【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop

Pham Viet Chanh(ファンビッチャン)の【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからお届けするホーチミン情報。
おすすめのお店、耳寄り情報、マメ知識、ベトナムと日本との違いなど、日々、ご紹介してゆきます。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop:FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

角打ち【日本酒で乾杯!】

今年も、多くのお客様に
Standing BAR【日本酒で乾杯!】に、お立ち寄りいただき、
まことにありがとうございました。

一年を振り返って、今年4月あたりから、
仕事でホーチミンに赴任してこられた日本人の方が、
さらに増えているように思います。

おかげさまで、Standing BAR【日本酒で乾杯!】も、
新規のお客様が増えました。

「この店、初めてです」と仰る方が特に秋以降から増え始め、
お尋ねしてみると、
ホーチミンにいらしてからまだ半年以内の方たちが多く、
全体的に1年未満のお客様が多くなっているように思います。

その一方で、
オープニング当初から来てくださっている常連のお客様、
週5、週3と通ってくださるお客様、
Keepが160本に迫るお客様など、
本当に、ありがたいことですね。

この場を借りまして、心から御礼申し上げます。

さて、ウチのように「隠れ家過ぎる隠れ家」店で、
しかも入り方が奇想天外な店に、
なぜ、見つけていただき、足を運んでいただけるのでしょうか。

みなさまにお尋ねしておりますが。

オープン当初は「週刊Vetter」や情報誌など、
「どこかで観た」的記憶を辿って…が多かったのですが。

そのうちに口コミや、人に連れられてというケースが増えました。
また、下の「牛めし屋」さんに置かせていただいている、
プラカードを観て…

「ああ、なぜ、人が次々と2階に消えてゆくのか…分かった!」

と、謎が解けて、店を覗いていただくというケースも増えました。

そして最近は「ホームページ」検索が上回って来ました。

先日は、

「"ホーチミン""女性一人でも飲める"
 で、検索したら、この店がヒットした!」

と、一風変わった検索方法で、
お見えになられたお客様もいらっしゃいました。

ためしに検索してみると、4番目にヒットします。
ただこの記事は、中野の「十四代」が飲める店のご紹介だったのですがw

【一人飲み女子、増えましたね♪】
2016/07/22付
https://sake.vietnhat.tv/e31511.html

Standing BAR【日本酒で乾杯!】は女性のお一人様や
女性同士のお客様も多いのが特徴です。

ここ数年、日本では「女性の一人飲み」が増えて、
テレビのバラエティー番組などでも取り上げられるほど。

その女性たちがベトナムに来て、
「一人でも飲みに行ける店」を探されるのは、当然のこと。

でも、ホーチミンの飲食店の料理はどこも量が多く、
ちょこっと飲めて、一人でも入りやすい雰囲気で、
しかも日本語で応対してくれるお店で、安心安全、
レタントンという便利な場所にある店と言うのは、

…他に、あまりないようなんです。

この特性をさらに磨いて、
来年もがんばって営業してゆきたいと思います。

今年もお世話になりました。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

良い年をお迎えくださいませ。


日々の雑感

先日、Sketch(スケッチ)さんの取材を受けました。

「ベトナムの日本人」という、コーナーだそうです。

「月刊Sketch」は、配布誌を直接は届けてはくれなくて、
手に入れられる部数も少なく、
お店で手すきの時に、読もうかなーと思った時にはもう、
お客様が持って帰られていて、ゆっくりと拝見する時間がなかったのです。

改めて、サンプルで送られて来た記事を観て、
ちゃんと取材されているなぁと、痛感します。

週刊Vetterは、
「お店の宣伝サポート」をコンセプトとしていますので、
私が担当している「B級グルメ」やニュース以外は、
「お店の紹介と宣伝」がおもな内容になっています。

ですがSketchは、月刊でもあり、
文章量も多く、「読み物としても面白い」ものを追求しています。

これまで、店の宣伝として話すことが多かったため、
改めて、「人としてどうよー」と取材されることになると、
緊張します。



再度、取材の意図と、質問内容、どんな写真が必要なのか、
事前に何度か質問しましたが、
すべてに対して、丁寧に、誠実にご回答いただきました。

「今年11月、3周年を迎えて、いろいろな苦労や記憶に残るような出来事。
また、店を始めたきっかけ。
4年目を迎えてのこれからの展望」

これまで、いろいろと受けて来たインタビューと、
大差ない項目なのですが、
先日のレタントン通信で話した「困ったこと」が、
「ベトナムあるある」話で、そんなことは、
みんなが体験しているのだなぁ、と反省したことを思い出し、
ワード3枚に、びっちりと原稿を書いてみました。

三年を振り返ってみて、
改めて、さまざまなご縁と繋がりの延長線上に「今」があり、
これからの展望は、「2015年」当初の事業計画書と
まったくズレていないこと。
そしてまだ、1/3しか実現できていないことなど、
次々と想いが湧いてきました。

そして、「苦労したこと」ではなくて、

「私は、人に恵まれて、とてもラッキーだったと思います。
 本当に、感謝!ですね」

と、インタビュアーの方に話している自分がいました。



さて、取材してくださったライターさんは、
日本でも同様のお仕事をしていらしたようで、
ポートレイト撮影も、「声を掛けるタイミング」など、慣れた感じでした。

私はこれまで、俳優さんなど撮影してきましたので、
撮られる側の動きなど、少しは体験していますが、
同業のカメラマンと同席することはないため、
その撮影方法は、斬新でした。

そして、一時間はお話を聴いていただいたでしょうか?
とても話しやすく、さすがプロですね。

レコーダーで、原稿起こしするのもたいへんでしょうが・・・

どのような記事になるのか、楽しみです。

掲載号は2月号だそうです。


日々の雑感

すくっても、すくっても、湧き出してくる水。

お隣さんの基礎工事は、かなり長引き、手を焼いていた様子でした。

大家さん情報によると、飲食店ができるらしいとのことで、

「でも、二階建って、低いよねー」

と、おっしゃっていたように思うのですが。。。

みるみる高くなり、二階建てどころではありません。



ついに翌週には、6階の屋上の洗濯物干しに、並んでしまいました。

あらら、手を伸ばせば、パンツに届く距離…。
奥に移動しました。

すぐに、ランドマーク81の美しい眺めも、見えなくなりますね…(-_-;)



最初の工事が遅れたせいか、朝は8時前から、
お昼時を除いて、昼もずっと。

夜も、9時や10時で終わらず(このあたりは、私は部屋にいないので分からないのですが)

帰ってきて11時や12時でも、まだゴソゴソ音が聞こえています。

先だっては、夜中の2時半から、

「ガガガガガっ~、ガガガガガっ~、ガガガガガっ~、」

と、真横でドリルを使い始め、さすがに頭に来ました。

「うるさーい!!ドンドンドン!!」

音を出している人には、自分の音が、どんな風に聞こえているか、
往々にして分からない…と思い、
とりあえず、意思表示してみました。

でも、これって、私の声の方がうるさい???

数日後、同じマンションの方にお会いしたので、その話をすると、
「私も、うるさーい!って、怒鳴りましたよ!!」

とのこと。

(でも、彼女の声は、私には聞こえていませんでした。)

まあ、とにかく。

その日は夜中の三時には静かになったので、やっと眠ることができました。

で、翌日は日曜日。

また、朝から工事をするのかと思ったら、その日は昼過ぎから、工事を始めたようです。

それなら、夜中の三時の工事を、翌日の朝からにすれば良かったんじゃないの?

ここベトナムは、夜は仕事をしないと言われがちですが、
工事が遅れると、最近では夜中でも突貫工事。

施工主にしてみれば、工事が遅れていたら、
夜通しでも作業をして欲しいでしょうが、
近隣住人はたまったもんじゃありませんね。

それ以降、さすがに夜中の二時、三時のドリルはなくなりました。
おそらく、誰かが物申したのではないかと推察します。

騒音には比較的寛容な国ですが、
ハード部分だけはどんどん都市化してきて、
このあたりの意識は、どんな風に変わってゆくのでしょうね。

おすすめ全般

今さらながらですが、Standing BAR【日本酒で乾杯!】の
ショップカードを作りました。

これまで、オープニング当初に作ったA6版のチラシを、
結構、後々まで配っていたこと。

週刊Vetterさんはじめ、Liveさん、Sketchさんなど、
情報誌にたびたび掲載していただいたこと。

Facebookやブログ、HPなどで告知をしてきたことなどから、
特にショップカードを作る必要性を感じず、そのままにしていたのですが。

20:30ぐらいまでの早い時間の、
また違ったお客様層にご案内してみたくて、ショップカードを作ってみました。

日本ではずっと、「プリントパック」さんを利用していました。
ウェブでデザインが簡単入稿でき、リーズナブル。
今なら「配送無料」だそうです。

ホーチミンでも、印刷屋さんを検索してみたところ、
ウェブで入稿はできるようですが、ホームページがベトナム語表示で、
翻訳機能を使って、首尾よく入稿できたとしても、
「紙の厚さ表示」が日本と違っていて、よく分かりません。

今回、ショップカードのデザインをしてくれたSatokoさんからも
「実際、印刷屋さんに行って、紙質をチェックした方が良い」
と言われていたので、さっそく、同じBinh Thanh区にある

【The Gioi In An】

193/1 Dien Bien Phu ST.,15 Ward, Binh Thanh Dist.

にGo!

以前あった場所からオフィスが移ったそうですが、
通りに面しているわけではなく、番地が飛び地になっていて、
分かりづらい。

一旦、私を卸したマイリンの運転手さんも、
そのまま行ってしまうのかと思いきや、
私がウロウロしているのを見かねたのか、
近所の人たちに尋ねながら、見つかるまで、探してくれました。

なんて親切なの!感謝~(涙)

目印はこの大学。



会社は、このヘムの中(写真、左の通路を入る、左側)。



入り口はこんな感じ。





かなり広いオフィスで、1Fは印刷部、営業部、配送部が分かれていて、
20人近い人たちが働いています。
2Fでも、人が出入りしています。

みんな電話中で、最初、誰も声を掛けてくれなかったのですが、
隣の部屋に行き、電話を掛けていない人を見つけて、
「ショップカード、作りたいんですけど…」
と声を掛けると、応接スペースの籐椅子をすすめてくれました。

しばらく待つと担当者が来て、
持って来たモバイルに、名前とメールアドレスと電話番号を入力。

USBに入れたデータを渡すと、

「サイズは?」

と聞きます。「サイズ?」と思いながら、

「PDFファイルだ」と答えると、それをデザイナーさんに渡し、
用紙のサンプルを持ってきました。

10種類ぐらいの中から選べますが、一種類だけ微妙な光沢紙で、
あとはマットばかり。
おそらく定番の、リーズナブルコースなのでしょう。

中でも「300mg」と表記された紙質が、いちばん厚いようです。
(日本はキロ表示です)

紙を指定して待つこと30分。

版下を持ってきました。
実際にオフィスを訪ねると、「仕上がりイメージ」ではなく、
【版下をチェックできる!】
のが良いですね。

200枚注文しました。
翌日配達してくれます(配達料無料)。

お値段は 320,000vnd(≒1,800円)

プリントパックだと同様の条件
「マットコート 180kg / 220kg」で、翌営業日に配達(送料無料)200枚で、2,530円なので、安いですね。

オフィスでは英語オンリーですが、
待っている間、お水を出してくれたり、
対応は悪くないですし、籐椅子のすわり心地も良かったので、
これから、印刷の注文は、オフィスでお願いしたいなと思います。

角打ち【日本酒で乾杯!】

大晦日、三が日のご案内です。

例年通り、大みそか、三が日、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】は営業いたします。

大晦日、二日は、通常通り18:30~23:00
三日はSatokoママで19:00~23:00
元旦は19:30~23:00です。

なお元旦は、17:00から、
ハイパーチュン通りの「K-Cafe」さんで、

「おせち&お雑煮と、日本酒で乾杯!」

住所:74A4 Hai Ba Trung St., Dist. 1



完全予約制となります。

https://www.facebook.com/sakekanpai/

こちらにメッセージをいただけますと、幸いです。



最初の一年目だけ、日本に一時帰国しましたが。

「お正月に開いてない店が多い」
「お正月に行くところがないし、日本のテレビはあまり面白くない」
「お正月は、やはり日本酒で乾杯!したい」

というお客様のご要望にお応えして、
二年続けて営業してまいりました。

さすがに四年目は、「おせちとお雑煮が食べたい!」と
私自身が思うようになりました。

そんな折、お客様から「K-Cafe」さんの「おせち&お雑煮」と、
臨機応変な対応がとても良かったとお聞きしたので、
日本酒を持ち込んでのお席を設けることにしました。

昨今、ホーチミン市内のホテルや飲食店で、
「おせちやお雑煮」サービスが増えてきたと言う、
うれしい背景もありますね。

ご参加をお待ちしております(完全予約制です。30日中までにご予約くださいませ)。

イベント

先日、VJCC(ベトナム・日本人材協力インスティチュート)にて、
奈良県「ベトナム進出 支援商談会 2018」
が開催された。

医療ツーリズム(日本への)「グランソール奈良」をはじめ、
「三輪素麺」、
「峠喜重朗商店」の樽酒スティックや割り箸他、
奈良筆「あかしや」の筆ペン、
「菊一文殊四郎包栄」の包丁、
和漢胃腸薬「三光丸」、「ボニーの里ファーム」のハーブソルト、
印刷、「やまと錦魚園」の金魚、などの企業、
そして「奈良県」と「大和郡山市」の観光(インバウンド)、
全9社、2機関が出店していた。



主催は奈良テレビ放送。

「奈良テレビ放送」と、国営放送の「ベトナムテレビジョン」が
総務省の事業の一環で、共同で番組を制作し
相互の交流を深め、奈良の魅力発信につなげるという主旨の取り組みを行う。
先ごろ、記者会見が行われたばかりだ。

昨年のハノイに引き続き、二度目の商談会となり、
今年は、初のホーチミン開催だそうだ。

以前、奈良テレビの方がお店にいらして、そういうお話をされていたが、
ウチのお客様経由で知って、お伺いしてみた。

ニッコーサイゴンなどで開催するような、
広い会場、派手な演出やサービスは一切なかったが、
ベトナム人のお客様でいっぱいだった。

他の商談会と違って、後に控え椅子を置いているので、
順番待ちにちょうど良い。
ただ、次に待っていても、遠慮しないのがベトナム流だが…

聞くところによると、80名ほどお見えになるようだ。

「金魚」はポピュラーで、ベトナムでは袋に詰められて、道端で売られている。
美しく高価な「金魚」は、もっとオシャレでゴージャスな魅せ方で、
富裕層に訴求すると良いのではないだろうか?

あらぬ著作権嫌疑で、泣く泣く撤去となった
「金魚の電話ボックス」のようなディスプレイは、面白いかも知れない。



西ノ京の「あかしや」さんは、
「奈良筆」についてのコンテンツ(プロモーションビデオ)制作で、
課外授業の一環として、朱雀高校とコラボレーションで取り組ませていただいた。
その時に、水谷社長にはずいぶん便宜を図っていただき、お世話になった。
そのお礼を、ベトナムでも申しあげることになるとは思ってもいなかった。

私は「あかしや」さんの、もう一つのビジネス
「化粧筆」が、今の美容への関心が高まるベトナム人女性、
あるいはプロの方たちに、可能性が広がればと思う。

日本では、なでしこジャパンに「熊野筆」が贈られたことで、
そちらが一躍有名になったが、新しい市場では、早い者勝ち、だと思う。

さて、試食で、久々に頂いた「三輪素麺」(奈良県三輪素麺工業協同組合)は、
身体の奥まで沁み渡るほど、美味しかった!

やはり「素麺は、三輪素麺!」

どちらさまも、ベトナムに進出してくる日が楽しみ!
さらに、奈良とベトナムの相互交流が深まりますように。

まめ情報

先日、RESS不動産の配布誌創刊号で取材を受けた。

「レタントンを盛り上げるために、レタントンの店のオーナー
 数珠つなぎ」


みたいな企画のようだ。

私のようなものが、創刊号に…
おこがましいばかりだが、RESS不動産には、
ホーチミンに来てから、お世話になりっぱなしなので、
少しでもお役に立てればと、お引き受けした。

と、先日、記事に書いた。

【ゴルフのベストスコア75、ポールダンサーのニューフェース】
2018/12/17
https://sake.vietnhat.tv/e45753.html

印刷に回す前に、校正をさせていただいたが、
ここで「週刊Vetter」の優秀なプロの校正スタッフや、
確認をお願いしたクライアントさんから伝授された技が、
多少なりとも、活かせるとは思わなかった…。

私も最初は、「赤」だらけだった。

いちばん多かったのは、「事」「物」「出汁」「玉子」などの、
誤った漢字表記の修正。
特記すべきことや、固有名詞には「」を付けること、など。
私が多用する「体言止め」の文章も、よく直された。

クライアントさんからも、赤だらけで返ってきた。
特に金融機関や行政の方たちの修正テクニックはハイレベルで、
優秀な方たちが任務についていらっしゃるのだなと、
文章の校正一つで、改めて痛感する。

とても勉強になった。

さて、この創刊号。
ベトナムの印刷屋さんの関係か、
数字が横を向いたり、句読点が文章の一番先頭に来ていたり、
また私の校正も甘いので、まだまだ突っ込みどころ満載だが、
努力と熱意が、行間から伝わって来る。

結局は、「文章」も大切だが、
インタビュアーであり書き手である、辛島里奈さんの

「感動を伝える」
「正確に伝える」


ことが、いちばん大事なのだなと思う。



さて。
出来上がって来た「配布誌」は、
なんと裏面がベトナム語!

さすが英語、ベトナム語に堪能なRESS不動産、松本社長の肝いりとあって、
その熱意と、愛情がひしひしと伝わって来る。

こうした地道な取り組みで、街全体が活性化し、
「風俗街」として揶揄されたり、敬遠されたりする街ではなく、
日本文化の発信基地、
ベトナムに溶け込んだ日本文化の花ひらく「日本人街」となっていってほしい。

※配布誌はB3大で、表は神崎バーの「神崎」さんです。
 レタントン界隈の飲食店などに配布されているそうです。
 Standing BAR【日本酒で乾杯!】にも、
 置かせていただいておりますので、
 良かったら、お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。

【PDF版はこちらから】
https://ress.vn/wp-content/uploads/2018/12/025bb177131c34f15ddda24afd87e9b2.pdf

※次回は、神崎さんからは「満月」の谷さんをご紹介。
 私からは、「Clover」の和田さんをご紹介させていただきました。

観光おすすめ全般

王道の観光スポット、「サイゴン大教会」は、
修復工事中で、工事完成は2019年末予定。



奈良でもいつも申し訳なく思うのだが…。

修復工事中に訪れて、完成形を観られなかった人たちは、
逆にこれから何千年と続いてゆくであろう一大事業の、
その千載一遇の機会に出会えたと思っていただけたら嬉しい。

「中央郵便局」を見学して、
クリスマスのプロジェクトマッピングが評判と聞いていた、
「ダイヤモンドプラザ」前に。



もうクリスマスツリーや飾り付けは当たり前、
年々、あちらこちらで、
こうしたプロジェクトマッピングが楽しめるようになった。

このコース、私的おすすめは、
インターコンチネンタルホテルに抜ける東西の路地、

【Book street】

通りの北側は書店。
南側はオープンカフェや古本屋さんが並ぶ。
これらのカフェで、日がな一日、買ったばかりの本を読んでいたい。



実はこの通りに寄ったもう一つの目的は
「新しい年のカレンダー」を買うこと。

時々、ベトナム風のアートや絵画のカレンダーなど、
掘り出し物があって、見て歩くのも楽しいのだ。

けれども師走も押し迫って来ていると言うのに、
カレンダーの影も形も見当たらない。

そういえば、テト前にいっぱい並んでいて、買ったっけ。
やはりテトが年越しだからなのだろうか?

日本ではお正月を過ぎるともう、どこにも見当たらないので、
早々に10月の一時帰国時に買っておいた。

確かに、12月も初旬を過ぎたあたりに、「来年の祝日ー」と、
遅ればせ過ぎるベトナム政府の発表に、
年越し前にカレンダーを出すのは難しいのかも知れない。

今年は日本もそんな状態だという。
まず、次の「年号」が発表にならないので、
「平成31年、昭和93年、大正…」と記載されたユニークなカレンダーもあるようだ。

また、10月12日の政府協議で、
皇太子様が即位される2019年5月1日と即位礼正殿の儀が開かれる
10月22日を2019年に限り、祝日とする方針が示されたため、
印刷屋さんでは、
「5月1日、10月22日は黒文字のままとなります。
 今後、5月1日、10月22日等を祝日としたカレンダーを
 新しく作ることはございませんので、
 カレンダーの交換等もございません。予めご了承ください。」

と但し書きしているところも。

閑話休題。

最後に、ベトナムらしいローカル食をということで、
「山羊肉」と「山羊肉のおっぱい」を食べに行く。

彼女の泊まったホテルに近いところに、もっとド・ローカルで
美味しい店があるのだが。

ビールかベトナムウォッカぐらいしかない。

なので、今回はBook Streetから近い

【「Luong Son Quan」】(ルオン・ソン・クアン)に。

日本人街に近いので、あちらこちらで、忘年会をやっていて、
日本人もちらほらいる。

ここはワインも色々と置いていて、
チリワインがボトルで32万VNDからと、リーズナブル。

山羊の「焼き」と「スチーム」と「おっぱい」を頼む。
ベトナムは(輸入牛や和牛は除く)牛より、山羊の方が美味しいと思う。
自分で炭火で焼く、山羊の肉は最高だ!


※写真は、スチーム。やはり炭火の上で火を通す。

「ワニは?」

と、聞いてみるが、さすがに「ワニ釣り」で、
ワニちゃんたちに遊んでもらった後に、
そのお肉を食すと言うのは、どうも…。



さて。
3日間、フルアテンドで回ってみたけれど、
結構、楽しんでいたのは私の方だったかも。

お付き合いくださってありがとうございました!
名古屋でお仕事、がんばってね!!
また、会いましょう(*^^*)v

読んでくださった方も、とりとめもなく綴ってみましたが、
お付き合いくださってありがとうございました。

-------------------- これまでの記事

【初ホーチミンの魅力を、日本から来た友人に伝えたい①】
https://sake.vietnhat.tv/e45796.html

【ローカルの「リーズナブル」も「ぼったくり」も両方楽しむ②】
https://sake.vietnhat.tv/e45806.html

【盛りだくさん!観光ツアーはローカル旅行会社がおすすめ♪】
https://sake.vietnhat.tv/e45809.html

観光

「メコン川クルーズ終日コース」

朝7:45に、ピックアップをお願いしていたシェラトンホテル前に到着。
当然と言うか、30分ほど遅れて、マイクロバスが到着。
ファングーラオ集合だったら、逆に私たちが遅れていたところだった。

すでにバスは混み合っていた。
途中でまた1組乗せて出発。
20数人乗りのバスは満席。ガイドさん入れて22名だった。

さて、ガイドさんは、
笑顔が爽やかで、てきぱきしていて、英語の発音がとてもきれいなイケメンさん。
ホーチミンの歴史や街の特徴、見どころ、メコン川の流域について、
その他、ハノイやサパ、中部などの観光地を紹介していた。

2015年に行ったH.I.Sのガイドさんは、日本語が上手で、
ジョークが面白かった。
ただ、日本語がしゃべれるということで、料金が高くなるそうだ。

1時間半ほどでミトー市に到着、メコン川を船で横断し、タイソン島へ。
メコン川の風がとても心地よい。

ミツバチの巣箱を持つアトラクション、蜂蜜ティー、ドライフルーツなど試飲・試食。





前回、日本人ばかりのツアーでは、みんなあまり買物をしなかったが、
欧米人、アジア人のツアー客は、ドライフルーツなど買っている。



そして南国のフルーツと伝統音楽。

同じテーブルに、ノルウェー人カップルと、
北京の幼稚園で英語教師をしているという、お一人様のロシア人女性が一緒になった。
ロシア人女性はとても明るくフレンドリーで、
さまざまなポーズを取って、セルフィーに夢中。



3年前に比べて、道すがら、
可愛いバッグやリュック、小物雑貨の露店がずいぶん増えている。
お値段もびっくりするぐらい安い。

以前に比べて、日本語より英語をしゃべる店員さんが多くなっている気がする。

そして、お定まりのカヌーで川下り。


また乗船し、ココナッツキャンディ工房に。
ひととおり説明を受けて、試食、お買い物。
ココナッツワインや、蛇のスピリッツなども試飲できる。
私はココナッツアイスを食べた。1万VND。これは美味い(*^^*)v

その後、馬車で移動。
昼下がりの暑い中、馬車はとても快適だった。



そしてやっと、お食事の時間。

6~7人掛けだが、ガイドさんはてきぱきと、
お客をテーブルに振り分けた。

欧米系、東アジア系、家族席と、何となく分かれる。
上手く捌くもんだなぁ。。。

私たちは、インド人、ロシア人の「女子会」テーブルに。

インドからは母親と娘3人のクリスマスバケーションで、
パリから来たと言った。ん?バリの聞き間違いか?

お母さんは、長い黒髪を後ろで三つ編みにし、
額に赤い「ビンディー」、伝統的なインドのいでたちだ。
若いお嬢さんたちは、いまどきの恰好で、はしゃいでいた。
バスの中で「牛、豚」は食べないと伝えていたのに、
豚肉の揚げ春巻きが出てきて、私たち日本人の分を残して、
別の食材に替えてもらっていた。



女子会は、どこの国でも、おしゃべり。

ロシア人の彼女が、「仕事何してるの?」と、丁寧に訪ねてきたので、
「ホーチミンで日本酒を売っている」と言うと、
すごいテンションで「I love!!」を連呼。
「あなたも好き?」と聞くので、「もちろん!」と答えると、
「イェーイ」とハイタッチ。

ロシアでも日本酒はそろそろだと思うので、ぜひ。
あ、でも、彼女は北京で働いているのか。。。
中国は日本酒の輸出額、世界ランキング第三位だ。

食後、私は「ワニ釣り」をした。1回3万ドンなり。

エサはかわいそうな「ナマズ君」、まだ生きてるのを、
エラの鰭をちょん切って、エラの部分にタコ糸をキツく巻きつけている。

ワニは暑いからか、あまりに動かないので、置物かとみまがうばかり。

だが、ナマズが近づいてくると、すばやい動きで「パクンチョ!」



三匹が凌ぎ合っていたが、まもなく食べられてしまった。

※馬車と、ワニ釣りは、H.I.Sにはなかったアトラクション。
 こちら、費用は42万VND(約2,100円)。
 H.I.Sの1/3ぐらい、リーズナブルだ。

また船で港まで戻り、帰路に着く。

ガイドさん、ドライバーさんの評価アンケートを渡され、
「Excellent」。
「チップもはずんであげてね」と、「TIP」に花丸印。
アンケート用紙を返すと、「ちょっとチェックさせて」と、
食い入るように確認していた。

5時過ぎに市内に入り、「サイゴン大教会」と「中央郵便局」に
行きそびれた私たちは、そのことを伝えると、
「OK、近くで降ろしてあげるよ」
と、とても親切♪

別れ際、ロシア人の彼女にも
「また、会いましょう。次回は日本で」というと、
「とても行きたいけれど、お金がないわー」
「いや、英語教師でがっぽり稼いでいるようですよー」
と、すかさずガイドさん。

本当に、ぜひ、日本にお越しくださいね(*^^*)v

観光お買いものローカルグルメ

日本から来た友人と、二日目を過ごす。
ホテルに迎えに行き、一番近い市場「ベンタイン」まで歩いて、朝食を。

【Cho An Food Market】

フォー、バインセオ、スイカジュース、ココナッツジュースなど、
ひととおり「ベトナムらしい」メニューを注文。





常日頃、B級グルメの取材で、ベトナム人スタッフから、
美味しいお店を教えてもらっているので、
この市場は、お値段的にも、味的にも、
正直、おすすめではないなと思う。

それに、フォーの他にも、ブン、ミー(黄色い麺)、
バンカン(タピオカ麺)、ブンティットヌン(まぜそば系)
バインダークア(サトウキビの汁で作った麺)、
ブンリュウ(トマト麺)などなど、
ベトナム各地の名産や、原材料の違いで、さまざまな麺がある。

それぞれの専門店を食べ歩こうと思ったら、
あちらこちらに店が散らばっているので、タクシー代だけでもたいへん。
とりあえずは、「ベトナム南部に来ました!」系を味わってもらう。

さて。
翌日は「オプショナルツアー」に行きたいとの希望で、
オーソドックスな「メコン川ツアー」を申し込む。

私自身、2015年12月に、奈良の友人と「H.I.S」のツアーに参加したので、
今回は、「安い!盛りだくさん!楽しい!」で評判の
ローカルツアーで頼もうと、ファングーラオへ。

ファングーラオ通り、ブイビエン通り、デタム通りで構成される
一大バックパッカー街には、無数の旅行会社がある。

二つほど入って比べたが、プランや料金に大差ない。

同じ「メコン川クルーズ終日コース」でも

40~50人グループのツアーは18US$
20~22人グループのツアーは20US$
それ以上のリラックスコースは、最低催行人数2人から。。。

H.I.Sは通常価格 6,400円 (US$55.00)なので、半額以下だ。

大人数の大型バスか、20人前後のマイクロバスか迷ったのだが、
大型バスは食事が良くないので、おすすめしないとスタッフがいう。
画像を見せてもらったが、社食のよう。
やはり一度はエレファントフィッシュを、食べてみてほしい。



ピックアップ(バスの送迎)に融通が利くとのことで、
↑写真とは違うツア会社「LOAN VO TRAVEL」(Kim Travelの販売代理店)で、
20人前後のグループコースにした(42万ドン/人)。

さすがに朝の7:30までに、Pham viet chanhからファングーラオまで行くのはキツい。

リバーサイドルネッサンスは断られたが、シェラトンならOK。
7:45~8:00に迎えに来てくれることに。

※どのツアー会社も、英語対応可。



旅行会社から歩いて10分ほどのところに、
一押しのバインミー屋さんがある。
開店の14:30から、ローカルベトナム人がひっきりなしに訪れ、
行列ができる店。

【Huynh Hoa Bakery】

詳しくはこちら。

10/29付
【行列のできる店!ずっしり重い具だくさんバインミー】

https://sake.vietnhat.tv/e43322.html

※あとでウチの店で切り分けて、スタッフの里奈ちゃんにもおすそ分け。 
 ここのバインミーを食べたら、他は物足りなく思う。



お土産を買いたいというリクエストで、ベンタイン市場に戻る。

雨が降りそうだった。
もう三年にもなると、「来る!」時が分かる。
小走りで市場に駆け込んだ瞬間、乾季とは思えないほどの豪雨が来た。
あちらこちらで雨漏りがしている。

初、豪雨を体験した友人は、そのすさまじい雨音と、
すばやくビニールシートで的確に商品を覆う、店のたくましい対応に、驚いている。



さて、相変わらず「ぼったくり感、満載のベンタイン市場」

少なくとも二倍は吹っかけている。
日本から来たばかりの友人は、ほんの少ししか値切れない。
私も2014年にはじめて来たときは、ぼったくられ感ありありだったのに、
ほとんど言い値で買ってしまった。

前日に「Tombo」で値段チェックをしていたので、
「余所でこれぐらいで売っていたよ」と伝えると、
半値の10%増しぐらいで落ち着く。

次に、人気の「ライム塩」を購入。

6本セットが35万VNDという。
1本5万8千ドンの勘定になる。
生活圏では1本7,500ドンで売っているので、7.7倍ふっかけていることになる。

「これ、7,500ドンで売ってる商品だよ」

念のため、ガイドブックを見せる。

「この、ガイドブック、古いねー」

なかなか上手に、言い返してくるじゃないの。
もちろん、ガイドブックは最新のものだ。

「じゃ、いくらで買う?」

と、電卓を寄越してくるので

「7,500ドン×6本=45,000VND」

と、正味の値段を打ち返すと、

「バカも休み休み言ってよ」的なジェスチャーをして、
相手にしてくれなくなった。

もう一軒訪ねたが、同じ反応。共同戦線だな。

しかし彼女たちにも言い分はあると思う。

住居空間のスーパーで売っているのと違って、
観光客相手の特別な市場で商売をするためのショバ代と、
店員が接客しているということで、
少しは上乗せしてあげないと、彼女たちも可愛そうだろう。

「市場って、安いものを売っていると思ったけれど、ベトナムは違うのね」

と友人に言われて、ちょっと不本意だったので。

「ここは観光客相手なので、地元の人や業者は買物しない。
 他の市場には、安くて良い品がいっぱいだけれど、
 観光客はお土産だけで、生鮮食料品や日用品など買わないでしょう?」

でも、毎日どこでも買える商品に多く支払う気もないので、
後で寄る予定だったファミリーマートに案内し、
1本7,500ドンでお買い求めいただいた。

私は漆塗りのコップと、友人は殻つきマカデミアナッツを買って、
少し多めに支払っているだろうから、まあ、それで許してやってね。



さて。
夜は、ベトナムの友人にお願いして、
4区の魚介類料理店が並ぶ通りに行った。

【PHO AM THUC VINH KHANH】

「SUSHIKO」のある通りだ。

彼の友人たちにも声を掛けてくれて、6人になった。
人数が多いと、色んな料理が食べられる。

牡蠣のチーズのせに始まり、ハマグリ、エビ、赤貝、
フトヘタナリ貝などなど、10種類以上、食べたかも。



ベトナム歴の長い方たちに、いろいろと食べ方、味わい方を教えてもらう。



※写真は小粒赤貝。貝の中央あたりの合わせ目を、爪でこじあける。
 結構、開けるのが難しい…

「フトヘタナリ貝」の食べ方。
一度、Vetterに記事を書いたが、「頂点を吸う」は間違いで、
正しくは、
「頂点を指で押さえて、逆の穴から吸いながら指を離すと、
 その圧力差で、身がツルンと出てくる」のだそうだ。

ベトナム人スタッフが書いて来た指令を、私が読み違えたものと思われる。

その時のブログ記事はこちらから。

11/4付
【こんな貝料理店も!@ローカルレストラン】
https://sake.vietnhat.tv/e43374.html

そして最後はやはり、生ガキ。
冷たく冷えていて、歯ごたえが良い。
レモンをたっぷりかけて、一息にツルン!



旨い―。

お酒は、Standing BAR【日本酒で乾杯!】セレクション、
最初は芳醇純米酒「瑞鷹」(熊本県)。甘めの南部風味によくなじむ。
そして最後の生牡蠣めざして、伝承山廃 純米「末廣」(福島県)で締めていく。

やはり、ベトナムの貝料理には日本酒が合う!

これだけ食べて、お一人35万VNDぐらいだった。1,750円。
安い!!

--------------------

【初ホーチミンの魅力を、日本から来た友人に伝えたい①】
はこちらから

https://sake.vietnhat.tv/e45796.html

< December 2018 >
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
アクセスカウンタ
プロフィール
SAKE-KAMPAI
SAKE-KAMPAI
■ 角打ち【日本酒で乾杯!】⇒2022/09/27を持ちまして、Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに吸収合併いたしました。7年間、ありがとうございました。

■ 【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
ベトナム初、日本酒専門「角打ちのある酒屋」です。試飲してからお酒を購入できるのは弊店だけ
 FB:蔵 KURA/Kaku-Uchi&SAKE Shop

40/28 Pham Viet Chanh, P.19, Dist.Binh Thanh
Google Map

■酒屋
 月曜日~日曜日 18-22
■角打ち
 月曜日~土曜日18-23(L.O)
 日曜日 18-22(L.O)

★クレジットカード、QR可(「角打ち」「店頭購入」のみ)。
★1本からでもデリバリーいたします。

ご注文はLINE公式アカウントからが便利です。(新アカウント2022/4/21~)
https://lin.ee/ppPhXK3
QRコード
QRCODE
読者登録
Chúng tôi sẽ gửi những bài viết mới nhất đến địa chỉ email đăng ký. Xóa Tại đây
Số lượng người đọc hiện tại là 7 người