おすすめ(飲食店)
【SAKE CENTRAL】
さっそく仕事関係の方たちと、打合せ方々、視察に行ってきました。
メニューは英語オンリーで、銘柄の「漢字表記」はありません。
「漢字」は造形としてCoolだと思うんだけれど…。
ちょっと寂しい気分です。
欧米人スタッフはもちろんのこと、
ベトナム人のスタッフはみな、英語が堪能です。
店内は額や貼紙など一切なく、
無駄やゴタゴタした部分がまるでない、
黒一色のスタイリッシュな内装。
オシャレだけれど、気が抜けないというか…。
たまたま掛かっていたカントリー調の音楽も音量が大きく、
ゆっくり癒される、くつろげるという感じではなかったのですが。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】が、「まるで日本」だとすると、
【SAKE CENTRAL】は、まるで「香港」か「ヨーロッパ」にいるみたいです。
テーブルは、大きめの枡に入った「米」がディスプレされていて、
グラスはどれもみな薄く、高価そう。
最初から、「和らぎ水」が出て来ます。
日本酒のお値段はとにかく高く、
Standing BAR【日本酒で乾杯!】でも扱っている同じ銘柄が、
2倍以上のお値段です。
グラスは60ml。720mlでも注文できます。
「TOKKURI(徳利)」とあるのは、1合でしょうか・・・。
オーダーしたお酒を、ワインのように、テイスティングさせてくれます。
気に入らなければ、チェンジできるわけです。
生牡蠣は一個4万ドン(200円)ですが、
塩味といい、鮮度といい、申し分ありません。
酒肴は、総じてそんなに高くないように思います。
「SAKE CENTRAL」は、
酒サムライのカナダ人、エリオットさんが、監修していると聞きます。
日本酒を正統に伝え、超高級志向、欧米人ターゲット、
続くベトナム人富裕層へのプロモーション…。
この店が、ベトナムにおける日本酒普及の突破口になれば、嬉しいことですね。
「とにかく、マーケティング力がすごい。戦略的だよね」
同行した、店舗立上プロデューサーの方のご意見です。
そろそろ次の店に行こうかと、席を立つと、
窓際のテーブル席をリザーブしていたお客様が、
一名だけ先にご到着したようです。
オシャレで高そうなスーツ姿の欧米人。
にこやかに「Hellow!」と、私たちにも挨拶。
木箱を手にしています。
抹茶茶碗にしては高さがあるので、銘々皿でしょうか。
飲み会に日本の銘々皿を持参?
「文化度」も、高そうです。。。
ドレスコードはありませんが、
今度は、お着物で行こうかしら?
Specialな夜に、ぜひ♪
※同プロジェクトでは、「居酒屋」「焼き鳥」の店も、
ハイバーチュン通りの近くにオープン予定。
ただ、オープン日はまだ定かではないとのことでした。