まめ情報
昨年の成果報告と、現在の課題に対する質疑応答を、
取材させていただきました。
私自身の事業にも、密接にかかわる内容であったので、
たいへん興味深く、また、勉強になりました。
詳細は後日誌上で掲載されますので、
そちらを参照いただきたいのですが。
総じて、感じたことは、
ベトナム政府は、たいへん誠実に対応してくれているということ。
そしてその対応は、
「他のASEAN諸国と足並みをそろえ」
「国際基準を遵守している」
というものでした。
そして各関係省との間で連携がうまく行ってない部分は、
早急に対策に取り組むと約束しています。
ここで、女性起業家のベトナム人女性が発言。
要は、上ではきちんと規制され、立法されているが、
下におりてくると何でもありの、グダグダになっている、
という事実。
間で既得権を振りかざして、利ザヤを得ようとする人たちが
日越如何に関わらず、存在することを、
現場からの目線で伝えるものでした。
日本側からの報告と質疑が、
たいへん理路整然としていて、分かりやすい一方で、
具体性に欠けるとベトナム政府から指摘がありましたが、
このような意見交換会で、
具体的な企業名や、その内容について公表することは
日越のマスコミ各社もいますので、避けたいかも知れません。
少々歯がゆいところがあるのですが、
こうして、現場サイドのベトナム人側から
直球で直訴していただくと、たいへんありがたい。
約3時間の意見交換会でしたが、なかなか内容の濃いもので、
この交換会自体が、関係者等に公開される、
もしくは、議事録を閲覧できるようにしていただけたら、
かなり有効で、有意義だと思うのですが。
日々、情報を取るのは、なかなか難しい。。。
と、思った方は、ぜひ、JETROを訪ねてみてください。
「JETROは何もしてくれない」
という意見がよく聞かれるのですが、
「JETRO」は、何かを「してくれる」政府機関ではなく、
一般人がなかなか得ることのできない
「情報の宝庫」です。
特に六本木に行けば、世界中のデータが閲覧・利活用できます。
あくまでデータはデータですが、
上手に利活用できるかどうかは、利用者側に委ねられていると思うのです。
日本からの食に関する輸入品は、たいへん充実しています。
輸出入に関わる人たちの、並々ならぬ努力と、忍耐のおかげですね。