ベトナムから、身分証明証と入金される通帳のコピーを送らねばならないかなと思っていたが。
1月の一時帰国時に
「日本に関する物は全部日本に置いてくる」
と決めたのだった。
身分証明になる運転免許証および健康保険証も、
個人の通帳も、みんな私のデスクの引出に入っている。
姉が代行して、手続きをやってくれることになった。
その際、パスポートは使える身分証明証として記載がなかったそうだ。
今年2月4日以降に申請した新デザインのパスポートが発行されるようになってから、
新パスポートには住所記載のページがなくなったため、
身分証明証としては使えないようになってしまった。
ということは、以前も書いたが。
2020/06/04
【日本国のパスポートが変わったんだね!日本人で良かった―】
https://sake.vietnhat.tv/e48274.html
それ以前から、パスポートは身分証明証としては使えないケースがあったようだ。
明確な回答ではないが、どうやら「住所欄」が手書きなため、
ということのようだ。
次回帰ったときはぜひ、マイナンバーカードを取得しておきたい。
これがあれば、来年、確定申告がオンラインでできる。
さて、日本に関する物をすべて日本に置いてきたため、
NPOの通帳を日本に置いて来た。
この口座に限ってインターネットバンキングに登録していないため、
出入金が分からない。
つまり6月末〆切の事業報告ができない。
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さて、コロナの影響でリモートワーク中、
日本ではハンコを押すためだけにわざわざ出社せざるをえない、
ということが非合理的だとニュースになっていた。
以前、自治体か国に提出した書類の押印を電子処理したら
リアル判子を押して提出し直すよう言われたことがある。
よく出来た画像だと思ったのだが、一瞬にして見破られたようだ。
提出内容の程度や提出先にもよるのだろうが、
昨今は請求書、領収書の類のハンコは電子処理される。
先日のニュースは、
この判子文化自体がナンセンスだ、というようなニュースだったような気がするが。

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真
契約書、その他の書類にサインが必要なためだけに、
コロナのソフトロックダウン中、わざわざ出社して、
朝から晩まで、ひたすらサインをしてたいへんだったという話を聞いた。
ヨーロッパ系外資の会社だ。
何十枚とサイン…腕が痛くなりそうだ。
まだ判子の方が、効率的だと思う。
本人の許可があれば、他の者が変わって押しても良いわけだし。
その点、サインは本人しかできない。
一度、ベトナム人大家さんから渡された書類に、
サインをしてから記述が間違っているのを発見。
指摘したのだが、なかなかサインのやり直しを言ってこない。
すると翌日。
私の真似をしてサインをした書類を持って来た。
ちゃんと公安の判子をもらっていた。
恐るべし、ベトナムあるある。