新プロジェクト
【「日本産」にこだわりすぎるがために、見えなかったこと】
捨てられるもの、人に上げる物が、毎回結構出てきますね。
たいがいは日本製の家電製品、調理道具、
日本の調味料、インスタント、乾燥麺類などなど。
「期限切れなのだけれど、もし嫌だったら捨てて」
ベトナムでは貴重な日本製も、国に帰れば、
新しい物が安くでたやすく手に入りますから、もう必要ないですね。
私は4月の一時帰国をキャンセルしたのですが、
今の状態だと、いつになったら帰れるのか分からない。
※週3便はANAが飛ばしているそうですので、帰ることはできます。
中央の席を一列開けて、毎回満席だと、聞きます。
どれだけの日本人が、ベトナムからいなくなったのでしょうね。
一旦帰ると、次、ベトナムに戻って来れるのがいつになるか分かりません。
今の日本の状態では、夏は難しいと囁かれるように…。
前回1月の一時帰国時にベトナムに持ち帰ってきた
日本の加工製品、調味料、インスタント、お茶、
化粧品、日用品、サニタリー製品なども、
さすがにそろそろ切れてきました。
先日、ビンホームズのセントラルパーク内に昨年オープンした
日本製品の専門店「SAKUKO」でリサーチしたのですが、
似たような商品なら、少々お高くても買えることが分かりました。
オープンしたての頃の記事を、こちらに投稿しました。
2019/12/16
【日本人御用達のスーパーマーケット、品ぞろえ豊富@セントラルパーク】
https://sake.vietnhat.tv/e47704.html
そしてはたと思ったのですが。
確かに日本は安いし品質は良い、自分に合うものがあるのですが、
わざわざ、日本から持って帰る必要はない、
これからは、ベトナムに輸出されているものを探すか、
ベトナム産で、合うもの、気に入ったものを探そうと。
そう考えた瞬間、
「ない」という不足感・不自由さから解放され、
新しいものを探そう!♪と言う「ワクワク」感に変わったのでした。
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そして日本でしか手に入らない、
かといって輸入するには商品登録、関税等でハードルが高すぎる、
日本酒に合う酒肴の数々。
毎度、JETROさんや他の機関や企業で主催する展示商談会で、
「おつまみ」系が出店されるのですが、
ベトナムだとかなり高くなってしまうのと、成分表示の時点で難易度が高く、
商品登録に手間取り、よしんば輸入されて来たとしても、
割高になった、ベトナム人には初めて見る「珍味系」は、販路開拓に難しい。
※ちなみに、今、日本から輸入されている塩辛は
弊店のベトナム人のお客様には、おおむね好評です。
毎回、注文される、おかわりされるなど。。。
それならばいっそのこと、
「ベトナムで作れないだろうか!」と思ったのです。
なければ「諦めて我慢する」でも「ハンドキャリーでお茶を濁す」でもなく、
「なければ作る!」
ということを、ソフトロックダウン中に考えたのでした。
そして「面白そう、一緒にやろう!」と言う人たちが集まり、
オンラインで会議。
プロジェクトが立ち上がったのです。
もちろん、一筋縄ではいかないことは百も承知。
最初から、壁ばかり…ですが。。。
毎日がワクワク!♪@ソフトロックダウン段階的に解除の日々
です。
この記事へのコメント
型にはまる、はめられると窮屈で面白くない。そこで発想を変えて、演繹を始めると面白くなるのですよね。ベトナム生活を楽しんでください。
Posted by 古都雀 at 2020/05/06 13:51
古都雀さん
「演繹」と言うのですね、なるほど。ひとつ、賢くなりました。ありがとうございます。
人生、愉しんでます♪
「演繹」と言うのですね、なるほど。ひとつ、賢くなりました。ありがとうございます。
人生、愉しんでます♪
Posted by SAKE-KAMPAI at 2020/05/06 15:04
そう帰納と演繹が対になった概念ですね。
古いことは忘れましたが、混沌とした事象をせいりして簡素化するのが帰納で学者先生が好むスタイル。演繹はその上で形に昇華していくもの。現役時代はこれが仕事でしたから、この考え方は今も抜け出せない職業病。
古いことは忘れましたが、混沌とした事象をせいりして簡素化するのが帰納で学者先生が好むスタイル。演繹はその上で形に昇華していくもの。現役時代はこれが仕事でしたから、この考え方は今も抜け出せない職業病。
Posted by 古都雀 at 2020/05/06 16:05
帰納と演繹が対になった概念>そうなんですね。
ビジネス用語にはあまり見かけない言葉なので。。勉強になりました。
ビジネス用語にはあまり見かけない言葉なので。。勉強になりました。
Posted by SAKE-KAMPAI at 2020/05/08 10:16