日本酒
「WSET」はワインの資格認証で有名なロンドンの教育機関で、
日本酒講座も各国で開催している。
ベトナムでは7月から毎月開講されていたが、最低催行人数の6名に満たず、
ホーチミンではやっと、初の開催となった。
初心者向けだが、
サプライヤーやレストランで働く生徒も多く、
ベトナム人、在住の日本人、アメリカ人、チリ人ら12名が受講した。
11月は、ハノイの開講日程がホーチミンより後だったため、
待ちきれず?ホーチミンで受講したという人も数人いて驚いた。
授業時間は9時~17時。
講義は、日本人講師による、オール英語で行われた。
原材料、製造方法の説明に続き、
純米大吟醸、純米、本醸造、スパークリング、にごり、生酒など試飲した。
酒の種類による風味の違いはもちろんのこと、
「塩」「グラニュー糖」「旨味調味料」「チョコレート」「ライム」「一味(唐辛子)」による、
塩味・甘味・うまみ、苦み、酸味、辛味などで酒の味が変化して感じられることを体験した。
※人の舌にある味蕾は
「塩味(えんみ)」「甘味(かんみ)」「旨味(うまみ」「苦味(にがみ)」「酸味(さんみ)」
の5つの味を感じ取ることができる。
「辛味」は別。
さらに「吟」「醸」「造」「酒」「大」「純」「米」、
7種類の漢字を学び、
日本酒の保存方法、酒器、温度による飲み方の違いを学んだ。
講師による一方的な講義ではなく、、
生徒も考え、(ある程度知識のある生徒が多かったからか)、
これまでの知識を総動員させて、講師の質問に答える形で、
授業は進められた。
受講生たちからも活発に質問が出ていて、
レベル1では歴史や地域性には触れないが、
「学んでみたい」と興味を示す者もおり、
たいへん熱心なことに驚かされた。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopからも、
店舗マネージャーのTuanが、業務の一環として受講し、
一番前の席で、熱心に学んでいた。
ベトナム語、英語、日本語が理解できるのは大きな強みだ。
上記の漢字はみな読めるので、みんなと一緒に漢字カードを掲げるのは免除されたようだ。
「とても面白かった!もっと学びたい」
と意欲的だった
講義終了後に実施される試験に合格すると、
公式な証書とピンバッジが発行される。
(今はコロナでイギリスも大変なので、証書が届くのは約一年後らしい。
【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopの店内に張り出すことにしている)
今後Level2と3も開催される予定だ。
次回の講義日程が出た。

申込はこちらから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfMPRA97j39VLVFrV9kgLeKHP0p3vf3-QPKjRWX4mWxaWrzww/viewform?fbclid=IwAR2ke2aJK8MKy_b_FPwVdmMxZEdE38eOFUClpHdtnDKMR4GdBwfZ9-iJfI4
-------------------- Previously
2020/10/18
【ホーチミンにて初!のWSET「日本酒講座」が開講されます!@Red Apron】
https://sake.vietnhat.tv/e49133.html
2020/08/30
【日本酒の勉強、しませんか?9/27(日)開講、9/13申込〆切@ホーチミン】
https://sake.vietnhat.tv/e48839.html