イベント
毎回恒例で、社員総出のイベントが開催されるそうです。
事前に入念な準備を行い、当日は大いに盛り上がる。
とにかく徹底していて、プロ顔負けのステージ。
最近日本では、こんな「宴会芸」は鳴りを潜めているように思います。
が、これがベトナム流?
でもこの会社、世界規模の欧米系企業です…。
はじめて参加した欧米人のトップの方は、
「何、これ?」と、冷ややかな…というか、拒絶反応を示されたそうですが…。
実際にやってみると楽しかったのか、
翌年からは「ノリノリ」で、すっかりハマっていらっしゃるご様子が、
お写真からも伝わってきます。
日本人のトップの方も、「ここまでする?」的コスプレ。
先日開かれた、ドイツの国民的イベントでのこと。
社を上げて数百人で参加され、イベントではみんな、
ドイツの民族衣装を着て、盛り上げたそうです。
ウチの店にも、チロルデコレーションの半ズボンに
羽の付いた帽子、会場での格好のまま、いらっしゃいました!!
※南ドイツを中心とした民族衣装で、
サスペンダーつきの半ズボンは「レーダーホーゼン」
民族衣装の帽子は「アルペンハット」と言うらしいです。

こんなお洋服、ドンキぐらいしか売ってないように思うのですが、
オクトーバーフェストの時期になると、
結構、そのあたりで売っているようなんですね。
特に、お店に来られた方のお衣裳は、
半ズボンがオレンジ、お帽子がグリーン。
レタントンのヘムをその恰好で練り歩かれたようですがw
もう、浮きまくり!
何千人のトップの方なのに…。
まったく照れを感じさせず、なり切るあたりがスゴイです!
最近になって思うのですが…。
その昔。尚美学園大学の定平ゼミにて、
授業の一環としての撮影旅行のアテンドをさせていただき、
同行をさせていただいたのですが。
連日徹夜状態、撮影がたいへんなのにも関わらず、
夜、必ずイベントを行い、
全員参加で、「宴会芸」をやるのです。
「一体、撮影と、どんな関係が?」
ロケ地でお世話になった村人たちも招待されて、一様に「目が点」!。
でも教授はじめ、学生たちはみんな、一生懸命取り組んでいます!!
気負いも、照れもなく、全力疾走!
その清々しさと、どんなことでも真剣にやり抜くことの大切さを、
私も学びました。
「こんなの、バカバカしい、恥ずかしい…」と、
冷めた目で手を抜いたりする学生より、
一生懸命、楽しんでできる子たちは、
その後、がんばる子たちが多いように思うのです。