イベント
【大七(だいしち)酒造】(福島県)
主催者で、大七酒造のインポーターでありサプライヤーは「TINH HOA TOAN CAU」さん。

当店とはまだお取引はないのですが、スタッフの方々にはすでにお会いしています。
お一人は当店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに飛び込み営業に来られ。
あとのお二人は、私が7区のSECCで行った国税庁主催の日本酒セミナーに参加してくれていました。
みなさん快活で、フレンドリーな方たちです。
ウェイティングタイムには、名刺交換したり歓談したり写真を撮ったり。
出されたスパークリングワインがドライで美味しくて、銘柄を尋ねたら、
チリ産のスパークリングワインでした。
やはり、こういう場にふさわしいスパークリング日本酒は必要かなと思います。

※大七酒造の営業部長山田さん。この「箕輪門」の銘柄Tシャツは、ユニクロとの初回コラボTシャツです。
さて1時間のウェイティングタイムが終わっていよいよイベントがスタート。
蔵元様のプロモーションビデオが流れ、太田社長のご挨拶。
そして「TINH HOA TOAN CAU」のVy社長が日本酒の作り方や風味の違いなどの説明を40分近く、熱心にされました。
売る側が商品のことを詳しく説明できることが、たいへん大切であると感じさせられました。

↑↑↑↑↑このテーブルが満席になり、途中で追加参加もあって、50名近くのお客様がおられましたが。
蔵元様関係者以外、お客様で日本人は私一人で、あとはベトナムの方ばかり。
さて、いよいよお料理が運ばれてくると、どこのテーブルからも
「モッ、ハイ、バー、ヨー!!」
ペアリング試飲会と言うより宴会のような大騒ぎ、女性客が多かったので嬌声も上がり、
「すごい……」
呆気に取られていると。
「(今のベトナムではまだ)静かな試飲会には、専門家しか集まりませんよw」
と、今回、この試飲会に連れて来てくださったNen LightのHungさん。
当店のお客様がベトナム人の代表だと思ってはいけないのですね。
私たちのテーブルにやってきた「TINH HOA TOAN CAU」のスタッフさん。
「僕はベトナム人の、酒は酔うため、という意識を、変えてゆきたいんですよっ」と
熱弁をふるっておられました。
さて、大七さんは生酛づくりにこだわっておられる蔵元さん。
国内外で数々の受賞歴があり、洞爺湖サミットなどの重要なイベントで使われています。
全体的に落ち着いた深みがあり、飲み飽きしない上品なお酒です。

※純米酒→純米吟醸(五百万石)→純米吟醸(山田錦)→純米大吟醸という順番で。
デキャンタで注いでゆかれました。
ペアリングのお料理はイタリア風西洋料理で、日本酒と良く合います。
「日本酒は世界中の料理と合わせることができる」ということを証明してくださって嬉しい。
お料理を担当されたのは、Pullman Hotelのフランス人シェフだそうです。

※この間に、マグロ、いくら、アボガドのタルタルがあったのですが、お写真撮るの忘れてしまいました(涙;

※マスカルポーネのバルサミコソース掛けサラダ

※車エビとイベリコ豚&マッシュポテト。

ただ、お料理と合わせる順番としては、純米大吟醸から始まって、最後のイベリコ豚で純米酒だったほうが理想的かしら。
これまで日本人料理人とのペアリング、日本人のお客様が多い試飲会がほとんどでしたので、
いろいろと勉強になった試飲会でした。