日々の雑感
【ベトナムの人たちの屈託のない明るさが救い】
昨日、「合宿です。一週間の禁酒です」とご連絡をいただきました。
いよいよ工場付近に宿泊し、従業員が工場内にテントを張っているのだそうです。
さぞかし大変でしょう、とお返事すると。
「みんな、非日常に嬉々としてテント張ってる」
と明るいお返事。
文句を言っても、嘆いても、事態は変わらない。
それなら、この非日常を楽しんでやる!
というベトナムの人たちの屈託のない明るさを、素晴らしいと思います。
先週のスタッフのSonとのミーティング。
Sonの住んでいる地域が封鎖され、今日まで二週間の隔離でした。
始めのころは食事や食材が配給されていましたが、
最近では、近くのコンビニぐらいなら買い物に行けるそうです。
「でも、お野菜、高くなった―」
およそ5倍ですね。
そんな彼女のところに知人から、お野菜の救援物資が届いたそうです。
困ったときはお互い様、助け合い精神旺盛なベトナムあるあるですね。
さて、ロックダウンしてすぐに田舎に帰った角打ちアルバイトのNhi。
「私もNhiさんに連絡しました。
昨日、彼女は、『 ロックダウンが解除になり、お客様がいっぱい押しかけて、
角打ちの準備が間に合わず、みんなてんてこ舞してた夢を見た』
って、話していましたー」
と、Sonが楽しそうに伝えてくれました。
嬉しいですね。
離れていても、お店のことを夢に見てくれる。
今の状態では、社会的隔離は解除されたとしても、
お店の再開までには、まだどれだけ日数が掛かるか想像も付きません。
ですが、不安を抱えたり、それを口に出してもしょうがありませんので、
せめて小さな幸せ、小さな明るい気持ちを持ち続けたいなと思いました。
オフィスのマスコット、サボテンを家に持ち帰りました。
「月森さん、ちゃんと水をやってください」
枯らしたら、偉いこっちゃ。
1週間に一度くらい、水を掛けるのではなく、バットに水を張って、
30分ほど浸してやると良いそうです。
のほほんと元気にしている姿に、癒されます。