心を動かされた話
と、おっしゃる方や
「犬の散歩があるので、今日は早く帰ります」
という方、ホーチミンでペットを飼っている方は、意外と多いようです。
そんな中、
捕獲者に連れ去られ、
あやうく食べられるか、
処分されそうになっていた子犬を引き取って
飼っている方のお話です。
注)ベトナムでは、犬や猫を食べる食文化があります。
そんな境遇で生きて来た子犬は、
なかなかトイレの習慣が身に付かず、
毎日の散歩は欠かせないそう。
ある日、散歩の途中で、脱兎のごとく駆け出したかと思うと、
たちまち、一匹のネズミを捕えたその子犬。
ネズミとジャレるなんて、
まだまだ子供だなぁと見ていたら。。。
なんと、そのネズミを食べようとしたそうです。
「え??…」
驚いた瞬間、その子犬は、ハッと振り返り、
じっと見ている飼い主に気が付いた…。
小さい頃、辛い目にあって、今日、生きてゆくのが精いっぱい、
一口でも、食べられるものにありつけたら、
とにかく今、食べられるだけ食べておかなくては、
「死」が待っている…。
その頃のトラウマが、抜けないのでしょう。
もちろん、そのネズミは食べられずに済んだそうですが。
その話を聞いたとき、胸が詰まされるようでした。
※写真
路上で、売られている子犬たち。
とても可愛い!♪
この子たちは、ペット用ですね。