができる前。
コロナの前ですね。
私はレタントンの角打ち【日本酒で乾杯!】とは別に、もう一軒、ローカル向けに日本酒バーがやりたくて。
ここの経営者、RYOSUKEさんらが投資して、一緒にやろうと4区まで物件を観に行ったのですが。
結果、成立しなくて。
その後私は、自己資金と業務スーパーさんの助成金で【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopを立ち上げ。
もう一人は今、シンガポールでアルコール類のインポーターになり。
そしてRYOSUKEさんもこうして、アルコールのお店をオープン。

結局みんな、あの頃話していた「思い」を、それぞれに実現(カタチに)したことになります。

楽しいね♪ASEAN。

おすすめ(飲食店)

グエンフエ通りに新しくオープンするモダン・居酒屋

【The Sake】

グランドオープンは来月からだそうですが、今、プレオープン中で11時~2時まで営業しています。

https://thesake.vn/

ちょうどベトナムは祝日でしたので、当店のお客様と一緒に行ってみました。



客席数1階150名×3階フロアがあるので450名の大箱。
おそらく居酒屋ではホーチミン一の大きさではないでしょうか。
Facebookの写真では、いっぱいのお客様が写っていたので。
念のため予約して行ったのですが。
夕方の4時という中途半端な時間だったからでしょうか、その必要はなかったようです。
Messengerでは日本語で送ったら日本語で返ってきたのですが、基本、ベトナム語と英語対応です。

さて。
ここの目玉は何と言ってもこのリーチインショーケース。
ひな壇になっていて、これ自体がオブジェとして存在しています。
私が2015年から取り組んでいる「日本酒を正しく優しく保存しよう」が、
このディスプレイでさらに広まってくれることを心から願います。



そしてメニューを見て…。





ここでハタと気が付きました。
このお店は「East West Brewing」「The Gangs - Grill & Beer」「Mua Craft Sake」の合体バージョンなのですね!!

「The Gangs - Grill & Beer」も300名あまりのお客様が一晩で1回転する(らしい)大箱の人気店です。
その勢いと。
ホーチミン初の酒蔵で作られた日本酒が飲める「Mua Craft Sake」のコラボレーションですから。
楽しみですね!

さてお酒はクラフトビールとMuaで作られた生酒の日本酒が楽しめる!
しかもものすごく安い。
そして生酒のお味はシュワシュワッとフルーティーで。それでいて軽い。
香りやコクが強すぎないので、飲み飽きせず、お料理とも合います。
日本酒初めて!というベトナムの方には特に、おすすめですね。

なお、お猪口を出してこられたのですが。
このフルーティーな生酒に、お猪口はないと思います。
一口お猪口で飲んでみてから、ワイングラスを持ってくるようお願いしました♪
断然、風味が良くなります。
ワイングラスだとガンガン進みますw
500mlで290,000VNDです。



日本からの輸入地酒は、
「鳳凰美田」「鍋島」「仙禽」「醸し人九平治」「若波」「陸奥八仙」「作」「愛宕の松スパークリング」などフルーティー系と、
燗酒用に「羽根屋」「独楽蔵」
超高級日本酒に「IWA 5 Assemblage 3」が置かれています。
そして「Mua Craft Sake」の設立に大きく貢献した平和酒造さんの「紀土」が別枠でドンと紹介されています。
ですが、どのお酒もボトル売りなのが残念。



お料理は串焼き物、お刺身、逸品もの、鍋(スープ?)、ベトナム料理など、居酒屋メニューですが。
もう少し創作的なそそられる一品があったらもっと楽しいかなと思います。
お味はどれも美味しいです。
2024年のベトナム、この辺はもう、「え?」と違和感があるような物は出てきませんね。





英語でお水を頼んだのですが、おしぼりが出てきて、再度お水を頼んだのですが。
通じません。
発音がダメなのかと言い直してみたり、ベトナム語で言い直してみたり、何度も繰り返してやっとわかってもらって…。
これだけの客席数だと、スタッフに直接オーダーするより、むしろQRコードの方がお互い楽なのに…。

この収容人数でこのトイレで大丈夫か?せっかく新店なのでトイレがもっとお洒落だったらとか、色々と思うところもありますが。

大勢でワイワイお安く楽しめて、お酒もお料理も美味しい、そんな居酒屋さんです。
また行きたい!
< May 2025 >
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SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
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