おすすめ(飲食店)
【お料理もおもてなしも居心地が良い@OCTO Tapas】
【OCTO Tapas(オクトタパス)】
スペイン風のバルだ。
このあたりは、2、3年前は、オシャレなカフェが数軒あったが、
あとはローカルの雑貨店や飲食店がぼそぼそ営業している、
ビジネス街にしては、垢抜けない一角だった。
それが、オシャレなレストランやカフェが並んでいる。
スペイン風バルは、気張らないスペイン料理と、
ワイワイしたお店の雰囲気が楽しめる、「居酒屋」。
東京でも、ベトナムに来る前あたり2013年頃から人気が出て、
あちらこちらに人気のバルが出来た。
銀座でもビュッフェ形式で楽しめる
居酒屋というより、スペイン風「おばんざい」のバルが評判だった。
ホーチミンでもここ2~3年ぐらいで登場。
表に案内係がいて、3階までの長い道のりを案内される。
この日は火曜日だったせいか、特に予約の必要はなかった。
テーブル席のエリアは広いが、ゆっくり静かに飲みたい方は外の景色が見られるカウンター席がおすすめ。
お一人様、あるいは全体の雰囲気を楽しみたい方は、キッチン周りのカウンター席がおすすめ
まずはスパークリングから。
私は、その後、赤、白、料理によってはロゼまで飲みたいので、
少々お高くついても、すべてグラスワインにする。
メニューもスタッフも、英語対応が可能。
お腹がすき過ぎて、お通しのポテトチップスとスパークリングで、
メニューの解読に取り掛かる。
とりあえずコールドミールセレクション(390Kvnd≒1,950円)と赤ワインを頼んでおけば、
摘まみながら、ゆっくりメニューを愉しめる。
次はダックのコンフィ(350Kvnd≒1,700円)。
もっと肉々しいのを想像していたのだが、フュージョン系。
白ワインを頼んで、鰈のグリルを頼みたかったのだが、
このあたりで、なんと、そろそろあっさりしたものが食べたくなる。
おすすめされる「パン」は有料なので、お料理をしっかり頼んだ方が良いかも知れない。
生ガキ(個売り、5.5K vnd≒275円)とホワイトアンチョビ(180K vnd≒900円)を注文。
生ガキはレモン(ちゃんと黄色いレモン)を掛けなくても、
ちょうど良い塩加減。
小粒だが、臭味がまったくなく、タワーで頂きたいぐらい。
ホワイトアンチョビとオリーブオイルが良く会い、
ちびちび食べながら白ワイン。最高だ。
最後にチーズケーキとロゼワインを頼む。
このチーズケーキは独特のフルーティーな風味が隠されていて、
私のバカ舌では、上手く表現できない。
最後のお口直し、パイナップルウォッカのショットは無料だ。
グラスワインは100K vnd~250K vndとお手頃。
これで二人でおよそ3,000K vnd≒15,000円。
重要なポジションは欧米系のスタッフだが、
フロアスタッフのほとんどはベトナム人。
流暢な英語と、明るく堂々とした対応が楽しい。
マニュアル的で「かしこまりました」と、慇懃な礼などしない、
フレンドリーな対応が居心地が良い。
お客様の中には、日本人もちらほらいるな~と思っていたら、
「ありがとうございました!」
日本語も話すのだ。