角打ち【日本酒で乾杯!】日々の雑感
【幸せになってね♪】
いつも元気印で威勢がよく、人懐っこくキュートな女子。
以前、よく来てくれていた、
愛されキャラのベトナム人女子に似ているな、
と、懐かしく思い出したのが第一印象。
その子は、北海道に留学した。
さて、その人懐っこいキュートな女子は、
お酒を注文するなり、
「おねえさん(私のことらしい)、いくつ?」
「おねえさん、結婚してる?」
「おねえさん、子どもいる?」
私が前を通るたびに、矢次早に質問攻め。
たまたま、お客様が同時に入って来られて、
カウンターはびっしり状態…
注文をさばくだけでもたいへんな時。
「そういう質問は、初対面の人に、いきなり聞かないものよ」
と言うと、ちょっと不満そうな表情を浮かべた。
しばらくして、出て行ったので、
トイレかと思ったら、なかなか帰ってこない。
───あらん?怒って、帰っちゃったのかしら?
悪いことをしたな…私も、あとで、ゆっくり話しましょう♪
ぐらい言ってあげたら良かった…と反省していたら、
「バーン」
と扉を開けて、
「分かったよ、おねえさんの名前、チュキモリさん!
下のスタッフに、色々とおねえさんのこと、
聞いてきたよ!」
と、満面の笑みで、目をキラキラさせながら戻って来た。
私も、やっとひと段落したので、
その後は、楽しくお話させていただいた。
彼女の日本語は達者で、なかなか茶目っ気もある。
上司と激論を交わしていたかと思うと、
「会社では、私、いつも、日本人から言われているよ。
『ぼけなす』『たこ』」
「そんなこと、ないだろうー」
「いえいえ、そうよ」
え?そうなんですか?
日本なら一発で、パワハラですけど…。
と、思いつつ、結構楽しそう…。
さて、先日来たとき。
「おねえさん、私、結婚して、日本に行くのよ」
語学学校で知り合った人と、ご縁があったのだそう。
「でも、彼、ビンボーよ」
彼女はいわゆる「ベトナムあるある結婚」と思われることを、
気にしているようだったけれど…。
人の目なんか、気にすることなんかないよ。
そんなこといちいち気にしていたら、
狭い日本、余計な苦労を背負い込むだけだから。
堂々と、明るく前向きに、幸せになってくださいね。
お帰りの際に、
「お元気でね」
「いや、日本に行く前に、また、来ますから(日本人上司)」
「おねえさん、『一期一会』、よ!!」
「おおっ、お前、そんな日本語、知ってんだー(日本人上司)」
「当り前よ!」
最後まで笑いを取って、去っていったのでした。
本当にありがとうございました。
いつまでも夫婦仲よく、末永く、お幸せにね!
この記事へのコメント
おもろい。天然なのですかねえ。
Posted by 古都雀 at 2018/07/12 17:52
古都雀さん
可愛い、天然ですかねー。
でも、上司と議論していた時は、とても理路整然と、厳しかったですよー。
あまり日本語が達者でも、怖いですねー。
最初は、引かれるかもしれないけれど・・・
日本でも、愛されると思います。
可愛い、天然ですかねー。
でも、上司と議論していた時は、とても理路整然と、厳しかったですよー。
あまり日本語が達者でも、怖いですねー。
最初は、引かれるかもしれないけれど・・・
日本でも、愛されると思います。
Posted by Nihonshu de kanpai!
at 2018/07/12 18:05
