おすすめ(飲食店)
毎日角打ちで18時から23時まで仕事をしているので、夜、外食することができません。
どんなお店があるのか知ること、お料理を知ることは、日本酒のペアリングを考える上でも大切なので。
時々、スタッフに任せて出かけることもあるのですが。
テト中は夜が自由!一日だけ外食しました。
昨年12月にPham Viet Chanh界隈、Me Linh通りのワイン&ダイニング
【BARRIO】
タパスとワインを各30種以上揃えており、タパスも78K、98K、148Kとリーズナブルで明朗会計、選び安い。
シェフは山口県下関で同名の人気ダイニングバーを10年切り盛りした若き日本人、木村シェフ。
テト中も通常営業(ラストオーダー12時で、深夜1時まで営業、日曜定休)していました。
実はここ、週刊Vetterさんが運営しているそうです。
ベトナム人スタッフがテトホリデーで少なくなっているのか、
VetterのCEO/Co-Founderの三好さんがピーク時には手伝っておられました。
https://linktr.ee/barriovietnam
↑↑↑↑↑サイトから予約をしておくと安心です。
人気店で、私がお伺いした日も(テト中でしたが)超満員!
4つあるテーブル席はベトナム人家族2組、日本人家族1組、
10席ほどのカウンターもびっしり、さらに8時にはベトナム人のお客様がいらして、
通りに面した表のテーブル席も埋まりそうな勢いでした。
さて、注文したお料理は以下の通り。
全体的に、南欧風の濃い味ではなく日本人好みの優しい風味で。
タパスなので量も少なめですし、この味付けがいろんなお料理を楽しめる理由の一つなのかも知れません。
予約時にすでにメニューをしっかりチェック!
食べたかったお料理を次々と注文!

■桜香るアヒルスモーク(写真右下)
スパークリングワインなどと、ちょっと前菜に、最高です。
■牡蠣オイル漬け(写真左下)
牡蠣の粒感と風味が、ちょっとイメージしたのと違っていました。
■イベリコ豚と鴨レバーの田舎風パテ(写真左上)
ベトナムの鶏レバーパテと違って、癖がなく上品な味わいです。
ワインは白でも赤でも合うように思います。
■日替わり4種チーズ盛り(写真に写っていません)

■岩塩キャラメルナッツ
ちょっと箸休めに。赤ワインとベストマッチングです。
■フエダイのフリットと自家製トマトソース(写真に撮るのを忘れちゃいました)

■とろけるボーンマロー
予約した時から興味津々だったのがこれ!
スープの出汁を取るのによく使われる牛骨には骨髄がたっぷりと含まれているそうで。
そのプルプルっとしたジューシーな脂感がフランスでは人気だそうです。
そのままスプーンで掬って食べたり、パンに塗ったり。
赤ワインと合わせてみたのですが、あまり合わなくて。
お持ち帰りさせていただき、少しニョクマムを垂らして、日本酒(本醸造)を燗にして合わせてみると。
お持ち帰りで少し固まった骨髄が燗酒で溶け、すっきりとまろやかになり、ベストマッチング!
BARRIOには八海山(普通酒)があるので、これを燗にしてもらって合わせると良いかと思うのですが。

■渡り蟹の出汁たっぷり!トマトクリームリゾット
シメには間違いない!逸品です。
ほぼ全部のテーブルで注文されていました。
少し芯の残ったお米のプチプチ感、塩味・濃くが控えめで上品なので、ボリューム的にも最後のシメに最適です。
■牛ほほ肉の黒ビール煮込み(こちらは遅くに出て来たのでお持ち帰りさせていただきました)
程よい柔らかさと旨味がパンに沁み込んで、またリピートして、お店でいただきたいです。

■白ワインはこちらで。
Chateau Ste. Michelle Harvest Select Riesling (America) Chardonnay
これ、サイコーでした!(でも、高かったです。。。すっかりゴチになりました。ありがとうございました!)
そしてすでに行かれた皆様にたいへん好評だったのが「トイレ」。
噂通り、たいへん広くて、便器はもちろん日本の製品。
蓋が自動で上がり、便座は温かく。
常夏のホーチミンでも、一日中エアコンの中にいたら、体の芯は冷え切っています。
あったかーい便座、ほっこり気持ちが良いー。

そしてアロマと観葉植物で癒される~。

ベトナム人スタッフさんは日本語を話しますし、忙しい中、グラスが空になっていたらサッとワインを注いでくれる接客も満点。
このお店が、オープン早々人気!なのも頷けます。