【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

角打ち【日本酒で乾杯!】

1)なぜか、同じ都道府県出身の人が、集まる。

示し合わせたわけではないのに、
一日のお客様の、およそ半数が「神戸」人だったことがあります。
当然、にわか「兵庫県人会」が始まるw
全員同じタイミングではなかったのですが、
さっきも、「神戸の人がいらしてたわ」みたいな…

他にも多いのが、北海道民、大阪人、奈良県人、九州勢。
なぜか集まる。

2)なぜか、同じ趣味の人が、集まる。

営業時間の前半と、後半とで、
ラーメン談義になったことがあります。
しかも西と東に分かれて。
他にも、スポーツで、趣味の話しで、別々にいらしたのに、
盛り上がるのが、ホーチミンの良いところかも知れません。

3)なぜか、蔵元さんが来ると、その翌日から不思議とその酒が出る。


特に、私がおすすめしたわけでもないのに、ご指名が…。
蔵元の営業さん、ひょっとして、私の知らない間に、
マーキングでもしました?ww

その他、サークルで、県人会で、ビジネスの会合で、
いくつかのグループがかち合った時には、
狭いホーチミン、
知り合いの知り合いはみな、知り合い。

「え、そことそこ、繋がってんの?」

みたいなことは、日常茶飯事です。

当然、日本からいらっしゃる企業さん、行政のみなさん、
日本酒業界は狭いですので、かなり、繋がっていらっしゃいます。

ある意味、怖いのですが、
みんなで良い方向に、繋がってゆけば、良いですね。



今だけシリーズ。
「千代の松つぶつぶ」は、昨日、なくなっちゃいました。
お早めにお越しくださいませ。

日々の雑感

ホーチミンで、何年ですか?

よく聞かれる質問です。

私に質問された方が、ベトナムでは先輩だったので、

「まだ、二年です」

と答えると、

「もう、ですよ」

感覚的なものでしょうが、私には、やっぱり「まだ」です。
それは、自分のベトナムでの進捗具合があるからでしょうか。

「ベトナムの1年は日本の3年ですから…」

え?そうなの?

じゃ、私はもう、日本で言うところの6年もベトナムに居るってこと?

えらいこっちゃ。

浦島太郎ー。

このベトナムの1年は、日本の3年。。。という言葉、
とても肌身を通して、感じます。

季節のうつろいがない、気候の移り変わり、
特にせっつかれることのない、毎日がユルーい空気、
少々のことでは食いっぱぐれがない、危機感の薄さ、焦りのなさ。

ついつい、気が付いたら二年、三年と経っている。

そんな中で、目的と勢いを持って仕事をしている人たちは、
どんどん伸びて、大きくなっていますし。。。

毎日が楽しく過ごせることが、ホーチミンの良さでもありますので、
享受している方たちも大勢いて。

どちらも、自由で良いと思います。

それに、来たばかりの人でも、海外流れ組の方たちは、
他の国での経験が物を言いますので、
他国とベトナムとの、たいへん興味深い違いなど、
お話をお伺いすることができます。

また、日本から来た初の海外組の方たちも、
さすが、日本から送られてくるだけのことはあって、
みなさん、柔軟性がある!
すでに、見分けがつかないぐらい馴染んでおられます。

さすがに在越期間10年以上の方にお会いすると、
大先輩。

特に、1995年あたりから、居住している方や、
その頃のベトナムを知っている方たちは、違います。

四半世紀ですものね。

お話をお伺いするとたいへん興味深く、
れっきとした、歴史の証人ですね。



※ビンホームズのタワマン。ついに、完成か?
 95年のベトナムを知っている人からすれば…

おすすめ全般

「『アヒル肉』の麺を食べて来る」

というミッションを受け、さっそく、Go!

【Tuan Thanh】

55/17 Le Thi Hong Gam P.Nguyen Thai Binh Q.1

店はLe Thi Hong Gam通りの裏路地にあります。

メニューを観ていると、「あひる肉」だけでなく、「鶏肉」もあるみたい。


鶏肉は「Ga」。
アヒル肉は「Vit」。


でも、アヒル肉の方が、「Ga」って感じじゃないですか?
つい、間違えて伝えて、出てくるまで気づかずにいたのですが、
出て来てから「間違えた」、と伝えると、
何の問題もなく、ドンブリを引っ込めて、
具材だけ乗せ換えて持ってきました。

なかなか臨機応変です。




※写真上がアヒル肉、下は鶏肉

待っている間、店のご主人が、
「Vit」の発音、ちゃんと言えるまで、教えてくれました。

他の店員さんたち
(家族経営のような、おじちゃん、おばちゃんが運営しています)
はみな面倒見が良く、
簡単な言葉すらできない、不自由な外国人に、
あれこれと話しかけてくれます。

VIT(アヒル肉の麺)3.5万VND(約175円)
GA(鶏肉)3万VND(約170円)



新しく持ってきた丼には、
ざっくりと取り除いたはずの鶏肉も混ざっており、
どちらのお肉も食べ比べられる幸運に与りました。

鶏肉は臭みがなく、胸肉独特のカスカス感がなく、柔らかい。
170円という安さの中で、
上等肉を使ったり、何か特別な下ごしらえをしているようには思えず、
鶏肉本来の旨さなのでしょう。

ベトナムの鶏肉は、日本より美味しいと思いますし、
多くの人たちの感想も同様です。

アヒル肉は弾力があり、日本の地鶏を思わせる香ばしさとコクがあります。

こちらもまた、癖になる味ですね。

オニオンのスライスと、粗目の生姜のみじん切りの入った甘酢が出て来て、
付けて食べると、旨さが引き立ちます。

麺は柔らかい葛きりのようで、透き通っています。
細めの麺がスープによく絡み、つるんと喉ごしが良い。

スープはあっさりとした出汁の利いた塩味で、
南部独特の甘さは控え目です。

無事、領収書も切ってもらえて、任務完了です!

プライベートでまた来たいなと思う、逸品でした。


イベント

サッカーU23の決勝戦、ベトナム×ウズベキスタンは、
延長戦の末、惜しくも1×2で、優勝を逃しましたが。

決勝進出という、ベトナム初の快挙に、ホーチミン中沸き立ち、
一丸となって、選手たちを応援しました。

市街地全域のあちらこちらで、パブリックビューが設置され、
臨時休業した会社も多く、
店や家では、みんながテレビの前に集まり、釘付けになっている人々の姿が、
見受けられました。





※写真は、グエンフエ通り

街角では国旗が売られ、
ベトナムの国旗にちなんだ、
赤一色に黄色い☆マーク「金星紅旗」のTシャツやタンクトップに、
身を包んだ人たちも大勢います。




私は、グエンフエ通りへ別件で取材に出かけていたのですが、
早々にレタントンに戻り、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】で、お客様と、
たこ焼きにビール、インターネットテレビで試合観戦!



試合に関していえば、
前々日からの大雪で、試合会場となった中国のスタジアムは、
雪が積もっていたのですが、
試合は決行されました。

ベトナムの選手たちは、みな、
「生まれて初めて観て、触る雪!!」
に、前日はおおはしゃぎ!

というのを、ニュースで観ていたのですが、
この「生まれて初めての雪」が、仇になったのかも知れません。

積もった雪に、すべって転ぶということはなかったようですが、
足を取られ、ボールは跳ねず、疲労は増大したと思います。
前半でウズベキスタンに先取されましたが、
ペナルティーキックで、追いつきました。

その後、後半も、健闘したのですが、
ウズベキスタン側のボール支配率が徐々に増してゆくのが、
分かります。

結局延長戦に突入し、
後半、あと2分のところで…







Wifiがフリーズしてしまいました。www

ネット接続が復旧した時、

歓喜の表情のウズベキスタン側、
暗い表情のベトナム側の観客、サポーターたち・・・

ですが、堂々準優勝!立派です。
おめでとう!!



さて。

街中はと言うと、火曜日の準決勝の教訓を活かして、
あちらこちらで、バイク規制が敷かれ、
レタントンは1台のバイクも通っていませんでした。
まるでテト正月のように、静かです。

ですが、グエンフエ通りなど、中心街は、
やはりすごいことになっていたようです。
Facebookやインスタグラムに、その様子がアップロードされていましたね。

前日、大使館から、在住日本人に「警戒」メールが配信されましたので、
おそらく、日本人はみな、引きこもりか、
近場に出かけるぐらいだったのではないでしょうか?

Standing BAR【日本酒で乾杯!】にいらしたお客様たちも、
レタントン界隈にお住まいか、出張でお泊りの方たちばかり。

お一人、7区から1区に飲みに来たお客様が、
「帰れなくなったので、東屋を予約した」

お聞きすると、火曜日はタイにいて、
こういう状況になるということを、あまり把握できていなかったとのこと。

夕方、サプライヤーさんから
「今日は配達ができない」と電話がありました。
10区からなので、無理でしょう。
私もダメ元で発注を掛けたので、申し訳なかったです。

とりあえず、普段通り、店を閉めて、
静かなPham viet chanhに帰りついたのでした。

日々の雑感

ベトナムに来る前、
「進出」という言葉に、とても違和感を覚えていました。

日本の市場が縮小したからといって、
海外の市場に「進出する」・・・という構図が、
かつての悪しき歴史の、別の構図が見え隠れして、
嫌な気持ちになるのかも知れません。

ところが。

今、ベトナムで大きく市場を開拓している大企業の社長様に
インタビューをさせていただいて、
まったく別の考えをお持ちなことに、驚くとともに、
感動を覚えたのです。

ある方は、
「(弊社は)ベトナム人の、ベトナム人による、ベトナム人のための」会社である。

技術、経営ノウハウ、すべてをベトナム人に教え込み、
自分たちで主導して運営できるようになることが目的だ、
と、お話しくださいました。



またある方は、
「(私たちは)ベトナム政府から、今の輸入過多国を、
 どうか、輸出過多国にして欲しいと頼まれた
のです」

そして今や、日本のその食文化が、ベトナムの原材料で、
ベトナムの生産で、ベトナムのオペレーションで、
ベトナムから、46カ国に輸出されるようになりました。

この企業を、日本企業ではなく、
ベトナム企業だと思っているローカル人も、少なくないようです。


こうした考え方について、私は、
グローバル時代を生きてゆく、経営哲学
だと思いました。




一方で、先日、こんな話も聞きました。

ベトナムにもすでに、相当額輸入されている、日本の食文化。
日本からベトナムへの輸出額は、世界第13位です。

ですが、私が感じるのは、ベトナムに輸入されていても、
エンドユーザーに届いている感がない、
それはベトナムで、この事業に関わる
ほとんどの人が感じている、現実です。

実際、卸の倉庫や、卸し先で眠り続けて、
商品としての価値がなくなってしまっている在庫も散見されます。

サプライヤーは、営業まで手が回らなく、目詰まりしています。

ですが、日本側からは、
「輸出した者勝ち!サプライヤーの倉庫に入れたら勝ち!」
とばかり、ベトナムの、まだ小さく育っていない市場に、
とにかく商品を送り込もうとしています。

同業者の足を引っ張り、押しのけて、
自分たちの取り扱い商品を「ねじ込む」企業もいると聞いて、
耳を疑いました。

ですが、裏事情に詳しい業者さんなので、
その話は本当なのでしょう。

日本(あるいは自社)を中心に、商売を叫んでも、
三年先、五年先、
残ってゆかないのではないかなと、私は思うのです。

日本から一歩出て、そこに生活と仕事の拠点を置いてこそ、
見えてくること、
それが、前述の企業のような、
「ベトナム人のための」という考え方を産むのだと思う、
今日この頃です。

企業の規模の大小は関係なく、
そういう考え方ができる企業だから、大きくなってゆくのでしょうか。。。


まめ情報

登録していない人も含めるとおよそベトナムに2万人の日本人。
日本食レストランは、昨年、1,000件を超し、
うち65%がホーチミンに存在するようです。

一方、私がHCMCに来た二年前ごろは、4万人?と言われていた
韓国人は、今や、10万人はいるそうで。。

おそらく韓国料理店の数は、日本の比ではないでしょう。

日本人も味にうるさく、私の店でも、ジャッジにかまびすしく、
あちらこちらのお店について、教えてくださいます。
ウチの店も、方々で、厳しいことを言われているのではないかと思うと、
辛いのですが…。

韓国人の評価はさらに容赦がないそうで、
たとえば焼肉であれば、
肉の良し悪しだけでなく、
タレの漬け方、焼き方について口うるさく、
付け合わせのキムチやらナムルなどの小皿料理のジャッジ、
さらにはサンチュの並べ方まで、とやかく言われるらしい。
店員の態度から内装まで、
その矛先はくまなく店内を巡るようです。

とくに、韓国人のほとんどは家族帯同で来るため、
駐在の奥様達のジャッジがたいへん手厳しいらしく。

奥様方の口コミ次第では、店が閑古鳥になったり、潰れたり。
はたまた、繁盛店になったり。

その、生き死は、奥様方たちの口先三寸に掛かっているそうです。

食に対する執着には、すごいものがありますが、
そこで生き残って来た韓国料理店は、
「美味しい」と太鼓判を押されたことになりますね。

美味しいお店を教えてもらいましたので、
今度、行ってこようと思っています。



※このお店は、日本人社長さんに、連れて行ってもらいました。

ちなみに、日本の焼肉店は、韓国の人に言わせると、
どこもお気に召さないそうです。

韓国流は、事前にしっかりタレに漬け込み、
漬けこんだ肉が勝負!なのに比べて、
日本の焼肉は、生のままで焼き、
後からタレを漬けて食べるからで、
そもそも、調理方法から違うからなんだそうです。

おすすめ全般

前々から気になっていた、Pham viet chanhの「豚笑」。

行ってみました。

奥に細長い店舗。
手前はカウンターと、二人掛け用のテーブルのみ。
奥は「予約席」となっていて、テーブル席。

メニューは、鶏笑の豚の串焼き版と言った感じです。
カウンター内で、串焼きを焼いています。
価格も鶏笑と変わらず、リーズナブル。

この店は、レタントンヘムの人気店「鶏笑」の元女将がやっている
「のれん分け」店です。

「鶏笑」は、初代女将が、タイバンルンヘム店で
「くの一」をオープンしたり、
次々と独立しています。

ベトナム人女性の独立の支援となっている
「鶏笑」の、日本人オーナー関根さんの懐の深さですね。

日本人が日本文化を伝え、それをベトナム人が継いでくれ、
日本文化が広まっていく。

理想的ですね。



さて、店が始まって30分ほどで、ママさん登場!

コケティッシュな和風コスプレで登場のママさん。
日本語が上手で、愛想が良い!

テーブルを周って、一人一人に声を掛けています。

ぐっと近づき、肩に手を掛け、

「ねえ、美味しい?美味しい?」

こういう接客は、日本の居酒屋さんにはあまりないのでww、
面白いし、可愛いです。

その日、入ったばかりで、メニューに載っていない
新鮮なネタをすすめてくれます。

「これは、サービス!」

と、臨機応変なサービスを展開しています。

女性一人で行っても、人をそらさない接客なので、
また、ふらりと行こうかと思います。


おもしろ発見!

夕方、Pham viet chanhのサービスアパートメント周辺から、
大きな声で囃し立てたり、雄たけびや歓声が間歇的に起こり、
不安な気持ちに包まれながら、レタントンの店に出勤。

店に着くと、まもなく、外のガールズバーの女の子たちの悲鳴が!
下の「牛めし屋」のヌンちゃんまで!悲鳴!



サッカーU23アジア選手権が中国で開かれており、
ベトナムは先週土曜日、3-3からPKで5-3でイラクを下しました。

日本に出張中に、オーストラリアを破ったとニュースで知って、
ベトナムも強くなったなぁと、感激していたら、
あらよあらよと言う間の快進撃!
そしてついにベスト4!!

もちろん「ベスト4」は、ベトナムにとっては初快挙!

そして23日15時(ベトナム時間)、準決勝のキックオフ!
×カタール戦の中継を、みんな生放送で観ていたのです。

企業によっては、この歴史的試合をぜひ観戦したい!
という従業員のために、
早退や、休暇を許可するところも結構あったそうです。

そしてこちらもまた、2-2から、4-3でPK勝ち!

ホーチミン中が、喚起に包まれたのでした!

その波は市街地に溢れだし、
国旗を掲揚したバイクが怒涛の如く流れだし、
街は混乱状態に!



交通渋滞どころの騒ぎではなく、
ちょうど帰宅時間の足を妨げ、
お祭り騒ぎは夜遅くまで続き、
車が走れない、タクシーが捕まらないの帰宅難民が出るほどに。

前日から、午後、祝宴会を予定していた会社の、日本人の方は、
結果を観るのも早々に、
「引き上げて正解だった!」
まあ、すでに敗北を喫している日本人は冷めていますので。


とりあえず、近場で飲んで、時間をやり過ごしていた日本人たちも、
「やっと、道が流れ出した」
と、Pham viet chanhから11時頃にお見えになったお客様。

中心街に近くなればなるほど、その混雑は冷めやらないのか、

2区に帰るのに、タクシーが捕まらず、
なんと、ABタワーからレタントンまで歩いて、
「やっと、Standing BAR【日本酒で乾杯!】までたどり着いた―」
と、11時半頃、ヘトヘトでお見えになりました。

それでも、新正月やテト前の大晦日ほどの混乱ではないとのこと。

ですが、ベトナム歴が長い方たちはみな、

「中国との暴動の時より、すごいよ!」
(2014年ベトナム反中デモのことだと思われます。
その時は、日本と合資の中国企業が、
いつもは社外に中国の国旗を掲揚しているのに、
すぐさま、日本の国旗に差し替えたそうです。)



「それだけ、爆発したいパワーが満ち溢れているんだろうね」

おそらく、大騒ぎしている多くの人たちは、
昔の日本のように、
にわかサッカーファンであったり、
ただ、大騒ぎしたいだけの人たちなのかも知れません。



さて、その決勝戦は27日(土)に行われます。

準決勝で勝利しただけでこの騒ぎ、
その熱波は確実に拡散しています。

決勝で、優勝するようなことがあれば、どのような事態に陥るのか!
今から、戦々恐々です!!w

対戦相手は、日本代表が準々決で敗れた、ウズベキスタンです!



以上、写真2枚は、㈱ブレインワークスの近藤昇様からご諒承を得て、拝借掲載しています。
一緒に旗を振って走っていらしたような、すごい臨場感のある写真ですね!

日本酒

出張先の東京で、ぜひとも視察してみたかったお店のうちの一軒が、
神田の

【和酒や】

日本酒の「小売り」+試飲できるスペース「角打ち(かくうち)」
がある、「酒屋」さんです。

JR山手線、神田駅北口から、真っすぐに行った左側、
中央通りに面しています。

店主の飯村さん、こだわりのラインアップは、
時勢や人気、蔵元の規模の大小に左右されない、
独自の視点で選ばれた酒蔵さんの銘柄が並んでいます。

ですので、あまりお目にかかれない、
小さな酒蔵さんの珍しいお酒が入荷されています。

今回は、お店一押しの新酒10銘柄、利酒セットを注文しました。





グラスに10mlが注がれて800円。

ということですが、10mlより多いように思います。

このグラス、ウチの店、Standing BAR【日本酒で乾杯!】で
使っているのと、同じグラスですね♪

利酒には、このグラスが合うように思います。



10銘柄を試飲して、自分のいちばん好きなお酒を、
お客さまの投票で選ぶという企画も面白いですね。

でもこれ、かなり、難しいですね。

とても一つに絞ることなどできず、また最初から一巡、飲んでみました。

お酒でもなんでも、だいたい、二度、三度、試しているうちに、
段々、分からなくなってくることが多く、
人の意見や感想にも左右されやすいので、
一口目の直感で選ぶのが良いかも知れません。

が、そうなると並び方、飲んだ順番に左右されてしまうので、
これまた、難しい…。

私は、どれが好きかと問われると、
これはここが良い、これはこちらが良い、と、
個性尊重派なので、、
4種類ぐらいから先、絞ることができなかったのですが。

この10種類の中で、明らかに、他の9銘柄と違う風味の酒があり、
異彩を放っておりました。

そのことを、お店のスタッフで、「唎酒師、日本酒伝道師」の
大坂さんにお尋ねすると、
「それは、普通酒ですよ」

普通酒とは、米、米麹、水以外に、醸造アルコール、
糖類や酸味料などを添加したものです。

一般に「安酒」と言われており、確かにこのお酒も安いのですが、
こうして、純米酒や本醸造と並べられると、
「マズい」というより、「個性的」と、うつるのが、
飲み比べの面白いところではないかと思います。

それって、どのお酒?と思われた方は、ぜひ、
神田の「和酒や」さんで、試飲してみてくださいね。

店内には、「うぐいす徳利&お猪口」や
木本硝子の「江戸切子」なども販売されており、
店の方にお話をお伺いしながら、試飲するのも楽しいですね!




日々の雑感

今回は、お得意様から、空港でのおつかいを頼まれました。

電子たばこ「iQOS」、中身のカートン

Standing BAR【日本酒で乾杯!】は、
日本酒の香りを大切にしたいことと、
せまい店内で分煙ができないので、
禁煙になっているのですが。。。

電子たばこについては、混み合っていない時なら、
吸っていただいてもよいように、しています。

日本にちょくちょく帰る人ならともかく、
あまり帰らない人は、中身がなくなり、
買いだめするそうです。

免税店なら「Marlboro」3,700円。

売り場のスタッフが

「どこまでですか?」

「ホーチミンまで」

「え?インド?カンボジア?どこですか?」」

日本語が上手だったので気が付かなかったけれど、韓国の子かしら?

「二箱まで買えますが、ベトナムに入国する時、
 確か、1箱しか持ち込めなかったように思いますので…」

え?そうなの?



こういう面倒くさいことを言われるので、
やはり、帰国時に、免税店で買い物ができるというのは、便利だなと思います。


< January 2018 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
アクセスカウンタ
プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
QRコード
QRCODE
読者登録
Chúng tôi sẽ gửi những bài viết mới nhất đến địa chỉ email đăng ký. Xóa Tại đây
Số lượng người đọc hiện tại là 7 người