新プロジェクト
【「日本が好きです」と快諾。ベトナムの食品加工会社さん(11)】
ブログを読まれた方たちから「おつまみプロジェクト」どうなった?
と、声を掛けられることもちょくちょくあるのですが…。
結局、日本側とはベトナムにいる私たちには想像もできぬ理由で、
折り合いが付かず。
ベトナムでお仕事をさせていただいて、
ベトナムの人たちと一緒にお仕事することの重要性と意義について、
理解してもらうことの難しさを、改めて考えさせられました。
というわけで。
さっそく軌道修正を掛けました。
もう一件、ご紹介に与った、ベトナムの食品工場さんにGo!
ここは事務所がタンビン区で、工場はファンティエットにあります。
おもに水産物の加工をやっています。
先日、ビジネスランチをした(前日の記事)女友だちと尋ね、打合せしました。
彼女とは事前に、事業の内容と経緯、質問事項などを共有していたのですが、
プリントには日本特有の単語に、ベトナム語で但し書きを入れていました。
セールスマネージャーの人は、日本からの依頼で、
「鰻の燻製」を作ったことがあると話しています。
「鰻のかば焼き?」
「よく分からない。日本語だから、どういう食べ物かは分からない」
先日、おつまみにお出しした「オリーブ」が分からないという
ベトナム人の方がいらっしゃったのですが。
食文化の違いは未知の分野で、面白いなと思うのと同時に、
まだまだ、ビジネスチャンスは無限大!と感じるのです。
パッケージの方法と賞味期限については、さすが餅は餅屋、
相手が選択しやすいよう、分かりやすく教えてくださいました。
また国内流通だけだと、商品登録は不要とのこと。
今まで、海外からの輸入の話しかしてこなかったので、
すっかり「商品登録」は必須と思い込んでいました。
結局、1,000個という少ないロットですが、お引き受けしましょう。
まずはサンプルを作ってみましょう。
「私たちは日本が大好きです!協力します。
一度、ファンティエットの工場にも見学に来てください」
とのことでした。
さて。。。ガントチャートを確認。
7月中に商品完成!とありますが、
日本から必要な物資が届くのが7月後半。
半月から一か月の遅れだけれど、とにかく、前に進みましょう!
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2020/06/16
【JETROさんのブリーフィングを利用してみた(10)】
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2020/06/02
【「牡蠣の燻製オイル漬」、ベトナムの食品加工会社さんにGo!(9)】
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2020/05/29
【燻製試食会と日本酒のペアリングイベント(8)】
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2020/05/18
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2020/05/15
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2020/05/11
【「川の牡蠣」と「海の牡蠣」、試食してみる@新プロジェクト(4)】
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2020/05/10
【ブンタウに牡蠣を探しにゆく!-その2@新プロジェクト(3)】
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2020/05/09
【ブンタウに牡蠣を探しにゆく!-エピローグ@新プロジェクト(2)】
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2020/05/06
【「日本産」にこだわりすぎるがために、見えなかったこと】
https://sake.vietnhat.tv/e48137.html
この記事へのコメント
つまみプロジェクトにはいろいろと障害があるのですね。これだから「やって見ないと解らない」の言葉が生まれる、面白さその1。そして「やってみましょう」の助っ人もあったりの面白さその2。
Posted by 古都雀 at 2020/07/18 11:32
古都雀さん
どの国でも大差ないとは思いますが。
いちばんの障害はやはり外国人がベトナムで新しい事業を行うことの難しさ。
ライセンスしかり、登録しかり。
なので、興味を持ってくれる協力的かつ有効的なベトナムの方たちと一緒にお仕事をするのが、いちばん良いのですが。
なかなか、それを分かってくれないのが、日本側ですね。
日本本社とベトナム支店の間でも、その温度差と理解度の違いによる行き違いが多発していて、これも「ベトナムあるある」「日本あるある」です。
どの国でも大差ないとは思いますが。
いちばんの障害はやはり外国人がベトナムで新しい事業を行うことの難しさ。
ライセンスしかり、登録しかり。
なので、興味を持ってくれる協力的かつ有効的なベトナムの方たちと一緒にお仕事をするのが、いちばん良いのですが。
なかなか、それを分かってくれないのが、日本側ですね。
日本本社とベトナム支店の間でも、その温度差と理解度の違いによる行き違いが多発していて、これも「ベトナムあるある」「日本あるある」です。
Posted by SAKE-KAMPAI at 2020/07/18 12:00