ローカルグルメ
【久しぶりにベトナム食堂のおばんざい】
中から「わー」と手を振って声を掛けてくるおばちゃんたち。
いや、おネエさんたちですね。
ロックダウンに入る前に、食材を全部売り払っていらしたのですが、
Pham Viet Chanhのローカル飲食店やカフェの多くは、
ここに住んでいる方たちが営業していて、
社会的隔離が解禁されたらみなさん、何ごともなかったかのように、
一斉に再開しておられます。
久しぶりにベトナムお惣菜を食べたくなりました。
お惣菜は肉は固く、味が濃く、ご飯はぽそぽそで少し臭いがあるのですが、
それが味わいとなって、時々無性に食べたくなるのです。
おかず2品、薄味のナムル風もやしが乗っかったごはん、
スープ(このスープが美味しい)が付いて40,000VND(≒200円)。

ですが工業団地のある「省」自体が封鎖され、
工場のそばの寮やホテルで何か月も寝泊まりしていた、
日本人駐在員の方はお気の毒でした。
ぼそぼそご飯、堅い肉かぶつ切り川魚、味のない野菜が入った、
ベト飯弁当を三食、何か月も食べ続けなければならず。
食べ切れずに体重は落ち、
「もう一生、ベトナム飯は食べたくない」
LINEグループに時々、お弁当の写真を投稿しておられたのですが、
「食べられるだけありがたい、感謝しなくては」とは、
さすがに誰も言えませんでした。
自分たちは、一歩も外に出られないとは言っても、
食材も、9月中旬からは飲食店のデリバリーもできましたから…。
一方、感染者の少なかったローカルエリアに住んでいた人たちは、
8月中旬から施行されたもっとも厳しい社会的隔離まで、
比較的自由に近所のベト飯の飲食店が営業できていて、
美味しいベトナム料理を毎晩、食べていたと言います。
地域や立場によって、本当にさまざまなロックダウンだったなぁと、
改めて思うのでした。