心を動かされた話
タイのプミポン国王の弔問を終えて、
先ごろ日本に帰国された天皇皇后両陛下。
ホーチミンには来られませんでしたので、
どこか遠い話のようでしたが。
週末の休みを利用して、フエまで飛んだ友人に話を聴きました。
そう、ホーチミンからフエまでは飛行機で一時間半。
料金も片道6,000円ぐらい。
東京─名古屋ぐらいの感覚で行けるのですから、
観光を兼ねて、「思い立ったが吉日!」と言う手もありでしたね。
さすが行動力!の人たちです。
さて。
もし、途中で天皇皇后両陛下のご行幸に偶然、出くわすことになったらどうしようと、
急きょ、「日本の国旗」を準備することになったそうです。
日本なら手っ取り早く通販!ということも考えられますが、
ベトナムではそういうわけにも行かず。
自作することに。
幸い、日本の国旗は簡単で…
…A4用紙に、赤い日の丸を描きました。
(ネパールとかでなくて、良かったです ↓↓↓↓↓)

ところが。
「比率が間違っていたら、国旗じゃないっ!」
ということで。
改めて調べてみたところ。
確かに、日本の国旗は縦横比2:3、
日の丸の位置、大きさも定められています。
そこで、ウェブで日本の国旗の画像を探して印刷し、
棒に張り付けることに。
最初からそうしていれば、早かったですね(*^_^*)
さて、巻き物にした日の丸を手に、
彼女たちは天皇皇后両陛下に遭遇することができたのでしょうか?
黒塗りの、いかにも位の高い人が乗っていそうな車を見つけたので、
駆け寄って、一生懸命「日の丸」を振っていると…
ベトナムの政府高官の車だったそうです。
そもそも、そんなに簡単に近づけません。。。
ですが空港で、生まれて初めて「政府専用機」を見た!
と、写真を見せてくれました。
日本にいると、まったくそんな風に感じないのですが、
「日本」を離れていると、自分が「日本人」であることを、
しみじみと感じることがあります。
彼女たちの一人は平成生まれで、今の天皇しか知らず、
しばらく日本を離れて働いています。
また一人はベトナム人と結婚していますので、
長らく当たり前のように日本で生きてきた私には、
彼女たちの反応が新鮮でした。
また、
「天皇は、ベトナムの人にどういう風にみられているのだろう?」
Standing BAR【日本酒で乾杯!】でも話題にもなりました。
外国の人たちからは、「不思議の国、日本」
であることに、間違いはないように思います。
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※写真の政府専用機は、過去に羽田で撮影したものです。
産経学園の写真教室の教材に使う写真を撮りに行っていたのですが、
偶然に遭遇しました。
この後、この機で安倍首相が外遊に出られました。