【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

おすすめ(飲食店)

先日、7区からPham Viet Chanhに移って来た「源」についてブログに書いたところ。
角打ち【日本酒で乾杯!】のお客様が次々とお邪魔したようでw

やはりみなさんの興味は「牛レバ刺し」と「お蕎麦」
さっそく、日本人三人とベトナム人女性三人とで試食にGO!
工場で通訳などしているベトナム人女性と、
故郷から出てきた彼女の妹さんと妹さんのお友だち。

「牛レバ刺し」はやはり、箸をお付けになりませんでした。
私たち日本人は、「わお!」と、舌つづみ。



お蕎麦は、「かけ蕎麦」と「盛蕎麦」と「おろしじゃこ蕎麦」に分かれて注文。
私は盛蕎麦を頼んだのですが。

ここの蕎麦は、生麺を打ってもらっているそうです。
美味しい!
特筆すべきは「お出汁」
テーブルに置かれる際、鼻先を通過する時点でもう、カツオの良い香りが漂っています。



もちろん、源さんのオリジナル出汁。
色は薄いのに、お出汁がしっかり利いて、これは美味しい!
マスター曰く、カツオ以外にも、鯖など、何種類かの魚をブレンドした出汁だそう。
そしてこの本格的なわさび!

かけ蕎麦75,000VND(≒375円)とたいへんリーズナブル。

ベトナム人のみなさんは、お蕎麦、初体験だったようで!
「どう?」
と聞くと、みな一応に
「スープが塩辛い」

とのこと。

私たちはフォーを「優しい味」と表現することが多いのですが、
日本人が作る「ラーメン」や「蕎麦つゆ」は、
ベトナム人には「塩辛い」と言われることが多いのです。

私たち日本人には大好評だった源さんの蕎麦つゆも、
ベトナムの人たちにはおそらく、
濃い「出汁」の味が、「塩辛い」と感じてしまうのではないか?
つまり「出汁」の味がわからないのではないか?
日本人同士で協議した結果、そういう結論になりましたが…。

「丸亀製麺」のおうどんは、ベトナム人には大人気です。
「とみだや」さんのラーメンもベトナム人が列をなしていました。
どこが違うのだろう…。

さて、源さんの前回の記事はこちらから。

2020/10/15
【居酒屋「源」、Pham viet chanhにてオープン!】
https://sake.vietnhat.tv/e49115.html

アオザイ会

先日10月23日、恒例の秋のアオザイ会茶話会が開催されました。
コロナ禍、今年の会長は日本に帰国され、役員の半数が日本からのリモート作業という
たいへんな状況の中。
事務局の村田真由さんが会長職を引き継がれての、活動となっています。

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茶話会の会場は、なんと、
ロッテレジェンドホテルで最高ランクのスイートルーム、
プレジデンシャルスイート(148平米)。
かつて令和天皇が、皇太子時代にお泊まりになったこともあり、
要人の滞在に利用されている特別なお部屋だそうです。



茶話会が始まる前、みなさま、熱心に内覧w



サイゴン川が臨めるすばらしいロケーションですが、
今や、5つ星、6つ星のリゾートホテルや、ラグジュアリーホテルをご存じの方には、
少々狭く、地味な印象かも知れません。

ですが、由緒正しい格式高いホテルというのは、
内装や調度品の豪華さだけではなく、ホテルマンのおもてなしのふるまいも一流だと言うことが、
良く判ります。



日本の天皇陛下が、何ゆえ日航ホテルではなく、
よりによってロッテレジェンドホテル?と不思議に思っていたのですが、
皇太子がお泊りになった時代には、まだここは、日系の経営で、
その後、買収されたのでした。

参加費は600,000VNDで、軽食とお飲み物をご用意ということだったのですが、
なんと、アルコール類も飲み放題となっていて。



朝シャン(スパークリングですが)に朝ワイン(赤ワインも、私の好きな銘柄)という贅沢さ。



講演は 「美容効果の高いセルフケアをご自宅で」
Nove-Saigon Estheticの窪田信江様。
みなさま、自身でリンパの流れを意識しながらのツボ押しを実行。
レストランではなく、スィートルームでの会合だからできること。

そして素晴らしかったのが、
ベトナムの有名な音楽スクール「Aufdart academy」による
「サロンスタイルでの音楽鑑賞」。



チェロ、ギター、バイオリン、フルート、声楽の室内ミニ演奏会。
こんな近くで音楽が楽しめるなんて、とっても優雅!

これだけの格調高い会合を企画、実施できるなんて、
さすがアオザイ会の役員のみなさまです。
集まった15名の会員は、この贅沢な空間でのひと時にとても満足されて、
次の会合も楽しみに、散会となったのでした。

イベント

10/14~10/16、Park Hyatt Saigon、3階のPool Houseにて。
食品業界関係者対象の
「Japanese food & Kitchenware Sample Exhibition」
ジェトロ・ホーチミン事務所主催で開催された。

【展示会趣旨】

ベトナムへの初輸出または販路拡大を目指す日本の事業者が
売り込みたい食品・日用品の商品を約500アイテムを会場に展示。
商談希望を提出すれば、11月以降にオンラインでの商談をアレンジする。

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例年7月~9月頃にホーチミン市内で対面式での商談会を行って来たが、
今年度は従来の対面式での商談会が実施できない状況が続いており、
一方、コロナ禍においてもベトナムバイヤーからの日本産食品の引き合いは依然として多く、
オンラインでの商談に開催方法を切り替えることとなった、とのことである。

会場には、商品が見やすくディスプレイされており、



食器類で63品目
食品、調味料、菓子、ドリンク、アルコール類で113品目
青森県から14品目
新潟県から62品目

252品目がリストアップされていた。

コロナ禍。
商品を郵便局に持って行ったら、
ベトナムへの輸送を断られたと言う会社さんもあったようで。

輸送の段階で送ることができなかった品目もかなりあったようだ。

それにしても毎度思うことなのだが、よくこれだけの商品を、
いっぺんに商品登録して通すなぁと、改めてJETROの凄さを思うのだが。

展示会としては一年ぶり、10か月ぶりに観る日本製品は、
日本人の私から見てもクォリティーが高く、
匠の技が冴える鋳物のグラスや石の食器など、ため息が出るほど美しい。



刃物も素晴らしい。



世界が日本の製品に注目するのが、良く分かる。

日本酒も例年通り、相当数の蔵元が進出を希望している。
毎年観て来て思うのだが、今年は特に、
ボトルやラベルのデザインの美しさに目を奪われた。
すでに海外で活躍していらっしゃるのだろう。
「地元の銘酒を飲んで欲しい」というより、
「世界の人たちに楽しんで欲しい」といった感じだ。



私が注目したのは飲む点滴「甘酒」。
3社から出ていて、すべて試飲してみた。
ウチの店でも扱いたい。
一応、渡されたアンケート用紙に記入して置いたが。
入って来るだろうか。



※今回、水産物はこんな感じでディスプレイされていた。

蕎麦はその場で作ってくれると言う。
蕎麦を待っている間、ホテルの軽食を食べていると…



外のキッチンで、なんと、JETROの大桃さんが蕎麦を作っていらっしゃる。
大桃さん直々のお蕎麦…なんだか恐縮だなー。

紙コップで出て来たのだが、そのお蕎麦といい出汁といい、とても美味しかった。
カツオ節の香りに癒されるー。

久しぶりに「Japan」を堪能させていただいた。


ちなみに今朝、オンライン商談会受付のメールが届いた。

【オンライン商談期間】
2020年11月13日(金)~30日(月)
ベトナム時間9:00~15:30
※具体的な商談時間は、日本の事業者とも調整の上で決定します。

蔵元

9/9~10/21、「酒販店限り」のZOOMによる蔵見学が行われた。

主催はベトナムへの輸出元である東京の㈱花山。
角打ち【日本酒で乾杯!】にも何度か足をお運び頂き、
東京でも会社訪問させていただいたことがある。

9/9(水)14:00-山口酒造場「庭のうぐいす」(福岡)
9/29(火)14:00-喜多酒造「喜楽長」(滋賀)
10/13(火)14:00-神沢川酒造場「正雪」(静岡)
10/14(水)14:00-墨廼江酒造「墨廼江」(宮城)
10/15(木)14:00-瀧自慢酒造「瀧自慢」(三重)
10/21(水)14:00-秋田醸造「ゆきの美人」(秋田)

一時間の前半は、蔵の歴史や地理的背景が説明される。
そして蔵人が操作するカメラが入っての「蔵元見学」。
後半は、事前にサンプルの酒が配布されており、
商品説明を聞きながら試飲する。
そして最後に、チャットで寄せられた質問の質疑応答となる。

もちろん、ベトナムに酒を事前配布することはできないため、
話を聞くだけになる。

やれ「中垂れ」だ「にごり」だ「生酒」だと話されると…辛い…。
また弊店には、ベトナムに輸出されている銘柄のみの案内だったようだ。

あいにく山口酒造場は参加しそびれたが、
「喜楽長」さんからすべて参加させていただいた。

2020/10/06
【オンラインで蔵元めぐり、蔵元さんに会う!@喜楽長「喜多酒造」(滋賀県)】
https://sake.vietnhat.tv/c1383.html

蔵元見学はやはり面白い!
「洗米機」一つとってもそれぞれに特色があって、
酒造りのコンセプトに合わせた設備が導入されている。

地元の歴史や背景も、
100年、200年と続いた蔵元だからこそ語られる言葉に深みがある。

宮城県石巻市の【墨廼江酒造】
伊達藩時代から海路の交通拠点で、今では世界三大漁場の一つ。
社のある住吉区には、昔から水や航海の神様を祀る墨廼江神社(現・住吉)神社があるそうで。
銘柄の由来なのだそうだ。

そんな伝統と文化の話の後の蔵見学は、「化学」と「製造業」の世界。
東日本大震災では人的被害は免れたものの、
醸造機器類は壊滅状態になったそうだ。
幸い仕込みタンクの「もろみ」が無事で、
全国からの支援を受け、翌年には酒造りを再開することができた。

オゾン殺菌、ニトリルグローブ導入で安全・安心に務める一方で、
改良して瓶詰作業が早くなり、生産量が増えたそうだ。

日本でぜひ、「墨廼江」さんの代名詞とも言える「中垂れ」を頂きたい。
中垂れは「中汲み」「中取り」とも言われるが、
いちばん香りも味も良い部分である。

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さて、弊店でも人気の高い【ゆきの美人】

町中のマンションの一階部分で醸造すると言う珍しいスタイルの蔵元で、
9月から5月まで週50本、比較的長い期間、酒が醸される。

「新政(あらまさ)」で有名な6号酵母が使われている。

昭和10年ごろ
「ゆきの美人」の現在の当主の祖父が「新政」で杜氏をしておられた。
6号酵母はその頃発見されたそうで、その後協会に広めてゆかれた。

酵母の歴史と変遷は、品評会との関わりが深く、
カプロン酸エチル酵母が出始めて吟醸の世界を牽引するようになり、
金賞が取れる酵母として1801酵母が主流になったが、
最近は6号酵母が多くなってきた。

特に「6号酵母で甘いのばっかり作っているので、辛口も面白いかなと思って」
「ゆきの美人」は日本酒度+21度まで行ったことがあるという。
(日本酒度は、プラスだと辛口、マイナスだと甘口とされる)

そして珍しいのが雄町のみで仕込んだ「貴醸酒」。
「貴醸酒」は、水の代わりに酒で仕込んだ日本酒である。
独特のまろみと、コク、甘みが特徴だ。

そして「オフフレバー対策」に気を使っているそうだ。
みんな保存時に温度には気を付けているが、日本酒は光にも弱い。
特に青い瓶は光を通しやすい。
それで「ゆきの美人」は黒い瓶なんだ!と合点がゆく。
デザイン性の問題だけではなかったのだ。

そんな話をお伺いしながら…盃を傾けると、さらに酒が美味しくなる。



※写真は「日本の滝百選」に選ばれた国定公園赤目四十八滝の渓谷。
奈良県からも近く、私も訪れたことがある。
瀧自慢酒造では、赤目四十八瀧の伏流水を仕込み水として使用している。

角打ち【日本酒で乾杯!】

ウチの店で紅一点のマスターとして、日曜日の夜、
3時間だけ、角打ち【日本酒で乾杯!】のお手伝いをしてくれていたタケちゃん。

昨日で最後となりました。

おかげ様で、タケちゃんファンで満員御礼!
私もお客様側で参加させていただいたのですが。

改めて、タケちゃんの素晴らしいお人柄と魅力のおかげと、
感謝の気持ちでいっぱいです。

「日本酒を広めるお手伝いをしたい。
 一度、お店のマスターを体験したかった」

という強い意志をお聴きして、社長にもご相談させていただきました。

「日本酒を広めるボランティアとして、
 しっかり社会貢献するんだぞ」

と仰ってくださって、お預かりさせていただくことになりました。
日本酒の風味を知っていただきたいこともあって、
マスターとして飲まれた分はお店持ちで。

最初、日曜日の夜と言うのがどうだろうということもあったのですが、
まだ若いのに、知識の幅が広く、深く、
温和な笑顔と穏やかな物腰が人を惹きつけ、
しだいに日曜日の夜のお客様が定着してきました。

わいわいガヤガヤ混んでいることだけが良い空間というわけではなく、
奥の深ーい話を愉しみながら、
静かにちびちび盃を傾けるという空間も必要だなと思いました。

一年と一か月、本当にありがとうございました。



さて、今、「やってみたい」と言う方を絶賛探し中ですが。
日曜日の夜と言うのは、なかなか難しく。
11/8、11/15、11/22、11/29(日)は、月森が営業いたします。

なお11/1(日)と11/7(土・昼飲み)は誠に勝手ながら、
お休みにさせていただきます。

12月は新店オープンの予定ですが、まだ見通しが立たず、
また改めてご案内させていただきます。

日々の雑感

日本酒の店を新しくオープンさせたら、
ぜひ、一緒に仕事をしようと思っていたベトナム人女性がいた。

ワインに詳しく、世界中を飛び回っていたが、
昨年からはホーチミンにいると聞いていた。
日本酒も好きで、勉強したいと思っているようだった。
お酒の話になると、弾丸のような英語トークが始まる。

「砂名さんと、一緒にお仕事したいでーす」

そろそろ声をかけておかなくては、と、今月に入って連絡をしたところ。

「今、スペインでーす(涙)」

今年初めに、スペインに行ったところ。
ベトナムに戻って来られなくなった。

今、ヨーロッパは再びコロナの感染者が増えているらしい。
よりによって、その渦中のスペインにいるとは…。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopのオープンどころか、
当分、ベトナム入国は無理だよね。

というわけで。
今、角打ち(かくうち=BAR)のフロアマネージャーを絶賛、募集中。
英語が問題なく話せて、日本酒、日本文化に興味のある人、
日本酒の普及に理解を示すベトナム人女性というのが条件だ。

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東京都心の終電時間が、来年春から30分繰り上げられることは9月に発表があったが、
近ごろ詳細が発表され、1時以降の終電がばっさり切られることが分かった。
「やっと元に戻って来たかと思っていたのに」
と嘆く駅周辺の飲食店経営者もいれば、
「チャンスになるかも!」
と目を輝かせる、ネットカフェのオーナーもいる。

山手線最終電車の利用者が今月は前年比40%減なんだそうだ。

「え?そんなに?」

日本にいないと実感できない。
しかしそれはそれで、「夜は早めに切り上げれば良い」「逆に、始発を早くしたら?」
と、人々の関心は薄いようだ。
コロナによるさまざまな働き方、生活がもたらした意識の変革が顕著だ。



ベトナムは、第二波も8月中には収まり、
予防に務めながらも、ほぼ普通に暮らしているし、
最近は、会合があちらこちらで行われるようにもなっている。
日本商工会の参加者は、一社一名の縛りがある中で、
400名の参加者だったと聞く(それでも例年よりは200名ほど少ないそうだ)。

先日のアオザイ会の茶話会でも、
残った者同士が、同じ境遇で分かち合う気持ちも強くなって、
逆に絆が深まったという声も聞こえる。

そろそろ、「日本からの人たちを待つ」のではなく、
ベトナム国内で何とかしようという動きも始まり、
日本酒の普及に努めたい人たちの間で、
情報交換、意見交換しながら、前に進み始めた。

前々から予定されていた、
WSETのSAKE講座が始まったのもきっかけとなった。

また、前々から企画されていた
日本人、アメリカ人酒ソムリエたちが立ち上げた「SAKE CLAN」プロジェクトも、
今月、立ち上がった。

そして、三年前から事業計画を書き、資金調達に動いていた、
私の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopも、偶然にも
このタイミングでオープンする。

不思議な巡り合わせだ。


日々の雑感

菅首相のベトナム訪越で、短期出張者の隔離期間が一気に短縮されるという中。

逆に4月以降、様子見だった帰任の方も、
夏ごろからぼちぼち日本に帰り始め、
角打ち【日本酒で乾杯!】の常連さんたちともお別れが続く昨今。

前々から帰任が決まっていて、このコロナ禍で帰るに帰れなかった方もいれば、
急な帰任の方もちらほら。

急な帰任の方の中には、正式辞令が出るのが遅く、
航空券の手配に始まり、引き継ぎや引越しなど、バタバタで。
お世話になった方への挨拶もままならず、
異動して行ってしまわれる方も多いようです。

日本でも特に自治体など、行政の方たちの異動は、
辞令が一週間前に突然!という場合がほとんどで、
いきなり担当が変わって困ったということは茶飯事。
3年が目安で異動すると言われているので、見当は付くのですが。

仕事上のお付き合い、引き継ぎの観点から、いかがなものかと。

と、その話を欧米大企業のトップの方としていたら。
ドイツのその会社では、少なくとも半年前、三か月前に、
「契約を更新するかどうか」という話し合いが行われるそうです。

「いきなり来月とか、ありえない」

時々、「帰る、帰る」と言い続けて、ずっといらして…
「あれ?帰ったんじゃないの?」
いわゆる「カエルカエル詐欺」と称される人も中にはいらっしゃいますが。

やはりキチンと始末をつけ、最後に想い出作りをしっかりできる期間ぐらいは欲しいだろうなと思うのです。


「引越しは日通」。日通さんのホームページから。
ベトナムへ、ベトナムから、ベトナム国内でのお引越しは日通さんに!

着物

ホーチミンに日本の着物の縫製工場を建てられ、
ベトナムの縫い子さんを育てられ(現在200人いらっしゃるそう)
着物を日本に輸出されて来年で30周年。
渡部(わたのべ)衿子氏。
日本の女性起業家で、もっともベトナムで成功した方だ。

さらに着物はもちろんのこと、日本文化の普及に努めておられる。
日本酒も同様なのだが、まずは個人レベルで、日本人自らが、
自国の文化を世界に広めることができていないのが現状である。

衿子さんは、まずはホーチミン在住の日本人女性が、
手軽に自分で着物を着られ、愉しみを知って欲しいと活動をしておられる。

集まりやイベントにはお着物をお召しになり、
毎月「着物会」を開催、着物ショーも開催された。

ベトナムはアオザイ文化に代表されるように、
生地や刺繍のレベルの高さ、豊富さでASEANの中でも突出している。
特にタンディン市場は生地問屋として有名で、場所的にも便利なところにある。
みなさんそこで生地を購入して、仕立てたお着物をお召しになっているのである。

先日、衿子さんの仕事場兼お住まいにて行われる「着物談義」にご招待された。

まずは衿子さんお気に入りの「おはぎ」から頂戴する。
すべて日本の食材にこだわった日本人が、ベトナムで作る「おはぎ」は、
和菓子の豊富さや質においてはまだまだ途上のホーチミンで、絶品だった!



着物ショーのビデオを拝見した。
東南アジア特有のエキゾチックな柄や、南国の鮮やかな色や柄、
逆に絣に通ずる渋い色合いのものを、みなさん見事に着こなしておられた。

日本人男性のお着物姿、フランス人男性のお着物姿もあり、
夫婦ご一緒に、あるいはお子さんを抱いてのキャットウォーク登場は、
感動的ですらあった。

元々お美しい方ばかりモデルさんとして登場していたが、
普段のお洋服姿より、数段ゴージャスで華やか、それでいて上品だった。

ビデオ鑑賞の後は、衿子さん所蔵のお着物、襦袢、帯、小物の数々を拝見した。
30年以上前のご本人のものから、さらに代々受け継がれて来た着物や小物の数々。
仕立て直してデザインも一新で、オシャレに生まれ変わったお着物。

「震災の時に福島に置いていた着物が、みんな流されちゃって…」
紋付の大切な着物も流れてしまったそうだ。

さて。
今私は、ベトナムに着物7着、浴衣4着、帯5本持って来ているが、
衿子さん曰く。
「日本では大は小を兼ねるといってサイズ通りに仕立ててなかったり、
端折れば良いからと、自分に合ってないお母さまの着物を着てるけど」
身体に合ってない着物は、観る人が観たらすぐに分かるそうだ。
着るのに時間がかかるのは、サイズが合ってないこともあるという。

先日、昼飲みにいらした女性のお客様が、お仕事で着物を着ていらしたそうだが、
「寝坊して、最短、5分で着たことがある」
と話しておられた。

一度、フランス人デザイナーで小鼓奏者でもあるマヤさんと、
控室で同席させていただいたことがあったが。
舞台撮影を終えた私がカメラ2台と三脚を仕舞うのと、
小鼓を打っていた彼女が紋付の着物と袴を脱いで畳んで仕舞われるのとが同時だった。
そして、あっと言う間にお着物に着替えられて驚いた。

衿子さんのアドバイス通り、合わない着物は仕立て直し、
襦袢もサイズに合ったものを設え、早く着られるようになり、
仕事でも着られることを目標にしたい。

健康・医療

いつも前向き、ストレスはほぼほぼ感じない元気印の月森!
と、自分でレッテルを張って、
毎朝7:30起床、ブログを書き、仕事して、
店ではお客様からパワーをいただき、お酒を飲んでコテンと寝る…。

そんな毎日なら、ストレスは感じない。

しかし、何かにチャレンジする時、思うように進まない時、
頭で考えている以上に心はストレスを溜めていて、
それを教えてくれるのが、まずは身体、ということを最近思う。

7月に施行されたベトナム政府の急な起業法の改正。
資本金の追加、レジデンスカードの支給が後ろにズレた。
良い物件もなかなか見つからない、資金調達もすんなりいかない。

そうこうしているうちに、
先週あたり、急に身体がだるくなり持病の喉の不調も合わさり、
何をする気も起らなくなった。
こういう時にお酒を飲んで憂さ晴らししても、身体がしんどくなるだけだ。

ある夜、ふとスマホのゲームが目に留まった。
本来、ゲームはやらない。
ゲームは時間泥棒。目にも悪いし、エネルギーの無駄遣い。

ところが、そういう三拍子「悪い」ことをやってみたくなるのが、
こういう「ヤル気」が起きない時だ。

単純なゲームをインストールしてみた。
やってるうちに攻略法が掴め、面白くなってくる。
「全部勝ち」の状態では進めず、
小さな犠牲を払うとクリアできることにも気づく。

で………気づいたら朝になっていた。

脳は事の大小は区別せず、
「成功・クリア」の信号だけを受け取り続けると、活性化するのだそうだ。
身体が軽く、風邪っぽかったのもどこへやら。
とっととゲームをアンインストールして、ベッドを出る。
またいつもの元気印に戻っていた。

あまり頑なに「コレはやらない」と決めつけるより、
何でもやってみるものだと思った。

このところ角膜炎と帯状疱疹を発症した人がいたり、
不調を訴える人が周りに多かった。

みんな、どんな方法で発散しているのかな?



※写真は、「和創」さんの煮込みハンバーグ弁当。
 外食も自炊も面倒、そんな時。
 近場なので早い、リーズナブル、美味しい!配達料無料(注:同じBinh Thanh区のみ)!
 重宝だ。 

風物

最近、世界的に定着しつつある3月8日の「国際婦人デー」。

そしてベトナムには、もう一つ「女性の日」があります。

それが昨日。10月20日。
3月8日と区別するために「ベトナム女性の日」と呼ばれています。

女性たちに感謝の気持ちを伝えようという日で、
弊店にも、お客様からお花のプレゼントが。

「長持ちしそうな、蕾を選んだよ」

私、ありなちゃん、マリアちゃん、全員に行き届くというご配慮、
ありがとうございました。



そして「吉野家」では、女性だけにアセロラドリンクの無料サービスがありました。

プレゼントの定番は花で、その中でもバラの花が人気のようです。

昨日、市場では、一輪、二輪を束にしたバラの花がたくさん、売られていました。

そのほか、コスメやお菓子なども人気で、
社内でも配りまくった男性陣も多いのではないでしょうか?

「女性の日」商戦も年々活発になってきて、
宝飾店や衣料品店も、セールを行うようになってきたようです。

また、家事などを代わって行い、感謝の気持ちをサービスで表そうという人も。

いつも心では思っていても、頭では分かっていても、
やはり態度にあらわさないと。
そんな気持ちや欲求を、
ベトナム女性はストレートに表現することが多いように思います。
< October 2020 >
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■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
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