街かど
【PCR検査に呼ばれました。Pham Viet Chanhのようす】
あれ?PCR検査している!
午後。
サービスアパートメントに住む全員が呼ばれました。
初めてのことですので勝手が分からず、
案内してくれたメイドさんがみんなの申込書を集めて白紙で出してしまったものですから、
待てど暮らせど名前が呼ばれず。
名前と生年月日とワクチン接種回数と住所、パスポート番号、電話番号を記入するようになっています。
一時間ほど待っている間に。
買い物袋をいっぱい乗せた公安のリアカーバイクが通り過ぎました。
販売員らしき女性も載せています。
レッドゾーンのこの地域でも、買い物代行が機能しているのですね。
卵、肉、野菜などをミックスしたコンボメニューがウェブなどから注文できるようです。
野菜コンボなどは50万VND(≒2,500円)と割高ですが。
--------------------
さて、最後の方に呼ばれた私たちにも順番が回って来ました。
玄関口に椅子が置かれ、外に向かって座るように言われます。
みんな観ているのに、鼻の中に綿棒をぐりぐりっとされるの、
嫌だなーと思いますが。
これ、室内だと(光量が足りなくて)良く見えないからなんだと思います。
全然痛くありませんでした。
私は初めてなのでよく分からないのですが、経験者によると、
かなり細い綿棒で、あまり奥まで突っ込まなかったとのことでした。
全市民にPCR検査をするとの触れ込みですが、
これでF0患者をあぶり出し、さらにピンポイントに社会的隔離をする一方で、
移動式ワクチン接種部隊が各戸を周るなどして、
ワクチン接種率を上げてゆくと言う作戦ではないかと、聞こえてきます。
なお発症していない感染者は公的機関で隔離できるキャパはすでになく、
可能な感染者は自宅隔離ではないかとも言われています。
さて。
厳しい隔離下のPham Viet Chanhですが。
最近、毎晩どこからかカラオケが聴こえて来ますし、
ご近所からは朝から音楽が流れて来て、朝餉の良い香りが漂ってきます。
みんな、何とか前向きに日々を送っているのではないかなと思います。