心を動かされた話
日本人からすれば、
「どこが、おなじみ???」
な、ラインナップですが。
スーパーでも、コンビニでも、ラーメン売場のほぼ1/2を独占しています。
ラーメンの袋には日本語はどこにも書かれてないし、
(注)写真は最近発売された商品で、やっと日本語表記が一部に見られます。
おなじみの「子豚」マークがありません。
1995年から製造販売を始めたエースコックは、
「日本品質」にこだわったため、
5年間は「高嶺の花」として、
ベトナムの庶民には手の届かない即席めんだったそうです。
ですがこの5年間に、原材料を現地で調達すべく、
日本から技術者や指導者を呼んで、
日本品質を維持しながら、徹底してコストを下げました。
その結果、2,000年に一食1,000ドンの「HaoHao」は
爆発的なヒットとなり、
作っても作っても足りない、工場は瞬く間に増えました。
1993年、ベトナムで会社を設立する認可を受ける時、
ベトナム政府から言い渡されたことが、
「輸入超過のベトナムで、輸出を積極的に行って欲しい」
だったそうです。
今、46カ国に輸出されています。
「子豚」のマークがNGのハラールな国々もありますので、その時に、
子豚マークを封印したそうです。
最近「UDON」と「WAKAMEラーメン」が売り出され、
在住日本人の間で評判になっています。
「UDON」は、出汁が本当に美味しいんですよ!
実は、「エースコック」が日本の企業であることを、
現地のほとんどの人が知らないのです。
最近は世界中で「日本」(=高品質)であることがブランドだ、
という認識が定着してきました。
「ただ単に、僕が、うどん、食べたかっただけですよ」
という梶原社長の談話が載っていましたが、
少しずつ、「日本」のメーカーであることを
アピールしてゆかれるのでしょうね。
今後は、世界に誇れる「米の麺」文化のベトナムと、
「日本品質」とのコラボレーションで、世界に快進撃!
を続けていかれるそうです。
「日本品質」を売りつけることだけを考えるのではなく、
ベトナムの文化とコラボレーションして世界に届ける!
心躍る、すばらしいミッションではありませんか?
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