【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop
お正月のご挨拶とギフトのご案内をメール配信させていただいたところ。
お客様から丁寧なメッセージを頂戴しました。
メッセージの内容は、本帰国されたお知らせと、
ロックダウン中、デリバリーで家族、社員一同助けられたというお礼のメールでした。
7月からSimbaさんと提携して、デリバリーを始めた頃は、
それまで日本酒単体の販売だけでなく、、
日本酒に合うおつまみも、お届けできたら、一層喜んでいただけるだろうなぁ。
ぐらいの思いでした。
それが、まさかその一か月半後には、死活問題にまで発展するとは予想だにしておりませんでした。
トゥードゥックの入域禁止地区のお届けができない!に始まって、
あれよあれよという間にBinh Thanh区が大感染地域になり、
「部屋から一歩も出られない」厳しい社会隔離となってしまったのです。
Simbaのトラックも中まで入れず。
ビンホームズのお客様は、ゲートの外に荷物を置かれるだけ。
誰が取りに行けるの?
冷凍食品は三時間も放置されると、すっかり溶けてしまっていました。
そんな中「トラックを調達しましょう」
と仰ってくださったお客様がいらして、
同じタワーマンションに住む日本人十数人のお客様の注文をまとめてくださったのです。
ちょうどSimbaさんも、肉や野菜、生鮮食料品はじめ日用品、ペット用品、文具まで取扱い商品を増やした頃でした。
ドライバーの手配、当日の運行状況も困難を極めましたが、
オペレーター、倉庫との連携も混乱し、
私たちは朝から晩まで、デリバリー対応に追われていました。
辛かったというより、もう、無我夢中というか。怒涛の数ヶ月でした。
「あの厳しい時期を弊社の家族一同
助けていただきまして
本当に感謝しております。」
助けるだなんて、そんな意識はまったくなく、
私も同じBinhThnah区で一歩も外に出られない境遇でしたので、
その不安、たいへんさが身に染みるように分かるため、
なんとか「お手元まで届けたい」と一生懸命でした。
こちらこそ、注文をまとめてくださって、どれだけ助かったことでしょう。
心から感謝しております。
そのうちにお会いできれば楽しみにしておりましたが、本帰国されてしまったのですね(涙)。
ネットだけでの短いつながりでしたが、お客様のことは生涯忘れません。
ありがとうございました。
--------------------今回のギフトのご案内
さて、今回、LINEで配信させていただいたギフトのご案内です。
「久保田純米大吟醸」のボトル、パッケージがとても素敵にリニューアルされました。
そして私がホーチミンエリアのセールスマネージャーを担当することになった
「SAKESHI」ブランド(TVN Vietnam ハノイ)のペーパーバッグが出来てきました。
ギフトとしていかがでしょうか?

1,100,000VND(税込)
まだまだテトまであと三週間。
感謝の気持ちを形であらわすことが大事、というベトナム流。
こんなご時世だけど、こんなご時世だからこそ、お世話になったあの方に。
ぜひ。