街かど
【街角に旗が掲揚⇒投票には行きましょう。日曜日のPham Viet Chanの夜】
「なんかの祭日?」
とスタッフのSonに聞くと、しばらく何のことだか分からない様子。
ややあって、
「ああ~」
国会議員の選挙があるので、国旗を掲揚しているというのです。
選挙で国旗?
衆議院議員、参議院議員、知事、市長、町長、県議会議員、市議会議員と、結構選挙が多い
日本では考えられません。
「私、政治には興味ないので、すぐに分からなかった」
とSon。
当然、選挙には行きませんよね。
角打ちのNhiも、「選挙行かない」「行っても意味ない」
前のスタッフも、「選挙に行っても、何も変わらない」
これ、さんざん耳にして来たどこかの国の若者たちの声とまるで同じですよね。
私たちも、二十代の頃は、同じようなことを言っていましたし、
ノンポリをどこかカッコいいことのようにふるまっていました。
「選挙に行かないということは、自分たちの権利を放棄し、
選挙した者、利権のある者だけに有利な政策が行われても、
文句を言えない社会に、あなたたち自身がしているということよ」
「だって、周りの人も、誰も行ってない」
「そんな考えのない人たちと、自分とを一緒にしなくても良いのよ。
自分の一票は無力に見えても、みんなの一票に意味がないことはない!
私たち日本人も同じように思っていたこともあったけれど、
みんなが投票して、政権を覆したことがあるのよ」
覆った政権の結果は皆さんご存知のように大失敗で、
またまた政権は元のさやに戻りましたが…。
そういう話をしたら、驚いたような顔をしています。
「じゃあ、次の5年後には行きます」
もちろん一党独裁のベトナムと、実質一党独裁的日本とは、
事情が違うのは分かるのですが。
休みを取ってもらってでも、行かせますからね!
(郷里に選挙権がある者もいるようです)
さて、東京で有志で飲んでいた仲間(と言っても、彼はとても若いです)
小澤 晃広さんが、地元川西町(奈良県磯城郡)の町長選挙に立候補しました!
「川西町では町長選挙が2度無投票となり、
12年間投票の機会がない状態となってしまっています。
選挙がない民主主義のもとで、緊張感が薄れてしまい、
行政の可視性、透明性が下がってしまっていると感じています」
そして、川西町のミライを変えてゆこうと頑張っています。
私にはこの地域の選挙権はありませんし、
ベトナムでは国政レベルまでしか選挙することができません。
が、応援してあげてください!
(って、ブログで書いて良かったのだったかしら?)
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さて日曜日は午後から激しく雨が降ったせいか、
一日中静かなPham Viet Chanhでした。
週末から、新たに営業停止の飲食店が増え、
私のサービスアパートメントから見える範囲で、昨晩
10時以降で店を開けていたのは
「なべ家」「Captain Phook」「Oliver Pizza」「MUTEKI」ぐらいでした。
ヘム40の「飲食店」は、大体営業しているようでした。
弊店も酒屋は11:00~19:00、
角打ちも日曜日は17:00~22:00通常営業です。
今日からまた一週間が始まりますが、
PVC、レタントン両店とも今のところ通常営業の予定ですが、
状況に応じて、変更があった場合は、逐一、ご案内いたします。