街かど
【「地の利」か「人の氣」か】
飲食店が3軒、相次いで閉店しました。
1軒目ののショットバーは、そこそこ人は入っており、
そもそも美容室とカットハウスの入り口付近にあり、
髪を切ったあとにちょこっと一杯、というのは良いなと思っていましたが、
閉店するというより、移転するらしい。
もう一軒は、鳴り物入りで始まった…というのは、
オープニングに500人の、おもに欧米人が集まり、ちょっと話題になったからです。
その日夜中、お店から戻って来たら、
ウチのサービスアパートメントの真ん前ですので、
玄関先に屯しているお客様たちもたくさんいて、驚きました。
どうやらこのオープニング、「Free」だったそうです。
その後は、それほど繁盛している風には見えなかったなぁ。
テト明けぐらいから無料サービスなど、表に立看を出していたのですが、
結局、コロナのソフトロックダウン中に店を閉めてしまいました。
そして三軒目は以前にも投稿した、こちら。
2020/03/10
【3ヶ月ごとに変わる業態@Pham viet chan】
https://sake.vietnhat.tv/e47938.html
ソフトロックダウン中からずっとシャッターが降りたまま。
立て続けに三軒。何が原因?
コロナは原因ではなく、あくまできっかけだと思うのですが、
先日、それについて話題になりました。
グエンフーカンを入って、Pham viet chanh通りを右に行くと、
三叉路に分かれています。
「そこまでは道幅も広く、少し交通量が多いため、
人が立ち寄りにくいんじゃないの?
けれども、その奥に入ったところの店は車やバイクの出入りも少なく、入りやすい」
確かに、そこから奥の店は繁盛しています。
けれども、なくなったお店の同じ並びにある
ベトナム料理の店やカフェはそこそこお客様が入っているし、
コープマートも利用客が多いようです。
あながち、「地の利」だけではないのかなと思います。
ちなみに、ウチの前で売りに出ている店の賃料を聞いてみました。
下は別の店が入っているのですが、
2階2軒分と下1軒分と合わせても、
Pham viet chanh界隈では、ちょっとお高いのかなと思います。
さて一方で、三叉路のさらにヘムに入る「砦」は増殖を続けており、
蕎麦の「山伏」に続いて、
入り口の上二階には「一汁一菜」の成田さんの店が「沖縄」をコンセプトに、
昨年末、店をオープンしました。
2019/12/22
【個性的なマスターたちの店Pham viet chanh「トリデ横丁」。夜中1時まで営業】
https://sake.vietnhat.tv/e47726.html
続いて奥の2階は19:00から「すすきの」がオープン。
3月にオープンしたものの、コロナでしばらくお休みしていましたが、
また再開しています。
「今度、『山伏』は3階に移動して、1階のこの部分は日本人女性が経営する予定」
って、三階は開閉式のルーフではなかったですか?
屋根というか、床を作って、蕎麦屋専門の店にされるそうです。
「砦」は元々、色んな店の集合体、つまり「日本の屋台村」のような空間にしたかったと、
山伏の店長で、この「砦」空間をプロデュースした井上さん。
どの店も個性的で、どこの店のメニューも注文することができます。
どんな風に増殖していくのか、とても楽しみですね。
最近加わったメニュー、「山伏」のローストビーフ15万VND。
食べ応えがある!
「すすきの」は、10万ドンから楽しめる、ショット or カクテルバー。
ベトナム人女性バーテンダーは日本語が上手で感じよい。
仲良くなっちゃたー(*^^*)v