Singapore
【愛想やおもてなし、いろいろ】
人による。
チャイナタウンのローカルレストランでは、無愛想で感じが悪かった。
※そういえば、香港の空港からの、
バスのチケット売り場のおばさんも、バス運転手も、
この上ないほど無愛想で感じ悪かった・・・。
ビクトリア通りのリーズナブルなホテルに泊まったのだが、
時間帯によって変わるフロント係は、まさに人による。
チャンギ空港のショップでは、
ヒジャブ姿の女性店員さんは投げやりで不親切だった。
MRTの自販機前やホームで案内係をしている、
ヒジャブ姿のおばさんたちはみな、親切で親身。
自販機の使い方が分からないお年寄りに、根気よく説明していた。
※写真は、日本食レストランやバーなど入っている、
複合ビル「カッページプラザ」。
どの階にも、派手なメイクに露出の多いドレス姿の女性たちが、
手すりにもたれかかって客引きしている。
さながら、縦型レタントンヘムだ。。。
さて。
昨今、ホーチミンではずいぶん愛想はよくなり、サービスも向上している。
ローカルレストランでは、前々から、
あれやこれや世話を焼いてくれたり、話しかけてくれたりして、
人懐っこく、フレンドリーだ。
私が外国人だからかも知れないし、
ベトナムでは総じて、年配の女性には親切だ。
そんな話をしていると、
むやみに笑ったり、笑顔を見せたりしない国柄というのもあるそうだ。
オランダに会社のある方たちは、
「オランダ人は、やたら笑顔を見せることを良しとしない」そう。
ドイツにいたっては、日本からの駐在員がへこむぐらいに、
ぞんざいで、客を客とも思わない態度。
レストランではコースターを投げてよこしたり…。
「サービスはタダじゃない!!」の徹底ぶりが、すごいらしい。
そうかと思うとパリでは、勘違いしそうになるほど、
ギャルソンたちの笑顔に、ハートを掴まれてしまう。
※ただし、EUになる前の話…。
無償の愛に近い日本人の愛想とおもてなしは、
世界中からやって来る観光客には、
「驚き、感嘆!」のようで、SNSでも多く発信されている。
ただ、愛想だけならタダだが、サービスが度を越して過剰労働、
働き方を考えるところに来ているようだ。