アオザイ会
【R&J Italian Lounge&Restaurant@アオザイ会のクリスマスディナー】
【The Reverie Saigon】
日本からセレブなお客様がいらしたら、
「次はここに泊まってみてね」とご案内する、6ツ星ホテル。
その地下一階に、「R&J Italian Lounge&Restaurant」がある。
高級イタリアンレストラン。
先日、ここでアオザイ会のクリスマスディナーが行われた。
滅多に行けない人気のレストランということと、
私は初めて参加のクリスマスディナーだったので、ワクワク!
店内は、こんな感じ。
この日は、サッカーの準決勝の日(もちろんベトナムが勝って、帰りがたいへんだった)。
お客様少な目だったので、こうして写真を撮ることもできた♪
いまどき流行の、シンプルでシックなミニマル内装とは真逆の、
イタリアルネッサンス!といった感じのゴージャスな装飾だが、
それをセンス良くまとめられるのは、さすがイタリア!!
メニューも、この日のためのアオザイ会特別メニュー。
(下写真真ん中)
料理は、部屋の内装だけでなく、食器も肝心。
この先進的なデザインのバターナイフ(写真左)はチタン製だそうだ。
持つと手に優しくフィットし、軽い。
スパークリングに、合わせるのは魚介類の「FRITTO MISTO」(写真右)。
パンも、こんな素敵なお箱で出てくる。
ここで食べてしまうと、後の料理がキツくなるとアドバイスいただき。
トマトが練り込まれた板状のパンだけいただいた(真ん中のオレンジのもの)。
これ、買って帰りたかったわ─。
下に敷き詰めてあるのは、岩塩。
これ、お客様に出したあと、どうするのかしら?
出土品の木簡のようなものは、「シナモン」。
薫りだけで、ワインが飲めそうー
全体的に魚介類が多いので、ワインは軽めの白を頼んだ。
ミディアム以上のボディー感のある赤を頼んだら、
ちょっとお料理が最後まで食べきれなかったかも知れない。
「PURGATORIO」
「SEAFOOD RISOTTO」、ふっくらしている米はトマトテイストをしっかり含んで重く、
ぷちぷちとした食感の芯の残し方が絶妙。
上に載っている海草の緑の泡が、磯の香りを運んでくれる。
ここですでにお腹が一杯の人、続出。
これでも、量をかなり減らしてくれたそうだが、日本人の胃袋は小さい。
「GUANCIA」
最後のお肉は、日本人の考えるステーキとはかなり違っていて、
ほろほろっと崩れて柔らかいが、こってりしていて、少し残してしまった。
この四角いジャガイモサイコロが、濃い肉の味を和らげてくれるが、
中に入っている小さい玉はミニコロッケで。。。このプレートだけで一食分イケそう。
「SEMIFREDDO」
でも、最後のデザートは、みなさん別腹のようだ。
「SEMIFREDDO」は、イタリア独特の、リキュールを染み込ませた、半解凍のアイスクリームケーキで、
このお店の常連の方が、「クリスマスに良く出されるデザート」と説明してくださる。
イタリアに駐在しておられたようで、イタリア語ベラベラ(@.@)
今回は、ケーキではなく、パンナコッタだった。
さらにさらに、オリジナルチョコのお土産つき!
さすがアオザイ会♪
帰って食べてみたら、全部、生チョコだった。
久しぶりに美味しいチョコを食べた。
最後のコーヒータイムに、シェフと経営者の方がご挨拶にいらした。兄弟みたい(*^^*)v
海外では、ビジネス上は対等の権利を持つけれど、
マネージメントとクリエイティブを分けて経営するケースが多いなぁと思う。。。
さて。
アオザイ会は、駐在の奥様の社会的な集まりと言うことで、
1995年に発足、今まで、役員や参加者のみなさまのおかげで、
四半世紀も続いて来た。
当初は、権威ある会合で、そのありように
谷崎の「細雪」のようなイメージもあったそうだが…。
今はまったく、そのような印象はなく、
この日も、9名中3名(私も含む)は、独身の働く女性たち。
年代も幅広く、みんな和気あいあいと話が弾み、
まるで女子高時代の同窓会のような楽しさだった。
しかしながら、世間ではまだ、「アオザイ会」のイメージが昔のままで、
面白おかしく、取沙汰されることがあるようだが。
そんな頭が暇な、世間の狭い輩は、放っておいたら良いと思う。