Cambodia
【おもいっきりボラれ…でも気づいてない私…@プノンペン】
アライバルビザのカウンターも、パスポート管理のカウンターも
空いている上に、人員も十分に配置されていて、静かだった。
タンソンニャット空港とは大違い。
ホテルからの送迎シャトルバスは当然、すでにいない。
その日は朝から仕事の段取りでバタバタしていて、
まったく交通手段について調べていなかった。
タクシーの客引きに、
「いくら?」
と聞くと、15US$だと言う。
どこかにバスだと10US$だと書いてあったように思った私は、
ま、そんなもんかと乗り込む。
あれ?カンボジアって、メーター、付いてないの?
そういえば乗り物は値段交渉するとかって聞いたような気がする。
そんなことより。
早く行かないと、「蕎麦屋」が閉まっちゃう!
ホテルに着いたら9時前。
結局、蕎麦屋は間に合わなかった。
ホテルマンにタクシーが15US$だったと言うと、
「それは高い、ウチなら12US$で、行くよ」
翌日、空港までのシャトルバスをお願いする。
居酒屋に向かうべく、ホテルマンの勧めるがまま、
ホテル前に止まっていた「ツクツク」に乗る。
値段交渉する間もなく「5US$」だと言う。
初ツクツク♪
4人乗りで、四方が開いていて眺めが良い。
カンボジアの風が心地よく、
ベトナムのようにブンブンバイクが少なく、排気ガスにまみれていない。
それにしても、「はいはい」と二つ返事で出発したのに、
道を間違えて、色んな人に聞きまくるツクツクの運転手。
やっと居酒屋「真家」(SHIN・YA)に到着。
「こっち、ちょっと交通手段が高いね」という話をしたら、
二人の女将さんたち。
「それ、ボラてるよ!この距離だったら、Grabなら1US$で行くよ」
と、帰りはGrabを呼んでもらった。
すると、5US$で送ってくれた運転手がまだいて、私に近づいて来た。
女将さんたちは何やら叱っていたが、言葉が通じていないかも。
でもひょっとすると、彼は、ずっと私を待っていて、
ホテルまで送り届けるまでを5US$で請け負ったつもりだったのかも???
だとしたら、それほど法外でもないな。
それに、Grabと比べたら、可愛そう…
と、あくまでもお人よしの私^^;