【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
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Thailand

半年ぶりに、バンコクへ。

イミグレは、指紋認証、顔認証が導入されて久しいが、意外とサクサクっと通過し、
地下鉄も、東京ほどには本数はないが、目的地までたどり着くのにスムーズ。

「ペッチャンブリ!」
思いっきり、カタカナ読みで駅名を伝えても、
ベトナムのように何度も聴き返されたり、伝わらなかったり、
言い直させられたりするストレスもなく、
街の人たちも、いたるところに配備された警備員も、
みな、ちゃんと聞きとって親切に教えてくれる。

さて、まずはホテルにチェックインしてから、
前回、訪れたときに、時間がなかったのと、
すでに2軒視察して、もう飲めない、食べられない状態だったため。
心残りだった

【伊勢の国サクラサク】へ。

Googleマップが、移転前の場所を表示していて、大回りしたが、
実はホテルから歩いて2~3分のところにあった!

少し奥まった場所にあり、喧騒から離れて静かな佇まいだった。
いきなり迎えてくれる「蓬莱泉」さんの垂れ幕。ホッとする。



Facebookのメッセンジャーで連絡を入れておいたので、
すぐに着物姿の若い日本人女性が近寄っていらした。

日本酒は飲みくらべセットを頼む。



Standing BAR【日本酒で乾杯!】でも扱っている銘柄は外して、
私の好きなフレグランス&フルーティーな、
昨今、弊店でも人気が高い薫酒系ラインナップと、
久々に「小鼓」が飲みたかった。

「あいなめ」(岩手産)を頼む。

板張さん(店長さん)がいらして

「『刺身、しもふり、炙り』、どれにされますか?」

こんな風に尋ねられる店は、ホーチミンではお目にかからない。



※迷っていると、刺身と炙り、半々にしてくれた。

さっそく魚をいただくも、お酒のチョイスが合わないことに気が付いた。

箸休めに、「絹かつぎ」(写真下)を注文する。



塩を振ると、フレグランス系に良く合う。

弊店では、チーズなどの発酵食品、燻製、漬物、珍味、干物、
いわゆる酒の肴の小皿が中心なため、
改めて料理との相性について考えさせられる。

珍味も充実していた。
「ほやの塩辛」「このわた」「めふん」。

「めふん」(写真上)を注文したところで、
日本酒のラインナップを、辛口・生酛・スッキリ系に変えた。



合う♪♡

ここは「馬刺し」の四種盛が安くて美味しいと、
弊店のバンコクファンのお客様からおすすめいただいていた。



1,130THB(≒4,000円)。
ホーチミンで馬刺しを出していたところは120万VND(≒6,000円)だったように思うので、
リーズナブルに、馬の部位がいろいろ楽しめる。

お好きなものをと、さまざまな塩を出して来られた。

また、醤油も九州の「濃いめの甘口」と、島根の旨味の強い「薄口」と2種類。
しっかり脂の乗った鬣(たてがみ)などは、
濃いめの甘口と合うのだそうだ。
濃厚で甘い脂を、しつこくなく、まろやかにする。

いろいろと試飲もさせていただいて、
今度、ウチの店にも仕入れる予定だった「土佐鶴」も、試飲してみた。



酒談義が花開き、さらに酒が進むのも、
「日本酒ラブ」な人がいる店ならでは。

TOTALは3,378THB(≒12,000円)
240万VND、ベトナムの物価を考えるととても高い!が、
ここはタイだもの。
このクォリティーと希少価値なら、決して高いとは思わない(*^^*)v

イベント

先日、三重県食品商談会にお招きいただいた。
百五銀行の方が直接お店に来られ、ご案内いただいたのだが、
そこまでなさらなくても、メール1本で大丈夫ですから。

さっそく、ロッテレジェンドホテルにお伺いする。



主催はイオングループと百五銀行。
ORGANIZERは、The Cultural Foundation of OKADA.

イオングループの岡田元也社長は、三重県四日市市出身で、
イオン取締役兼代表執行役社長、グループCEOである。

さらに金融の後ろ盾があれば、強い。

商談ブースはどこもバイヤーなどで埋まっており、
日本酒は伊藤酒造の「鈿女(うずめ)」一社が来ており、
会場内の出展ブースを一週半周って、やっと商談の順番が回ってきた。

神話に登場する『天之鈿女命(あめのうずめのみこと)』からのネーミングの銘柄で、
浮世絵師のツバキアンナさんデザインの、
天之鈿女命が妖艶に舞う姿が描かれたラベルは、目を引く。

私が日本人だからだろうか、『天之鈿女命』の説明をされたが、あまり響かない。
古事記編纂の地の奈良県人で、そこそこ興味のある私ですらそうなのだから、
ベトナム人ならなおさらだと思う。

旨味のしっかり感じ取れる濃厚さで、
今、三重県からは「作(ざく)」が輸入されているが、また違った風味である。

その他、イセエビの冷凍や、イセエビせんべい、真珠など、
三重県ならではの産品も出展されていた。

フーコック島に行けば、そこら辺で売っているものだが、
クォリティーがまったく違う。

天然、てびらき、天日干し、
片手で食べるプチ干物(真空パック、お湯で温めると食べられる)
が面白いと思ったのだけれど。。。

これは商品で持って来ても(輸入しても)、とてもお高くなる上、
やはり、その場で干して焼いた魚には適わない、
というのが、サンプルを試食された弊店のお客様のご感想。

ベトナムに来て、
ベトナムの食材を吟味するなり手を加えて、
ベトナムで加工・販売しないとビジネスにはなりにくいだろうなぁ…と思う。

すでにSimbaさんに入っている業者さんも出展していた。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】も仕入れている珍味である。
「月森さん」と声を掛けられて、
サプライヤーとして、通訳として、Simbaのスタッフが同行しているのに気が付いた。

他に調味料、加工食品、和牛、納豆、菓子類、麺類、レトルト食品などなど。

全24社が出展していたが、このうち何社が、実際に輸入されてくるのだろう…

おすすめ(飲食店)

「SEXY」で物議?といっても、小泉進次郎環境相の「セクシー発言」ではない。
レストランの入り口、あちらこちら、店の売り文句に「SEXY」の文字が躍るのは、

【Tomatito Saigon】

171 Calmette St., Dist. 1, HCMC

欧米人はもちろんのこと、日本人も良く利用するスペイン料理、タパスの店。
ランチもやっている。

チョコレートで有名な「マルゥ」の二階と言うことで、
ベトナム風にマルゥの中を突っ切ると、奥に階段。
階段の入り口にはまったく看板がなく、ちょっと不安に。
二階に店はあったが、ネオンに「SEXY」の文字。

東京からいらした女性社長さん、

「SEXY……??」

大丈夫なの、この店。「怪しくない?」オーラ全開。

私も、小泉大臣の一連の騒動を知らなかったら、躊躇したかも知れない。

「SEXYには、とても魅力的な、という意味があるのよ」

と説明。
が、そのセクシー発言を真っ先に叩いたのがイギリスの新聞だったと聞き、
英語と米語、英語圏以外の人たちが使うニュアンスとは違うのかも知れない。

と想ったりする。

経営者はスペイン人で、テーマは「楽しさ」。
80年代のスペインのバーから着想を得て、モダンさを加えた内装は、
赤や緑の晴れやかなカラーが、
がちゃがちゃしているのだが、下品でない。
こういう色使い、ヨーロッパの人たちは本当に巧いなと思う。



「もう、クリスマス一色ね!」

と言うけれど、よくよく見ると、クリスマスの飾りつけではないようだ。
情熱と太陽の赤!が、基調のようだ。

私がホーチミンに来てから、たいへんお世話になり、
仲良くさせていただいているベトナム人女性社長も加わり、
今日は、女性社長3人でビジネスパワーランチ。

アペタイザー、スープ、メイン、デザートから一品ずつ頼む。









花や色鮮やかな食材を使った演出、盛り付けに、心も華やかに、話も弾む。

ビジネスの話をする時には、気分も昂揚し、
未来に向かってパワーが出るレストランを選ぶべき、と、つくづく思う。

月曜日だからかお客様は少なく、静かに話ができるのも私たちにとっては好都合だった。

ベトナムでビジネスをしたいと考えている人にとって、
やはりベトナムの人の情報、考えは、とても参考になる。
貴重なアドバイスやご意見もうかがえて、たいへん勉強をさせていただいた。
みなさん、ありがとね。

ちなみに「Tomatito Saigon」の入り口は、マルゥの入り口の横にあった。

日本酒蔵元

日本酒のインポーター&サプライヤーの、
Simbaさん主催で、
新しく輸入されてくる蔵元3社の試飲会がありました。

「陸奥八仙」青森、「月山」島根、「開運」静岡の3蔵です。
いずれの蔵からも、代表取締役の方たちがお見えになっていて、
ベトナムでの日本酒の展開に意欲的でした。

私たちは、兵庫県の蔵元「香住鶴」さんもご一緒に、
フーコック島【日本酒で乾杯!】イベントから、
会場の「Hoi An Quan」(12区)に直行しました。

※以前にもこの店で、Simbaさんから南部美人さんと一緒にご招待いただき、
会食しました。その時の記事です。

2017/08/17
【おすすめローカルレストラン「Hoi An Quan」@ホーチミン】
https://sake.vietnhat.tv/e33248.html

それぞれの銘酒の風味については、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】にて、
入荷したおりに、ご案内してゆきたいと思います。

他、日本酒ソムリエのJesseさんや、
日本酒を扱う企業、日本酒愛好家など、10数人集まり、
わきあいあいと、同好会のような雰囲気。





日本酒は、案外、ホイアン料理とも合う。

各展示会や、
香住鶴さんでもお会いし(彼は一か月の研修を受けていました)、
フーコックでもお世話になったSimba社のスタッフ、
フィーさんとは、席が近くで、すっかり仲良くなりました。

また、香住鶴さん以来だったJesseさんとは、
先日ご訪問された、伊根の向井酒造のお話をお伺いしたり、
「杜氏」について話あったり…。

日本酒一色の会食で、とても幸せなひとときでした♪

この「日本酒ラブ」の輪が、
もっとベトナムの人たちの間で広がってゆけるように。

それが、私の課題です。

ですがその前に、日本人自身が、
自国の文化についてきちんと知り、
愛して、もっと周りに発信してゆかなければ…
というのが、Binh社長の狙いなのかも知れません。



中央、Binh社長。左から斜め右に、今回、試飲させていただいた蔵元さんたち。

Phu Quoc Island

「フーコック島で【日本酒で乾杯!】」イベントに参加のお客様。
朝8:00、ラウンジで待ち合わせ。
さっそく、ビールやワインを飲み始めるw

タンソンニャット空港、朝9:00発の飛行機に搭乗するも…
機材の不具合で、飛行機の乗換で2時間のディレイ。



新しい飛行機が準備できるまで、さらにロビーで酒盛りww

ベトジェットを利用した人たちは、定刻通り。
二時間も待っていてくださって。。。ありがとうございました。

着いたらお昼。ハムニン桟橋の水上レストランにGo!

お目当てのフーコック産のシャコ、鰊のサラダ、ウチワ海老、赤貝、イカ、海鮮焼き蕎麦などに舌つづみ。



せっかくのフーコック限定ビール「BIVINA」は、
「薄い…」
「製造元、ハイネケンじゃん」
と、なかなか手厳しい…



でも、お料理にはとても満足していただけたようで、何と、お1人様20万VND!!



またマイクロバスに乗りこみ、胡椒農園を見学して、ホテルにGo!

イベント後、夜はナイトマーケットに繰り出したそうですが、
前日遅くまでお店でお仕事だった女子二人はダウン。
一緒に行けず、残念でした(涙)。

で、イベントで散々飲んだのに、ホテルに戻ってきて、
また、酒盛りが始まったそう。

バイクでビールを一箱、買いに行かされたロンさん、
ごめんなさい。そしてありがとうございました!

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翌日は、ニョクマム工場を見学してから、
マリオットホテルで内覧会とランチ。

マリオットホテル内はまるでテーマパークのようで、インスタ映え必至。
ゴージャスで楽しい空間を愉しんていただけたようだ。

この時点で、少し時間が押していたのだが、
マリオットホテルのレストラン。
店内がゆったりしていて、落ち着くのだが、いかんせん、
何事もスローに時間は過ぎてゆく。

やっと料理がそろって、盛り上がっているところに、
次に予定していた「ケーブルカーで周遊」の集合時間が来てしまった。

間に合いそうにもない。全員、すんなり、諦める。



マリオットホテルのバウチャーには
エステ・マッサージの無料券が含まれていたのだが、
ベッド、施術台数が少なく6名までしか受けられない。

残りは、またまたワインを1本頼んで、グダグダ―!と、飲む。
ホーチミンの夜と変わらぬ、いつもの光景w

マッサージはかなり内容が良かったようで、
100万VNDのバウチャーは高いかな?と心配していたのだが、
レストランでの50万VNDの返金と合わせて、ご満足いただけたようで、一安心。

さて。

翌日、会社で、フーコックの写真をスタッフに見せたところ…
「フーコック島まで行って、
飲んでる写真ばっかり。。。海の写真がないのはナゼ?」
と、ベトナム人スタッフに突っ込まれたそうだww

とても楽しかったと、お客様に言って頂けて…
こちらこそ、楽しいお時間を、本当にありがとうございました!

Phu Quoc Island

先週の土曜日、「フーコック島で【日本酒で乾杯!】イベント」を開催した。
場所は、フーコック島の「Sweet Home Beach Hotel & Resort」。

7月にフーコック島を視察に行ったおり、
私の友人で、ホーチミンで会社を経営しているロンさんの、
そのまた友達のフックさんをご紹介していただいた。

フックさんは国境警備を担当する上級の軍人さんだが、
お屋敷がリゾートホテルと併設されていて、奥様が経営をされている。
ホテルは海沿いではないのだが、プライベートビーチがあり、
一緒に見学させていただいたおりに、
先ごろ、ホーチミンで会社を設立された「北星社ベトナム」の門間さんが、

「このビーチで100人呼んで、【日本酒で乾杯!】パーティーをしたい」

とつぶやいた。

とりあえず、30人ぐらいならどう?ということで、
ロンさんにも手伝ってもらって、
北星社主催、Standing BAR【日本酒で乾杯!】とコラボで、
イベントを企画した。

Standing BAR【日本酒で乾杯!】にとっては、
4周年記念を、お客様とともにお祝いし、
感謝をお伝えする良い機会であり、
日本酒乾杯!イベントとしても、10回目の開催となる。

しかしながら、宿泊ありの飲み会イベントは初のことで、
なかなかハードルが高かったが、
ウチの店のお客様はみなノリの良い方たちばかりで、
すぐに、定員数の10名がいっぱいになった。

兵庫県から足を運んでくださった北星社さんのお客様10名強と、
フックさんのゲスト、ロンさんのお友だちなども加わり、
30名超えの大盛況となった。

日本酒

■「七賢 スパークリング 山ノ霞」で乾杯!
■「香住鶴」山廃吟醸純米(香住鶴様ご協賛)
■「香住鶴」生酛純米吟醸(香住鶴様ご協賛)
■「香住鶴」こだわりのゆず酒(香住鶴様ご協賛)
■「有田快哉」真精大吟醸 無濾過生原酒(栄ゐ田様ご提供)
■「昴」真精大吟醸 無濾過生原酒(栄ゐ田様ご提供)
■「南部美人」特別純米酒
■「蓬莱泉 可(べし)」特別純米
■「みむろ杉」特別純米 辛口 露葉風 火入
■「やまとしずく」純米吟醸 美郷錦

兵庫県の蔵元「香住鶴(かすみつる)」さんは、
来年2月、上記ラインナップの銘柄が、ベトナムに輸入されてくる。

「香住鶴」では、多くの蔵元が使用している「速醸酛」を使わず、
「生酛」「山廃」づくりにこだわっている。

蔵元から専務の福本和広さんがお見えになり、お酒を協賛してくださった。
ありがとうございました!

お料理

★雲丹料理
★blood sausage
■香住のかに味噌 野菜ディップ
■日本海産アナゴの炙り(KAN-ICHI様ご協賛)
■ホタルイカの沖漬けとちりめん山椒
■フーコックの海の幸と野菜の天ぷら
■茶そば トリュフオイル仕立て(東亜食品工業様ご協賛)
■3種のナッツ(有馬芳香堂様ご協賛)
★南国のフルーツとデザートSAKE

※★は、フーコック料理。

料理は、神戸のミシュラン日本食店「栄ゐ田」さんが、
兵庫の特産、フーコックの食材を使った料理をご提供くださった。
その他、フーコック側で春巻や鯵の干物など出してくれて、
たいへんなご馳走になった!
お客様はみなさま、大喜び!

「ほたるいかの沖漬が、今まで食べた中でいちばんおいしかった!」
「茶蕎麦、最高ー」
「フーコック産、鯵の干物で、何杯でも飲める」

翌日も、「やはり良いお酒はスッキリ抜けるねー」と、喜んでいただけた。

女性のお客様は、ドレスコードを「浴衣」で統一、華を添えてくれた。



東京時代の友人で、会社経営の久保田恵子さんが、
わざわざ東京からお越しくださって、
しかもいつも、ご自身のライブで歌っていらっしゃる歌を披露してくださったり。

このホテルのオーナーが、
ベトナムの歌を、堂々の歌いっぷりでお客様を魅了してくださったり。



その後、ベトナム流にカラオケ大会となり、越日みんなで大いに盛り上がった。



※フーコック島のベトナム人ゲストにもお集まりいただいた。
 Simba社のフィーさん、お手伝いと通訳、ありがとうございました。

※※以上、お写真はStanding BAR【日本酒で乾杯!】の常連様、
Masumitsu様よりご提供

10月に入ってからは北星社さんとウチと、互いに忙しく、
日本とベトナムで、顔を合わせてのミーティングもままならない中、
至らぬ点も多々あった中で、
「楽しかったよ!♪」と、口をそろえて仰ってくださったお客様。
この場をお借りして、心から、感謝の気持ちをお伝えいたしたいと思います。

ありがとうございました。
さて、Standing BAR【日本酒で乾杯!】は、5年目もがんばりますー!!

おすすめ(飲食店)

Standing BAR【日本酒で乾杯!】では、
レタントンヘム内の飲食店の「今だけメニュー」の情報が飛び交う。

中でも「時津灘」の、季節折々の旬の食材、
特に航空便で入荷された、日本全国からの産直の魚の情報は、
いち早くもたらされ、またたく間に広がる。

先日「かわはぎ」が入荷されたとの情報が入った。
その「かわはぎ」の肝が、上に乗っかっているところが、
ミソなんだそうだ。



※写真は1貫だが、1個からでも握ってくれるのが嬉しい。
 弊店常連様のO様ご撮影の写真を送っていただきました。

先日、やっと時間ができて、お邪魔することができた。

白板メニューに、「かわはぎ」とある。

「かわはぎ、ください!!」

いやいや、まずは飲み物でも頼んでから注文しろよ!と心の声。
しかし逸る心は抑えきれない…。

「すいません!かわはぎ、今日はないんですー」
「!!!」
「明日の夜入って来るので、明後日の木曜日が確実ですね」

それでも「たらの白子」があるではないか!



旨い。最高だ。



「奈良産の茄子田楽」



「生ガキ」に酢橘を掛けていただく。
ホーチミンで「すだち」が楽しめるだけでも、幸せ!
ついでに、「ふぐのヒレ酒」も注文する。

翌日、いつもは遅めの時間に入ってくる産直の魚が、
この日に限って早くに入って来たようで、
一日違いで店に行ったお客様が首尾よく、
届いたばかりの新鮮な「かわはぎ」にありつけたようだ。

ただ時津灘さんは、これほど魚が美味しいのに、
日本酒のラインナップが少ない。

ここで食事を終えたお客様は、その余韻をまだ残しながら、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】に、急ぎお見えになるのだ。

時津灘さんのお料理は、出前やテイクアウトもできるそう。
逆もアリかも知れない。

おもしろ発見!

ある、日本人同好会のLINEグループで、
「テト休暇」について話題が上がった時のこと。

テトとは、旧正月のこと。
かつて中国文化の影響を受けた、
もしくは中国移民の多い国々では、
新正月より、旧正月の方が重要で、休暇も長い。

来年のテト休暇は「1/23~1/29」の7連休である。

すると、

「ウチは、いつからいつまでで、短いです」

「いやいやウチは、もっと短い、ブラック企業ですわ―w」

「いえいえ、ウチの方が、もっとブラック企業ですよーw」

と、次々と参加者が増え、続々と延々と、
「ブラック企業自慢」が続いたのだそう。

日本人特有の「謙遜」と呼べば良いのだろうか、
マイナス要素や不幸ネタで競い合って、盛り上がるクセ。

他の国の人から見れば

「ここがヘンだよ、日本人」

に違いない。

と笑いながら、また、盛り上がる…。

酒席のネタは、本当に尽きない・・・



※写真は、ビーガン、ベジタリアン料理の「here&now」。

おすすめ(飲食店)

久しぶりに韓国料理が食べたくなり、
日本人の「飲み友」を誘って、前々から気になっていた

【BORNGA】

に行って見た。

その飲み友の会社のトップは韓国の人らしく、
どの店は美味しくて、どこの店はどこがダメだ、
と、手厳しいそうなのだが、その方おすすめの店だったと記憶している。

ウチの店の日本人のお客様も、毎夜毎夜、日本食店批判が手厳しいが。
韓国の方はさらに厳しくて、
料理の味はもちろんのこと、盛り付け、食器、店の雰囲気、すべてが採点の対象で、
店の命運を左右するといっても過言ではないそうだ。

さて、BORNGA。

本国をはじめ、日本、中国、インドネシア、シンガポールなど、
多店舗展開しておられるようだ。

まず、焼肉を頼む。
和牛ほどではないが、そこそこのお値段。
焼物は二種類以上からオーダーできる。

お肉を待っている間に、さっそくマッコリを注文。

そして、付け合せのお惣菜が各店舗それぞれで、愉しみの一つである。



先々月、送別会を行ったドンコイ通りの「アリラン」とちょっと比較。

2019/09/16
【送別会で、久々に集まる@「아리랑」(アリラン)」-ドンコイ2】

https://sake.vietnhat.tv/e47393.html

スフレ状の茶碗蒸しが美味しい!



海老は、日本ではお腹を開くが、
この店では背開きなのはお国柄?
こちらの方が殻をむく時、エビの足がワサワサと手に引っかからず、
スルリと剥ける。



お肉も海老も、横で食べごろに焼いてくれ、
ちゃんと皿に盛ってくれるので楽だ。

焼き過ぎて焦げていたり、
遠慮の塊が、炭になって、鉄板の隅っこに転がっていたりしない。

アルコール度数が低いため、マッコリもすぐに2本が空になり、
〆にはちょうど良い「Bekseju」を注文。

【Bekseju─百歳酒】は、ほんのり甘くて酸味が利いて、
ワインに似た、もち米と10種類のハーブで作られたリキュール。

日曜日の夜だったので、そこそこのお客様。
繁華街・ビジネス街の中心にあるビンコムセンターの隣なので、
平日や週末はもっと混み合うのだろう。

私たち日本人が、チビチビ飲みながら、グダグダ食べているのに比べ、
隣の韓国人男性グループは、食べ方も飲み方も豪快だ。
食べるスピードも速く、回転率がすこぶる良い。

スタッフはみな親切だが、料理について質問しても、
的を射た答えは帰ってこない。
ベトナム人なのだろう。

チマチョゴリを着たマネージャーらしき、
美しい韓国人女性がさっと近寄り、
キレイな英語で対応してくれる。

帰り際、スタッフたちに「カムサハムニダ」と元気よく声を掛けられて、
「カムサムニダ」と、気分よく返す。

レタントンまで歩いて帰る途中、
韓国料理店が、何軒か新しくオープンしていた。

今回は日本人だけで行って、少しアウェイな雰囲気だったが、
今度は、韓国人の友達と一緒に、あちらこちら食べ歩きをしてみたい。

おすすめ(飲食店)

工場見学のあとのお楽しみは、ランチ♪

【Cafe Central Villa Pasteur】

202 Pasteur,Quan3,HCMC

建物自体が、立体的な造りになっていて、
1Fは普通のテーブル席だが、2階から上は、
用途やニーズに合わせて、半個室状態になる部屋がいくつかある。

吹き抜け、ガラス張りの天井など、開放感のある明るい部屋に案内される。

アオザイ会オリジナルメニューのようだ。



工場見学を申し込むときに、
ランチのメニューも一緒に注文するようになっていた。
アペリティフ、メイン、デザート、
それぞれ3種類の中から選ぶようになっている。



20数名はいるので、席に着いてからみんながバラバラと頼むと、
遅くなるうえに、混乱する。なかなか良い注文方法だ。



飲み物も2品選べる。

私は、ビールと食後に温かいお茶を注文。

サンドイッチは食べきれず、マンベーしたのだけれど、
ちゃんとプラスチックのフォークとナイフを入れてくれて、
立派な可愛い紙袋に入れてくれた。



おもてなしが嬉しいお店だ♪
< November 2019 >
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アクセスカウンタ
プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」
試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh


■酒屋
 月曜日~日曜日 14-19
 ※水曜日定休日
■角打ち
 月曜日~金曜日 18-23(L.O)
 土曜日 14-23(L.O)
 日曜日 14-22(L.O)

★クレジットカード可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
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