Singapore
【素敵♪なシンガポールは、罰金!の国】
「Fine city」と呼ばれる所以だ。
「Fine」には「ステキ」という意味と、
もう一つ、「罰金」という意味がある。
特に(紙巻)タバコの持込みが厳しく、
電子タバコは売買どころか、そもそも持込み(所有)禁止。
喫煙可のバーやレストランも、席数の20%までと法律で定められている。
バス停や繁華街など公共の場所では、喫煙できる場所が決まっている。
歩きたばこなど、もっての他で、
「外国人だから、知らなかった」の言い訳は通用しないらしい。
罰金で済めば良いけれど…。
MRTやバス、タクシーなどでの飲食もNG。
今回、ホテルにチェックインした時も、
「部屋でタバコは吸わないでください」
「ドリアンは持ち込まないでください」
「チューインガムは持ち込まないでください」
と、念押しされる。
「チューインガム!」
「まだ、言ってるのか~」と、ちょっとおかしく思った。
24年前からいまだに変わらない。
当時は、道のあちらこちらに噛み終わったガムのポイ捨て、
エレベーターのボタンには噛み終えたガムがべったり、
エレベーターのボタンを押すためのボールペンが必要、など、
度を越したバカげたマナーの悪さに、罰金が科せられていた。
もう四半世紀も経つので、もう、すっかり定着しているかと思ったが、
海外からの客や移民も多いので、まだ罰則規定が必要なのだろうか。
さて、「ドンパチ」さんで、すっかり日本酒を堪能した私。
いつものように、ビールで〆て寝ようと、ホテル下のセブンイレブンにGo!
あれ?リーチインショーケースのドアが2cmぐらいしか開かない。
時間の感覚がなくなっていたが、
そのときにはじめて、もう0時になっているのに気が付いた。
コンビニでは22時半から朝7時まで、
アルコール類の販売が禁止されている。
ベトナムも昨年、酒類の販売時間の規制について法案が通ったので、
明日は我が身である。
(販売禁止時間について詳細は未定、施行はまだ)
シンガポールでは、深夜に屋外で飲んで(普通に?)騒いだり、
泥酔して、日本なら大したことがないようなことでも、
最悪、逮捕されたり禁固刑に処せられたりするので、要注意だそうだ。
ことほどさように厳しく、
シンガポールは「明るい北★★」とも囁かれるわけだ。
それだからこそ、安全で、
ゴミ一つ落ちていない清潔できれいな街並み、
静かでマナーが良い、民度の高い街が実現しているのだろう。