まめ情報
【親の死に目に会えない、片道切符だから。ビザの延長について】
世界のさまざまなところで賞賛されているベトナムですが。
引き換えに、経済を犠牲にしたともいえるでしょう。
観光業、サービス業をはじめとして、一部製造業なども痛手を受けたとはいえ、
通常通りの営業や運転を続けている企業もありますし、
特需でこれまでにない忙しさを経験している企業もあります。
悲喜こもごもあれど、夜になったらみんな仲良く酒を酌み交わし、
情報交換しているのですが。
こういう話がありました。
ASEANの隣国から来てベトナムで仕事をしている社員が、
親が亡くなったというのに、帰れなかったというのです。
一旦、母国に帰ったら、次にベトナムに戻って来られるのが
いつになるか分からないからです。
親だけではありません、家族、親しい人、
誰が亡くなっても、同様の選択を迫られます。
その話を聞いて、それぞれに、
離れ離れになっている大事な人の顔が浮かんだのでしょうか、
しんみりしました。
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さて。
海外からの入国規制は危険度の少ない国から
段階的に解除されるだろうということですが、
今の状態では、日本からの入国は9月?10月?
やっぱり年内いっぱいは無理?
希望的観測が飛び交います。
18日、ベトナム公安省出入国管理局は、
3月1日以降にベトナムに入国した外国人に対して、
6月30日まで無償で滞在期限の延長許可を与えると発表しました。
また、3月1日以前に入国した人についても、
自身の国籍のある外交機関が、
ベトナム語訳の公式文書で発行した許可証を準備すれば、
ビザ延長の対象になるそうです。
現在、外国人がベトナムに入国できないことから、
ビザの有効期限れ直前の人には、
更新ではなく、滞在期間の延長措置が取られています。
ビジネスビザと観光ビザでは取り扱いが異なっており、
その都度、当局の対応が変更になっているようです。
最近はビジネスビザのマルチが可能になりましたが、
一方で、観光ビザの手続き料金は値段が引き上げられ、
驚くほど割高となっています。
ビジネスビザ3か月の延長は、マルチ・シングルともに可能です。
観光ビザの延長については、1か月、3か月ともにシングルのみ手続き可能です。
進出支援業者さんなどに頼むと楽ですが、
業者さんによっては値段がまちまちで、可能な範囲も違っていますので、
必要な方は数社でご検討されることをお勧めします。

※国内線でもいいから、早く飛行機、乗りたいー