日々の雑感
【ベトナム人帰国子女はベトナム語がうまく話せない?】
このところ、ほんの少しずつベトナム人のお客様が増えてきました。
コロナ前まで(レタントン時代)は、日系企業で働くベトナム人が、
日本人上司に連れられて…というパターンが多かったのですが。
最近(Pham Viet Chanhの【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shop)では、
ベトナム人同士の若いカップル、女性(マダム)グループ、20代女性のグループ、
ベトナム人グループ、お一人様など。
日本人を介さないで、さまざまなベトナム人の方たちがいらっしゃいます。
また、欧米人グループに混ざっていたり、欧米人と一緒にというケースも。
先日はベトナム人父息子でご来店くださいました。
「アメリカに留学していました」と息子。
この方たちに共通していることは。
帰国子女か僑越(ベッキュウ)なのかは分かりませんが、英語が達者で中にはネイティブも。
一見して、ベトナム人と分からない(シンガポーリアンか香港人に見える)。
そして。
ウチのスタッフTuさんに言わせると、
「他所の国で育ったベトナム人は、ベトナム語が話せない」
あるいは、ベトナム語が下手だそうで、すぐに分かるのだそうです。
「どの国の人も、他所の国で生まれ育っても母国語は話せるのに、
なぜかベトナム人だけ、母国語が話せない」
なぜなのでしょう?
他国へ逃れた僑越(ベッキュウ)家族なら、分からないでもないのですが。
私の知っている日本で生まれ育ったベトナム人の方も、
ベトナムに来たばかりの頃は「ベトナム語が話せない」と仰っていました。
逆に、シンガポールで生まれ育った日本人の青年たちにお会いしましたが、
やはり日本語の「読み書き」があまり得意でないようで、
留学先のオランダの大学で、「第二外国語、何にしよう?」と親御さんに相談しておられて
「日本語にしたら?」
とお母様に突っ込まれておりました。
ですが問題なく日本語は話しておられます。
当店の第一言語は「日本語」ですが(スタッフも全員、日本語が話せます)。
最近は英語も必須になってきていて・・・私は四苦八苦。
その他、イタリア語、フランス語、中国語、韓国語など、いろんな言語が聞こえてきて、
貴重な体験ができます。