角打ち【日本酒で乾杯!】
【エ〇マッサージ店が消えた!?レタントン】
何ヶ月ぶりだろうか。
普段Pham Viet Chanhの静かで品行方正な住宅街にいると、
たまぁにレタントンに来ると、猥雑と欲望の匂いに、
違った魅力で人を惹きつけるのを感じる。
と思ったのだが…あれれれれ?
なんか、いつもとちょっと様子が違う。
エ〇マッサージ店が消えている!というか、全部締まっている。
ご来店のお客様の間で、大いに話題になった。
近々恒例の大会が開かれる。
そう、この国でもっとも重要な、国の将来を左右する大会だ。
不祥事、違法、好ましくないことがらは闇に葬り去られ、
水面下で思惑が蠢き、金やさまざまな動きがある。
その中でのいわゆる粛清なのではないかと言うのだ。
「角の店は開いてるけど、どうなの?」
「ひょっとしてエ○マッサージじゃなかったの?」
「いや、それとも、○×※▲+…じゃないか?」
ああ!と、一同納得。
ただ店にいると、相変わらず外から嬌声が飛び込んで来る。
ガールズバーは営業していても良いのだそうだ。
「最近、Pham Viet Chanhの方にも、ガールズバー、いろいろと出来てるみたいですね」
さすが事情通。
ただ、外に出て来て強引な勧誘などはしていないそうだが。
店が終わってレタントン通りに出たのが11時半。
相変わらずランカスター1階の店は満員御礼のようすで、
ゴージャスに派手に盛り上がり、店内で花火が上がっている。
誰かのお誕生日か、アニバーサリーか。
まだまだ宵の口か、続々と車が乗り入れられる。
ちらっと奥に見えたのは、フェラーリだろうか(撮影時、赤い車の陰になってしまった)。
ここだけは六本木。
お客様はベトナム人以外、韓国人が多いと聞く。
ファミリーマートにも韓国人のお客様が…。
Pham Viet Chanhに戻ってくると、家の前にタクシーやお迎え車がわんさかといる。
この三叉路から奥も、賑わっている。
とにもかくにも…ホーチミンは元気だ。