おもしろ発見！
【「あなたにお金を受け取って欲しい」ゴールデンウィーク恒例の怪メール】
某有名大学を出てとある企業に就職し、そこで学んだ知識を活かし
昨年独立、会社も順風満帆に軌道に乗り全てが順調なように見えました。
がしかし。
立ち上げ間もない時期から短期間で急成長を遂げた事もあり、
国税局に目をつけられました。
私の会社は決して悪い事をしているわけではありません。
お国というものは取れる所からから絞りとるというスタンスのようで、
必要以上に税金を徴収されかけています。
それを回避する為に
≪誰かに名前だけでも役員登録してもらい月々80万程度程度、
年間約1000万程を受け取ってもらう≫
という方法を取りたく今回貴方にご連絡いたしました。
ご心配なさらないでください。
脱税等には当たりませんし絶対に貴方に不利な事にはなりません。
無償で毎月受け取って頂けるだけで構いません。
それだけで私も得なのですから。
お願いいたします。悪い話ではないと思います。
いかがでしょうか？
ご興味ありましたら一度こちらまで≪詳細希望≫とご連絡頂ければと思います。」
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表現等に突っ込みどころ満載の文章ですが、
こういうドラマ仕立てになった新手も、あるのですね。
どんな風に急成長したのか、
その成功秘話を教えて欲しいぐらいですｗ
「お国というものは取れる所からから絞りとる」
どーんと、払ってやったら良いではありませんか。
「ウチは、節税なんて、しません！！
ドーンと税金払って、社会に貢献しています」
とお話になっていたのは、急成長したホテル経営の社長さん。
あるいは、
中身の伴わない「役員報酬」などで支払うのではなく、
会社にドーンと投資するとか、
雇用を増やして社会に貢献する、
社会貢献に投資や費用を掛けるなど、
どんどん活きたお金の使い方をしてやってください。
ちなみに、送って来た第二弾のメールにあるように
「あなたに何のデメリットもありません」
について。
役員には、「会社に対して負う責任」と、「第三者に対する責任」とがあります。
「会社に対して負う責任」として。
会社に損害が発生してしまった場合は、
取締役は会社の重要事項を決定できる立場にあるぶん、
厳格に責任（任務懈怠責任）を問われることになります。
「第三者に対する責任」として。
社外取締役については、
特に責任からの救済が必要とされることから、
「責任限定契約」という制度が設けられています。
軽過失の場合には賠償額を一定の範囲内にできる契約を結ぶことができるのですが、
過失が重かったりする場合には、
責任額が限定されることはないそうです。
おかげさまで、改めて「役員」について調べるきっかけになりました。
昨日は一日、
「あなたにお金を受け取っていただきたい」
という趣旨で、別の内容のメールが、
複数のメールアドレスから、十数通ほど届きました。
なぜか、毎年ゴールデンウィークあたりに送られて来る、
怪（迷惑）メールです。
この記事へのコメント
先月外務省から注意喚起で同じ内容のメールが送られてきました。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2018C065.html
ネタだと思っていましたが、引っかかる人居るんですね。。。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2018C065.html
ネタだと思っていましたが、引っかかる人居るんですね。。。
Posted by 名無し at 2018/05/04 16:11
いやいや、それにしても、その文章の内容がまた、おもしろい。。。
「僕は50歳のバツイチで。。。」とか。
シナリオがいろいろとあって・・・
「救済××会」に、貴方のメールアドレスが登録されているのを見ました・・・
というのは、ちょっと怖いでしたが。
「僕は50歳のバツイチで。。。」とか。
シナリオがいろいろとあって・・・
「救済××会」に、貴方のメールアドレスが登録されているのを見ました・・・
というのは、ちょっと怖いでしたが。
Posted by Nihonshu de kanpai！
at 2018/05/04 20:22
at 2018/05/04 20:22
