風物
【今日は、子どもの日】
ベトナムも「こどもの日」かというと、そうではなく。
ベトナムの子供の日は6月1日です。
1925年8月。
ジュネーブで開催された子供の福祉世界会議で決められた、
「国際子供の日(International Children’s Day)」(6月1日)、
にちなんでいます。
世界40か国余りが、この6月1日を「こどもの日」に制定しているようです。
また、中秋は、日本では「月見」を愉しみますが、
ベトナムでは子孫繁栄を願う日=「こどもの日」として、
大人たちはこどもたちに、プレゼントをします。

以前、ヨーロッパに能楽公演のお供で行ったとき、
JAPANフェアが開催されていたホール前全面に、
おびただしい数の鯉のぼりが上げられていて、
たった数日、日本を離れただけなのに、全員が歓声を上げたほど。
「鯉のぼり」は、日本人に郷愁を喚起させますね。
ホーチミンでは、日本人の駐在員やその家族が多く暮らす、
「サイゴンスカイガーデン」に鯉のぼりがはためき、
スカイガーデン一階のファミリーマートでは、
「柏餅」が売られています。
昨日もレジのスタッフに、
「明日はこどもの日です。私たちは、柏餅、あります」
と、一生懸命日本語で伝えようとします。
昨日のテレビ番組で、
関西では「粽(ちまき)」を食べる習慣があると紹介していて、
関東出身のタレントさんたちが、「何、それ?」。
中華おこわの「ちまき」と勘違いしている人も。
ちなみに奈良県人の私も「ちまき」よりも「柏餅」の方がポピュラーです。
京都で暮らして初めて、
老舗「川端道喜のちまき」が有名で、
なかなか手に入らない珠玉の逸品だということを知りました。
笹を剥がしてびっくり!
今までに食べた「ちまき」は何だったの?
餅というより、笹の香り高く、甘さ控えめで上品な、
「葛」の和菓子ですね。
なぁんて書いていたら、食べたくなって来たー(*^^*)v