ART
【日本の現代アーティストがベトナムに「もったいない」の精神を伝える@ホーチミン市美術館】
Nguyen Đoc (グエン・ドクさん、ベトちゃんドクちゃんの、弟さん)が縁となって、
ホーチミン市のベトナム日本友好協会がナンマイアーティストクラブと協力して、
主催した展覧会が、ホーチミン市美術館において9/30まで開催されています。
ホーチミン市美術館
No.97A Pho Duc Chinh
日本人アーティスト友井隆之氏、大野知英氏、佐野能久氏、3名による
「廃棄物から音を聴く」という共通テーマで表現された現代作品「Autumn Colors」。
加えてベトナム人アーティスト16名による様々なジャンルの作品133点が展示されています。

その作品のようすがこちらに掲載されました。
https://phunuvietnam.vn/nghe-si-duong-dai-nhat-ban-mang-tinh-than-mottainai-den-viet-nam-20230921234753496.htm
佐野さんの作品には、もう何年前でしょうか?奈良町の「ギャラリー勇斎」さんで初めて出会いました。
今回、ギャラリーオーナー山中千恵子さんのご紹介で、他のアーティスト2名の方とご一緒に、
ホーチミンの当店にお立ち寄りくださったのは7月2日のことでした。
【ギャラリー勇斎】は、
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopのモデルである角打ち「なら泉勇斎」と
一つの蔵の中に併設されているギャラリーです。
千恵子さんは「なら泉勇斎」のマスター研ちゃんのお母様。
お茶会に招いてくださったり、たいへん懇意にしていただいておりました。
今回は初のベトナムでの展覧会ということもあり、
会場で組み立てる作品の画材や、
ワークショップで使う素材を運ぶにはどうすれば良いかと言うご相談がございました。
私にはお応えできませんので、ビジネスパートナーの物流会社さんにご相談したところ。
ベトナム国内に持ち込むに当たり、さまざまな制約があることを知り、
その細かく厳しい条件に驚きました。
ですが海外展示の経験の豊富な三人のアーティストさんたちは、
「まだ楽な方だよね♪」と
ご自分たちで課題をクリアされたと、Facebookに投稿されていました。
また昨日、ふたたび当店にご来店くださり、
「僕たちはエントリーしていなかったのに」
サイゴンオペラハウスで開催された50周年の記念式典に出席されたようすや、
ベトナムの国民的歌手の方(NGUYỄN PHI HÙNG氏)と会食なさった話など、
楽しそうに話しておられました。
まさに、アートが繋ぐ友好関係ですね。
日本のアーティストのみなさま、どんどんベトナムに、
海外に出て、表現活動をしてください。
微々力ながら、応援いたします。