まめ情報
【ダイエット失敗?恐ろしい結果を招くことも】
9月頃、「糖質ダイエット」の本と出会った。
それによると、著者である医者自身も、
若い頃に糖尿病を発症し、
糖質ダイエットを続けたところ、70代の今も元気であること、
聖路加病院の105歳で亡くなられた日野原先生も糖質制限をしていた、
などの事例とともに、
その科学的根拠を述べておられた。
そこで、試しに「炭水化物」をまったく取らない、
取っても一日一回、少量を取る食事に替えてみた。
同時にピラティス・ヨガも始めた。
すると1ヶ月で2.5kgの減量。
お腹周りがすっきりして、身体も軽く、動きやすくなった。
確かに、本のタイトルのように内臓脂肪が「ストン」と落ちたようだ。
さて。
10月に一時帰国した折に、一年に一度の健康診断を受けた。
「ちゃんと、食べておられますか?」
開口一番、先生の診断。
「ケトン体が、尿に出ている」
すごいな、すぐに分かっちゃうんだ…驚いた。
「糖質制限しています」
「そうですか…」
先生は何もおっしゃられなかった。
糖質制限をすると、エネルギー源として、
糖質(グルコース)の代わりにケトン体が使われる。
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数日後。
血液検査の結果が出た。
「悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が、すごいですね。
これは、さすがに薬、飲んでもらわんと…」
前回の1.5倍、200を優に超えていた。
糖質のかわりに、エネルギーをタンパク質で補うと良い、
と、本には書いていた。
コレステロール値が上がるのではないかという懸念には、
摂取した食べ物からコレステロール値が上がることはないとも。
これは最近の通説ともなっている。
なので、肉や魚、乳製品、卵など、摂取量を増やしたのだった。

カメラ兄さんさんによる写真ACからの写真
そこで糖質制限の悪影響についても調べてみた。
コレステロール値の上昇に加えて、
脳にエネルギーが不足して、認知症になる危険性が指摘されていた。
糖質ダイエットで確かに体重は減ってスリムになるが、
「見た目が大事か、真の健康が大事か?」
という見出しが踊っていた。
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いずれも、インターネットで調べただけの素人考えだし、
諸説入り乱れて、どれが正しいのか…また、定説が覆されることも多い。
なので、一概に鵜呑みにするのもどうかと思うが、
もう一度食生活を見直した。
一日1回は炭水化物を摂る糖質制限と、
タンパク質は植物性、魚から多く採るようにし、
卵、チーズ等の乳製品、魚卵は控える。
それに加えて、定期的な有酸素運動を増やし、
週3回の休肝日を設けた。
次回の一時帰国で、また血液検査をする予定だが、
どうなっているだろうか…。