Singapore
【日本酒専門、熱燗が魅力!「呑八」@シンガポール】
【ドンパチ Donpachi Japanese Dining & Sake Bar】
5 Koek Road #B1-24/25 Cuppage Plaza
https://www.facebook.com/donpachi88/
マニアックな品ぞろえが愉しめる、日本酒の店で、
さらに、「熱燗」を極めていらっしゃる、
日本酒道一筋!の店です。
着流しにパナマ帽姿のマスター、
錫のちろりや、お宝ものの酒器やお道具がズラリ。
いつもFacebookで拝見していて、お伺いするのが
とても楽しみでした!
今回はカウンター席にお邪魔したのですが、
雰囲気が日本そのもの!
朱塗りの壁一面に、白チョークで描かれた、
女将さんの手書きのメニューや、酒の説明に、見惚れます。

マスターや女将さんの、
細かな気づかいと、あたたかいもてなしの心が、
旅先での一期一会のような、
あるいは久しぶりに故郷に帰ったような、
懐かしさと温かさに包まれます。
※橋(箸)の下の力持ち、「どすこい」君!も、けなげでかわいい!
さて。
「生酛のどぶ」(奈良県:久保本家)を見っけ!
さっそく、1合、付けてもらいました(31SG$≒2,542円)。
「どぶ」の熱燗、ビール割は、もう鉄板!ですよね!
奈良市三条通「酒商のより」の女将さんが、
「生酛のどぶ」の熱燗を
「生娘(きむすめ)が、花魁(おいらん)に豹変する」
と表現して、話題になりましたが、
その豹変ぶりを、堪能させていただきました。
そして
「牡蠣のオイル漬」(写真上)
「ワタ持ちイカ」
(中にイカのワタを詰めたスルメ状のイカを炙ったもの)
を注文!
どちらも、日本酒を絶妙に引き立ててくれる、珠玉の酒肴!
(いずれも13SG$≒1,066円)
「牡蠣のオイル漬」は
牡蠣の旨味を吸ったオイルがバゲットに沁み込み、
それがイクラの独特の風味とマッチしています。
「ワタ持ちイカ」は
ワタの独特の濃い風味と、炙ったイカの香ばしい旨味とのハーモニーに、
お酒の旨味がさらに引き立ちます。
もう1本、おすすめ中のおすすめを熱燗でいただきました(33SG$≒2,706円)。
「小笹屋 竹鶴 生酛 純米原酒」
燗の温度について尋ねると、
「それは、私が飲んでみて、美味しい!と思ったところでお出ししています」
と女将さん。
こういうセリフを言ってみたい!かっこいいです!
私は、酒燗計(温度計)を使います。
まだまだ修行が足りませんm(_ _)m
ご夫妻で店をきりもりしていらして、
これぞ!と思う蔵元に、マスター自ら、女将と一緒に、ご訪問、
くどきおとされた酒の数々が、ここに並んでいます。
価格帯も、ベトナムとシンガポールの物価差を思えば、
お手軽、お手頃ですね。
視察させていただき、たいへん貴重な体験、学び、気づきを
頂戴しました。
ありがとうございました。