まめ情報
【電話予約時に困るのが…】
最近はホーチミンでも、英語を話す人が増えて、
街中では、英語対応のお店がますます増えたと思う。
EF 英語能力指数によると、
ベトナム34位、日本37位と、
ベトナムの方が日本より、ランキングが上。
ベトナム人の発音は「S」や「X」が発音できず、
短縮して聞き取りにくい、と言っても、
最近は、発音のキレイな人も増えて来た。
ところで。
レストランなどの予約時に、名前を聞かれるが、
日本人の名前は、ベトナム人にとっては長く、
聞き取りにくい音が多い。
そこで、【NATOフォネティックコード】で、
一文字一文字、アルファベットで伝えようとしたAさん。
外資系企業にお勤めなので、英語がデフォルト。
発音は正確だ。
【NATOフォネティックコード】
とは、欧文通話表のこと。
「『あ』は、『あさひ』の『あ』」
「『い』は、『いろは』の『い』」
「『ふ』は、『ふじさん』の『ふ』」
という、伝え方の英語版だ。
北大西洋条約機構が定めたもので、
無線通話などにおいて重要な文字・数字の組み合わせを、
正確に伝達するため、ラテン文字の通話規則を定めたもの…
らしい。
https://bit.ly/1PdNBlQ
これによると、たとえば私、TSUKIMORIは、
「『T』は、『Tango』の『T』」
「『S』は、『Sierra』の『S』」
「『U』は、『Uniform』の『U』」
「『K』は、『Kilo』の『K』」
「『I』は、『India』の『I』」
「『M』は、『Mike』の『M』」
「『O』は、『Oscar』の『O』」
「『R』は、『Romeo』の『R』」
「『I』は、『India』の『I』」
に、なる。
無線なので、短すぎず、雑音に紛れても、
聞き取りやすい単語になっているそうだ。
はたして伝わったのだろうか…。
案の定、復唱させてみると…
…
…
…
惜しい!というか、
全然間違っていたそうだ。
そもそも、
「『S』は、『Sierra』の『S』」
の、『Sierra』とは何なのだ?
Aさん曰く、
「西アフリカのシエラレオネという国」
らしい。
ああ、なんか、聞いたことがある。
黒柳徹子さんが、UNICEF 親善大使として、
ボランティア活動をしていた国…
当時、しきりに「シエラレオネ」を連呼していらしたので、
残っている。
と言っても、ベトナム人には分からない。
というか、「音」を聞き取るのが目的だから、
そんなことを知らなくても、良いのか。
「TSU」が発音しにくく、「チュ」になることぐらいは
かまわないとしても、
逆に、それほど多くない名前なので、
Aさんも、私も、
大体合っていれば、バッティングすることもないだろう。
この記事へのコメント
日本なら漢字なので月日の月、森林の森とか三本木の森とか言えるのにもどかしいですね。
Posted by 古都雀 at 2018/08/12 14:36
古都雀さん、TSUKIMORIは、ちょっと文字が多すぎですね。
Posted by Nihonshu de kanpai!
at 2018/08/12 19:14
