日々の雑感
失敗できない局面に遭遇した時…
「幽体離脱を試みるんですよー」
と話してくれたのは、外資系にお勤めのトップの方。
詳しくお話をお伺いすると、
どうやら別の自分が、
渦中の自分を外から「見ている」状態にすると、
クールダウンし、
「大きなプレッシャーを乗り越え」
やすくなるのだそう。
「おや、困ってるな」
「ここでいつも失敗するから、こうすればいいんだよ」
と、客観的に見えてきて、冷静な判断ができるそう。
どうしても「自分」を中心に置いてしまうと、
感情が先立ち、判断が鈍る…というのは、分かる。
「それでも、上手く行かないことは、山ほどある」
その時は、笑い話にして…
Standing BAR【日本酒で乾杯!】でも、
突っ込み処満載な話になって、場が盛り上がる。
「それ、美味しいですよねww」
「おかげで、ウチの部署で、
【メンタルアウト(者)】を出したことは一度もない!」
それはやはり、その方の、
フレンドリーでフラットで、明るい性格の賜物とは思うのだけれど、
それが功を奏するのも、「客観的に自分を観る」ことの訓練というか、
その連続で、これまで乗り越えて来られたのでしょう。
その先に2000人の雇用者がいて、
日本以上にコンプライアンスが厳しい企業で、
ずっと仕事をし続け、任され続けて来たことが、
「気の持ちよう」のような話しだけではないことは、
重々承知しているけれど、
結局は、毎日毎日が積み重ね。
そういうシンプルなところが、
とても大事なところなのかも知れないな…
と、思う今日この頃です。