おすすめ全般
先月、良い「ロケーション」の物件をご紹介いただきました。
一人で物件を観に行くと、
「日本酒愛」×「やってみたい♪」という気持ちが相乗効果となり、
前のめりになってしまいますね。
物理的に可能かどうかの判断を、専門家にアドバイスをいただくことに。
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まずはStanding BAR【日本酒で乾杯!】に来てもらいました。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】のカウンターは、
高さ、奥行きともに、
「日本酒専門のスタンディングバー」のスタンダードだと自負しています。
というのも、モデルにさせていただいた「なら泉勇斎」さんのカウンターは、
「奈良県酒造組合」の設計・施行ですから…。
実際に四年使ってみて、
最近は増えた女性客にも、背の低いベトナムの方にも、
高さ的にちょうど良いのです。
さすがに身長2m20cmのドイツ人の方には低すぎましたが…。
腰回りのベルトが、1m10cmのカウンターの上に乗る光景は、
初めて見ました。
また奥行きは、お客様の前に日本酒の瓶を並べて、
写真を撮っていただくのにちょうど良い。
いらした工務店さんは、
レタントン通りの有名ラーメン店など手掛けられ、
日本食店にもお詳しい方で、
ベトナム訛りでない、流ちょうな英語を話されます。
私にとっては、初めて聞く英語の建築用語。
とまどいを見せると、一つ一つ日本語に訳してくれ、
確実に理解するまで、根気よく説明してくれました。
Standing BAR【日本酒で乾杯!】のカウンターの設計図を出したのですが、
改めてご自身で測っておられます。
※この「Bosch製レーザー距離計」、優れものですね。
私も、欲しい…。
さくさくっと図っていかれて、後日、現地で集合。
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今度は部下を連れてきて、物件をくまなく図っていました。
壁の材質、ガラスドアの建付け、エアコンの位置など、
専門的な立場から、なぜそうなるのか理由も詳しく、
わかりやすく説明してくれるので、とても安心感がありました。
また、材質を工夫すれば、リーズナブルに仕上がる方法も教えてくれます。
数日後、3Dデザインをアップしてくれました。
そして私がイメージする店舗には、
天井が低すぎることを伝え、
「でも、決めるのはあなただから。よく考えて」
結局、私にも、難しいなということが判ったのですが、
デザインまで作成してくれて…いまさらお断りするのも悪い…と、
そのまま気持ちを伝えると。
No problem. It's my pleasure Sana.
I always want you to success with your investment.
It's my responsibility to give you enough information for your decision.
なんて、良い人なんだー。
丁寧に、根気よく、つねにクライアントの気持ちに添える、
そんな仕事をめざす…
私もたいへん勉強になりました。
「24H MAINTENANCE JSC」のLuanさん、ありがとね。