日々の雑感
【ゴキブリ、最近、見なくなりました】
乾季だから?
ゴキブリは「夏に出る」というのが、日本の常識。
※最近は日本の冬も、暖房のおかげで部屋が暖かくなりました。
一年中、出るようになり、薬局でも、ゴキブリ駆除の製品が
一年中、棚に並ぶようになりました。
ですが、ホーチミンは常夏。
2015年に来たばかりの頃は、よく見かけたものです。
ベトナムの殺虫剤は強いらしく、あまり使いたくなくて、
日本から「コンバット」を買ってきて、
期限が来たら小まめに取り換えて、使っていたのですが…。
いつの間にか、残りのコンバットが使われないまま、置きっぱになっています。
下のお店では定期的に駆除してますし、
サービスアパートメント周辺でも、駆除しているのでしょうか。
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さて、ホーチミンのゴキブリは、人が好いです。
人ではないので、「虫が好い」でしょうか、性格が良いです。
逃げるスピードも遅ければ、
もたもた逃げては躓いて、
すぐにひっくり返って、足をバタバタさせています。
頭頂に丸く大きな黄色い斑点があるので、
私は「フランシスコ・ザビエル様」と呼んでいます。
人に向かって来たり、飛んで逆襲に転じたり、しません。
A3で大判の週刊Vetterが重宝と、もっぱらの評判です。
読み終わった週刊Vetterを丸めて、ぽん!
イチコロです。
それに比べると、日本のゴキぶりは、凶悪です。
逃げるスピードは恐ろしく素早く、
新聞を丸めて追いかけても、なかなか捕まりません。
追い詰めると、飛んで、こちらに向かって来ます。
殺虫剤もなかなか効きません。
「コンバット」を置いて、ようやく姿を見かけなくなる。
ですが、よくよく考えたら、
追い詰めれば追い詰めるほど、
彼らも「種の保存」があるわけですから、
耐性ができて、どんどん強力なゴキブリが現れるのではないでしょうか。。。
どんくさいホーチミンのゴキブリを、チョンチョン突いて、
戯れるぐらいが、
自然との共生で、ちょうど良いのかも知れません。
