【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

イベント

火曜日に、ご招待いただいた日本酒の試飲会@Pullman Hotelは、

【大七(だいしち)酒造】(福島県)

主催者で、大七酒造のインポーターでありサプライヤーは「TINH HOA TOAN CAU」さん。



当店とはまだお取引はないのですが、スタッフの方々にはすでにお会いしています。
お一人は当店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに飛び込み営業に来られ。
あとのお二人は、私が7区のSECCで行った国税庁主催の日本酒セミナーに参加してくれていました。
みなさん快活で、フレンドリーな方たちです。

ウェイティングタイムには、名刺交換したり歓談したり写真を撮ったり。
出されたスパークリングワインがドライで美味しくて、銘柄を尋ねたら、
チリ産のスパークリングワインでした。
やはり、こういう場にふさわしいスパークリング日本酒は必要かなと思います。


※大七酒造の営業部長山田さん。この「箕輪門」の銘柄Tシャツは、ユニクロとの初回コラボTシャツです。

さて1時間のウェイティングタイムが終わっていよいよイベントがスタート。
蔵元様のプロモーションビデオが流れ、太田社長のご挨拶。
そして「TINH HOA TOAN CAU」のVy社長が日本酒の作り方や風味の違いなどの説明を40分近く、熱心にされました。
売る側が商品のことを詳しく説明できることが、たいへん大切であると感じさせられました。



↑↑↑↑↑このテーブルが満席になり、途中で追加参加もあって、50名近くのお客様がおられましたが。
蔵元様関係者以外、お客様で日本人は私一人で、あとはベトナムの方ばかり。

さて、いよいよお料理が運ばれてくると、どこのテーブルからも
「モッ、ハイ、バー、ヨー!!」
ペアリング試飲会と言うより宴会のような大騒ぎ、女性客が多かったので嬌声も上がり、
「すごい……」
呆気に取られていると。
「(今のベトナムではまだ)静かな試飲会には、専門家しか集まりませんよw」
と、今回、この試飲会に連れて来てくださったNen LightのHungさん。

当店のお客様がベトナム人の代表だと思ってはいけないのですね。

私たちのテーブルにやってきた「TINH HOA TOAN CAU」のスタッフさん。
「僕はベトナム人の、酒は酔うため、という意識を、変えてゆきたいんですよっ」と
熱弁をふるっておられました。

さて、大七さんは生酛づくりにこだわっておられる蔵元さん。
国内外で数々の受賞歴があり、洞爺湖サミットなどの重要なイベントで使われています。
全体的に落ち着いた深みがあり、飲み飽きしない上品なお酒です。


※純米酒→純米吟醸(五百万石)→純米吟醸(山田錦)→純米大吟醸という順番で。
 デキャンタで注いでゆかれました。

ペアリングのお料理はイタリア風西洋料理で、日本酒と良く合います。
「日本酒は世界中の料理と合わせることができる」ということを証明してくださって嬉しい。
お料理を担当されたのは、Pullman Hotelのフランス人シェフだそうです。



※この間に、マグロ、いくら、アボガドのタルタルがあったのですが、お写真撮るの忘れてしまいました(涙;


※マスカルポーネのバルサミコソース掛けサラダ


※車エビとイベリコ豚&マッシュポテト。



ただ、お料理と合わせる順番としては、純米大吟醸から始まって、最後のイベリコ豚で純米酒だったほうが理想的かしら。

これまで日本人料理人とのペアリング、日本人のお客様が多い試飲会がほとんどでしたので、
いろいろと勉強になった試飲会でした。

日本文化着物

Pullmanホテルで行われた日本酒の試飲会に着物を着てゆくことに。

今の季節…と言ってもベトナムは「雨季」と「乾季」しかなく。
今は「雨季」。

日本は5月末で、今週はじめあたりは、早、台風1号の影響があったそうですが。

24節気で言うところの、

立夏(りっか)5月5日頃
小満(しょうまん)5月21日頃
芒種(ぼうしゅ)6月6日頃
夏至(げし)6月21日頃
小暑(しょうしょ)7月7日頃

あたり。

だいたいファッションの季節は1か月先ぐらい先取りして…と言われるので。
ぎりぎり白大島の単衣を着ようかと思ったのですが。

今にも雨が降りそうで…白い着物を着るのはデンジャラス。

逆に少し早いですが「七夕」をモチーフにした絽の着物にしようかと思ったのですが。
色的に合う帯が名古屋帯しかなく、さすがにホテルの試飲会に名古屋帯はいかがなものか。
ところが白い袋帯は柄が「菊とすすき」しかなく…こちらは秋、季節が早すぎる。

ということで、仕方なく街着ではありますが、
季節に関係ない幾何学模様の単衣と、合わせて作った同じく幾何学模様の袋帯にすることにしました。
実際に行ってみると、やはり絽の着物と銀鼠の袋帯にすれば良かった…。

会の主催者「TINH HOA TOAN CAU」社のVY社長が、着物にとても興味を持たれて。
アオザイ姿が美しいVYさんのこと、さぞかしお着物が似合うことでしょう。
「私の着物で良ければ、お貸ししますよ」
まずは着てみていただいたら、どうかしら?
「浴衣は持っているのですが」
浴衣と着物では、品格も着用の難しさもまったく違います。
「砂名さん、着物が着てみたいベトナム人の人、いっぱいいると思いますよ。
 ベトナム人女性の着物を着る会、みたいなの作ったらどうですか?」
と同伴者のHungさん。
日本人の「着物を着る会」というのはあるのですが。
私は人には着せられませんし(自分の着方もいい加減です)、どなたかいらっしゃらないかしら。ね。



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さて今回、この試飲会に誘ってくださったのは、
オープン一年目で、はや、ミシュランガイドに掲載された、
ベトナム・キュイジーヌレストラン【Nen Light】のLe Hungさん。

Nen Lightレストランは季節ごとにメニューが変わるので、そろそろ夏のメニュー?と思いお尋ねすると、

「今、新しい夏のメニューです」
「あら、もう、ですか?」
「実は4月ごろから新しいメニューに変わっていて」

先取りし過ぎでしょーw

「そうすると、春のメニューは1月ごろから?」
「はは…、そうですね」

さすがに日本の大学に留学し、その後数年、日本で仕事をしたというだけあって。
日本の季節感には敏感ですね。

この日のファッションも、ベージュの短めのジャケットとパンツに、水色のインナー。
色が白いので、淡い色合いがとても良くお似合いで、細身の体形にピチッとしたスーツがとてもお洒落です。

同じテーブルだった通訳のベトナム人男性に「日本人かと思った」と言われて、
「日本語、上手でしょう?」
と私がフォローすると
「いや、この格好全体からして日本人w」

私はどちらかと言うと、ベトナム系フランス人かニューヨーカーあたりに見えます。

そんな「オシャレ」と日本酒は良く合います。

まめ情報

物価上昇が著しいベトナム。

久々にご近所のローカル食堂にミーサオ&ガーを買いに行くと。
2~3年前はずっと3万VNDだったのが、コロナ後、5万VNDになり。
昨日、半年ぶりぐらい(?)に買いに行くと、6万VNDになっていました。

まさに2倍!

まあ、150円(その頃は円がまだ高かったため)から360円になっただけだから…
って、思ったんですけど…。

めちゃくちゃ値上がりしていますね!!

でもドンで稼いでドンで支払っているのだから、こういう時は一々円換算してはダメ。
で、ここのミーサオのお味が私はいちばん好きで、その価値を6万VNDとして見直してみると…。

やっぱり少し高い。
でも光熱費もバカ値上がりしているし、ここの中学生ぐらいの息子さんもこれから大学まで行かなきゃいけないし。
家もそろそろあちらこちら修繕が必要ぽいし。
360円は妥当なのだろうな…と思う。



それより。
思い立ったら吉日、とばかりに値上げしても「当然」、
誰も申し訳なさそうにしないし、あまり文句言わないところがベトナム。

日本だったら10円値上げするにもメーカー側、販売側は理由を明らかにし、
値上げの告知とお詫びを、貼り紙したり掲載したりするのに。

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このところ電気代がうなぎ上りに上がり、そろそろかな…と思っていたら、来た!
サービスアパートメントの家賃の値上げ。

この大家さんの値上げの理由はいつも明確、「為替差損」。

家賃がUS$表示なので、1ドルに対するVNDの「Vietcombank」のレートを見せて、
来月から値上げするとのこと。
こちらは1,110,000VNDの値上げなので、いきなり毎月「6,660円」の値上げ。
痛いなぁ。。。

っていうか。

商習慣的に家賃はドル表記が多いのですが、ベトナムではVND表記が義務付けられるようになったため、
為替差損は関係ない。
説明するなら物価上昇率の数字ではないのか、と思うのですが。

8年ぶりに持って来た更新した契約書によると2015/9/12~からずっとお世話になっているし。

最初、「お洗濯もお掃除もいらない」と言って家賃を値切ったのに、
時々メイドさんがお掃除も、洗濯物の片付けも手伝ってくれているし。

家賃を上げたからといって、大家さんがボロ儲けするというわけでもないし、
要はドルが強すぎるのよ…ね。

まめ情報

昨年、3年9か月ぶりに日本に一時帰国してから、急に増えたスパムメール。

昨年10月に多かったのが、9月に申請したマイナンバーカードの20,000円分ポイントの案内メールです。
もう20,000円分ポイント付与の期限は終わっているはず?
そこで12月の一時帰国時、マイナカードを受け取りに市役所に行った際に尋ねると、
「それはスパムメールです。まだ来ますか?開けないでください」

っていうか、なぜ、私のメールアドレスが漏れているのでしょうか??

そして12月にイオンカードを取得してから増えたスパムメール。
身に覚えのない買い物履歴、締め日でない(と思う)期日の請求額確認メール。
そのたびにそれが本物かどうか、ウェブサイトで確かめないとなりません。
もし本物だったら、カードの不正利用でお金が引き落とされてしまい、さらにカードの利用停止。
とても面倒なことになるからです。

すると先日、当店のお客様で、2月にマイナンバーカードを登録された方が、
「マイナンバーカード申請してから、イオンとか、関係ないスパムメールが、いっぱい来るようになった」
と話されて。。。

やっぱりマイナンバーカードに登録したアドレスが漏れているのか??と思う今日この頃です。

最近は住民票を抜いた海外在住者にもマイナンバーカードが付与されるようになったらしいですが。
みなさんのところは、どうですか?

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さらに最近は、InstagramやFacebookでの見知らぬ人からの友達申請。
なぜか毎日のようにきます。

Instagram経由で申請が来た人のプロフィールを見ると、
確かに記述の所属団体、所属機関は存在するのですが、その人の名前が講師一覧にない。
そして最初送って来た日本語からして微妙だったのですが、
矢継ぎ早に送ってくるメッセージの日本語が、AIで生成しているのか、どんどんおかしくなってくるw

サクッとブロックと削除です。

Facebookでも毎日のように友達申請が来るようになり。
最初のうちは一々プロフィールを確認していました。
というのも、ひょっとしてウチのお客様かも知れないからです。
実際にそういうケースもありました。

ですが最近は面倒くさくなって、サクッとブロック&削除です。
なりすましか、アカウント乗っ取られ、みたいな感じの方が多いように感じます。

中には「知っているかもで表示されて、投稿を観ていると興味深く」と、
正しい日本語で、不自然でない経緯の方もいらっしゃるのですが。
申し訳ないです、サクッとブロック&削除です。

Zaloではベトナム人からの「獺祭、要りませんか?」みたいな営業のメッセージも良く来る。
おそらくこの獺祭、正規輸入じゃありません。
会社名とレッドインボイスを切れるかどうか質問すると、それっきりになるからです。


AI生成ソフト #midjourney で生成したイメージ画像。
悪いことする奴はフードを被る、というのうが私のAIソフト「SORA」君のイメージなんですね。
家の中なら、誰にも顔を見られないし、別にフード被らんでもいい、と思うのですがw

【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

先日、角打ち営業の時間帯に、突然やって来たベトナム人の方。
やおらバッグから何やら取り出そうとしたので、「ああ、サプライヤーさんか」。

ちょうどお客様が途切れて私一人だったのと、
彼があまりにも腰が低かったので、丁寧に対応させていただきました。

プライスリストを拝見すると、20銘柄ぐらいの日本酒やリキュールを扱っています。
まだまだ知らないインポーターおよびサプライヤーさんがいらっしゃるのですね。

あまり日系と取引の多くないサプライヤーさんだとすると、
その取扱い銘柄は「ベトナム人顧客目線のベトナム人好み」のセレクトだと思うので。
拝見させていただくだけでも貴重です。

そして商品説明のパンフレットをめくってみて、びっくり!

2ページ目に掲載されているのは、
いつも近鉄奈良駅のアンテナショップで山積みされている「北岡本店」(吉野)さんの
【さくらさらさら】の180mlと500mlではありませんか。

180mlの方は、丸い小さなピンクの瓶に、八重桜の花がひらひらと舞っている。
いと可愛らしい商品です。
一度、買って飲んだことがあります。
こんなところにまで来ていたのねー♪
これ、ギフトにとても良いと思うのです。

そして見開きのもう一つのページに、「APHRODITE BLUE(アフロディーテブルー) 500ml」!

初めて見ました。
なんと美しい…。

調べてみるとAPHRODITEシリーズは現在、全8色あるそうですが、
そのうちブルーだけがベトナムに入ってきているのですね。

ボトルを振ると、もよもよとパールカラーがマーブル状になるのは、
実際に真珠パウダーが入っているそうです。
パールパウダーには豊富なアミノ酸が含まれていて、
長期に使用すれば美容や栄養補充に効果があり、顔の色つやが良くなるといわれています。

また風味にライチ、着色にバタフライピーが添加されていて。

ライチと言えばベトナム!
これからの季節、旬のフルーツです。

バタフライピーは東南アジア原産のマメ科の植物で、
その青い花には抗酸化作用を持つポリフェノールの一つ「アントシアニン」が含まれており、
エイジングケア効果を期待できるといわれています。
私はこのハーブティーが大好きで、特にレモンを入れると紫色に変色するため、インスタ映え必至、です。

クレオパトラも愛用したというパールパウダーに、
楊貴妃が愛したライチ、そしてバタフライピー。
いかにもオリエンタルで魅惑的な美しさ!

一目惚れ!しちゃいました。
即、購入!

YouTubeでも取り上げられていて、当店でもSAKE Cocktailにすることにしました。

【Blue Pearl】



当店オリジナルSAKEカクテルです。

ぜひ、味わってみてください。

おもしろ発見!

スタッフのTuさんが、

「これ、面白い」

と見せてくれた動画が、日本のバラエティー番組の一部録画編。

関西人が関西弁で何か自分の意見を述べている。
そして最後にコソッと「知らんけど」と付け加える。

「俺は『こうや』っ思ぅてる。
せやけど確証はないねん、ホンマ(正しい)かどうかは『知らんけど』」

みたいな時に使います。
これ、関西人やなくて【大阪人】ですねw

意気揚々と言い切ったあとで、「知らんけど」と責任逃れするギャップが面白いのですが。



特に昨年あたりからTikTokでも歌やダンスが出ていて流行っているらしい。

#知らんけど

https://www.tiktok.com/@kogyaru_official/video/7308343379765611783?q=%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%91%E3%81%A9&t=1716700119374

英語だと

I'm not sure about it.

になるのだけれど、どこかニュアンスが違う気が。
第一長い。

っていうか、この面白さが海外の人にもウケるんかなぁ。
Tuさんは日本語が堪能だからかと思ったけど…

それからは、何か言うたびに「知らんけど」と付けて、笑い合っています。

そのうちに「知らんけど」がそのまま世界共通語になるかも。

知らんけどw

ベトナムでお仕事

最近、日本⇔ベトナムでのオンライン会議が増えてきました。
時差は2時間。

まだ日本、ASEANの時差は数時間程度なので良いですけれど。
欧米など、昼夜逆転するような場合は、どうするんでしょうね?
「なんのお構いもなく、23時半に設定された」
という日本の方のコメントを見かけました。

そしてここでもう一つ問題なのは時差ではなく、仕事時間の違いです。

当店の営業時間は酒屋時間の14時からと、角打ち時間の18時~23時ラストオーダー。
ラストオーダーということは、それからもお客様が飲んでいらっしゃることもあるわけで。
たとえば昨晩はお客様がお帰りになったのが0時過ぎ。
それからグラスを洗って片づけをして、在庫調べなどしていたら1時です。

一度日本時間の10時に会議を設定されたことがあり、ベトナム時間8時です。
その後はどちら様にも、当店の営業時間=ベトナム時間の14時~17時に設定してくださるようお願いしていますが。
それでも聞き届けてくださらない方もいらして。
ウチの営業時間と貴社とは違うことを説明してやっと気づいてくださった。w

普段、まだ寝ている時間に会議を設定された場合。
寝起きで身だしなみが整っていなくても、ビデオをオフにして参加したらどうだろう。
女性の場合、すっぴんで頭ぼさぼさで登場するのは勇気、いりますよね。
これもいろいろ調べてみたら、やはりビデオオフは信頼関係に響くという意見が多く。
私も、理由なしにビデオオフにされると、ちょっと不信感・違和感を抱きます。

逆に初対面じゃなければ、もうアバターでいいんじゃない!?と思ったり。

ベトナムは朝から暑い日でエアコンの効きが悪く、自室からタンクトップ姿で参加すると、
日本の方はみなさん長袖、ジャケット姿で。
さすがに一人だけ浮いていて、上にカーディガンを羽織ったということがありましたw
(いや双方が真夏でも、タンクトップ姿はまずいと思いますけどw)

リモートで会議ができる、初顔合わせができるという点ではオンラインミーティングは大変便利ですが。
同日の同時間帯に3つの会議が候補に挙がっていたり。
バッティングしすぎー。

その件メールやSNSで十分です、と思っていても「ぜひオンラインで」と言われた上に。
どちらかの通信状態が悪く、会議のほとんど半分以上が「聞こえますか?」「聞こえません」
「ビデオ切ってみます」「もう一度ログインしてみてください」「電話に切り替えます」の応酬だったり。

最近、スマートだなぁと思ったのは。
ある日系企業の社長さんなのですが。
オンラインミーティングをしましょうということになり、
まもなくスケジュール表のURLが送られ来て、
先方が空いている日程と時間帯に予約を入れるだけでOKというシステムでした。
つまり管理をスケジュール表と相手に委ねて、自分はそれをチェックするだけで良い。
さらに候補の日時を2,3挙げてメールを送るより、視覚的にも分かりやすい。

しかもその時間幅が25分区切り。
これには私もたいへん共感しました。
だいたい、1時間も話すことなどそんなになく。

リアル会議でも、この方とは「Yes」「No」、あれはどうなってますか?こうこうです。
スモールトークをして終了。
時計を見たら13分程度しか経っていませんでしたw
私も決断は3秒、と早いので、ストレスフリーです。

一方、「社内で検討」「内部で確認」「後ほどご連絡」で一週間。
作業を忘れていたのか一か月半後にやっと書類が送られて来て…というケースもありました。
この辺はオンラインであろうとなかろうと関係ない、昔からの課題ですね。


Photoストックで良いなーと思う画像をピックアップしたのですが。
これはAI生成でした。
カメラマン、フォトグラファーの方たちのお仕事が…。

まめ情報

最近、「えっ?」と一瞬、間が空いてしまう英単語があります。

それは「Card」。
「Car」に聞こえてしまって、一瞬「え?」となるのです。

もちろん「kάɚd」「kάɚ」と、そもそも違う発音ですし、
お勘定の時に使われるので「Can I use~?」で、「カード」と「車」を間違うわけはないのですが。

聞きなれない発音で言われるととまどう…と話すと。

「クレジットカードは、カーだよ」

とベトナム人スタッフ、Tuさん。

ベトナム人が子音を発音しないことは有名で、パスポートは「パッポー」と言っている。
大学でドイツ語を英語で教えているドイツ人教師も、ベトナム人に「ちゃんと子音を発音しなさい」と、常日頃注意をしているらしい。

で、この「カード」を「カー」と発音しているのが、ベトナム人だけでなく、他のアジア人、ヨーロッパ人でも相当数いらっしゃるのです。

「Cardをカーなんて言ってるの、日本人だけだよ」

「何よ、カーって。。カーって「魚(ベトナム語)」だよ!カー、カー、カー、魚、魚、魚!」

それに先日、Facebookを「フェイブッ」って発音して、フランス人から三回ぐらい聞き直されてたじゃん。
横合いから私が「フェースブックのことですよ」と説明してやっと「ああー」と。

と小競り合いしていると。
傍らから。

「カードゥ」とマレーシア人のお客様が、最後のdを小さく発音して、一件落着。

「カー」は「カードゥ
「カー」は「カードゥ」に、互いの発音を改めたのでした。


そして今度は、「ドリアン」で二回、聞き直すことに。
「マレーシアにドゥリアン食べにゆくの」
と、Tuさん。
え?え?え?果物のドリアンは「ドーリアン」だよ!w

今調べたら、マレー語ではドゥリアン。タイ語ではトゥリアン (ทุเรียน)。
北京語で榴蓮(拼音: liúlián、リウリエン)、広東語で榴槤(ラウリーン、lau4lin4)だそう。

※余談ですが。
 ベトナムのドリアンはあまり美味しくない。甘みとあの独特のコクがないと思うのですが。
「シンガポールで食べたドリアンが美味しかった」と言うと、
「シンガポールで果物が取れるわけないじゃん」
確かに。
あの狭い国土が、農作物の産地であるはずがない。
「みんな、マレーシアから輸入してるんだよ」
旬は2月、6-7月だそうです。

毎日、いろいろと勉強になります。

当店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopの人気メニューの一つ

「クリームチーズ塩昆布」

輸入されて来ているフジッコの塩昆布を使っていたのですが。

3月の一時帰国時に、イオンでトップバリューの塩昆布を見つけたので即、購入!
輸出前の正味のお値段がトップバリューでお安いうえ、軽くてハンドキャリーも楽ですしね。
いっぱい買いました!



ホーチミンに戻って使ってみたところ。
量が少ないのはしょうがないとしても。

細切りの幅が狭くて、長さも若干短い?

量でステルス値上げの上に、幅でさらにステルスと言った感じ。

スタッフTuさんも

「昆布、細いねー」

日本の商品がどんどん貧弱になっていく気がして、
それを的確に指摘されて…少し寂しくなりました。

次の一時帰国にはフジッコの塩昆布を買おう。

ベトナムも今、物価がどんどん上昇しています。
先日、電気代については書きましたが。

2024/05/18
【やっと最高潮の気温も和らぎ雨季に。電気代、うなぎ上り!】
https://sake.vietnhat.tv/e56785.html

もちろん電気代だけでなく、食料品、生活用品、すべからく値上げ。
ベトナムの場合はステルス値上げなど姑息なことはせず、
「文句あっかぁー?」ばりの、有無を言わせぬド直球値上げです。

金額の小さいものなら、10%、20%、50%アップ。
もともとの値段が安いので「ま、仕方ないかぁ」と高を括っていると、
じわじわと生活費が上がってゆきます。

さて。

お買い物をすれば入れてくれる紙袋のショッピングバッグ。
日本の場合は紙がどんどん薄く、持ち手の紐もリボンじゃなかったり。
昨今はエコだからそうなっているというのもあるのでしょうが。

ベトナムもエコを意識してか、一部若干、紙袋が薄くなる傾向にある感じがしますが。
分厚くゴージャス、持ち手もリボンで、おしゃれな紙袋が増えてきて。
日本のバブルの頃を懐かしく思い出しました。

あの頃はブティックの紙袋とか、もらうとキレイに取っておいて。
お出かけの時や、ここぞというギフトに使ったり…。

30年前のブランドの紙袋(ショッピングバッグ)、いまだに保存してありますw

おしらせ

このところ、また、日本から。
蔵元様および進出支援業者様の、当店へのお問い合わせ、出張(ご来店)が増えております。

コロナ前に戻りつつあるように思います。

レタントンに角打ち【日本酒で乾杯!】をオープンして3か月後の、2016年1月から今まで、
およそ100数十社の蔵元様、進出支援企業様、自治体、地方銀行など、次々とご来店いただき。

ベトナムの日本酒市場についてのお話や試飲会、
JETROや主要インポーターとの繋ぎなどサポートを行ってきました。

日本からのご出張でご来店いただくことで、一お客様としてはありがたいことではありますが。
ご紹介やいわゆるコンサルティング業務については、一切、費用をいただいておらず。
また、すでに400銘柄ほどの日本酒がベトナムには輸入されてきておりますので、
よほど日本でも人気の銘柄でもない限り。
時間と労力を要するだけで、当店にとって特段メリットはございません。

それでも進出サポートをさせていただいているのは、
ひとえに「日本酒の普及」を、事業の目的として掲げているからです。

※なおコンサルティングを依頼される場合には、ライセンスを取得しておりますので、
お気兼ねなくご相談くださいませ。

また良く勘違いして来られるのですが、
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopはインポーターおよび卸のライセンスは取得しておりません。
アルコール類の販売(小売業)と、アルコール類の提供(飲食業)のライセンスのみです。

そして。
最も多くて困るのは、輸出を希望される企業様のゴールが「輸出」であることなんです。

「輸出・輸出支援」なんだから、当該国に輸入されたらそれで終わりじゃない?
と思われるかも知れませんが、そうではないのです。

現在ベトナムでは輸入されてくる商品には「商品登録」が必要ですが。
三年後、商品登録の更新時に、消えている銘柄、蔵元様のなんと多いことか。

次につなげてゆけてないのですね。

それは何故かと言うと、出したらそれで終わり、後は知らんぷりだからです。
その先で、輸出した日本酒がどう扱われているか、どう飲まれているか、
どうお客様にアプローチしてゆくかは、輸出した側にも責任があると私は思います。

それはもちろん、輸入した側、卸側、販売側にも大いに責任はあります。

ですがそこがまだまだ、力不足、欠けているのですね。

ローカル企業に圧倒的な日本酒に関する知識不足、ノウハウ不足というのもあると思います。
ですがそこを、日本酒に関わるすべての者たちが埋めてゆかなければならないと思っています。

というわけで。

当店はインポーターさんと提携して、BtoB、BtoCのアプローチについて、
今、できることをまずやってゆこうではないかと、枠組みを作ることにしました。

具体的なことについては追々、発信してゆきたいと思いますが。
「面白くなってきたぞ!」とワクワクする今日この頃です。


< May 2024 >
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SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
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