日々の雑感
【猫や動物にエサをあげると、村八分?】
ローカルの飲食店も、日本食店も、ほぼ閉まっています。
ご近所の「Birdy」は開いているのですが、
裏の「砦」が閉まっているため、
お酒しかありません。
「持込みOKよ」
と、聞いたので、さっそく、おつまみづくり。
と言っても、私も、スーパーが大晦日から閉まっているので、
冷蔵庫にはあまり食材がありません。
とりあえず、年末に買っておいたもので。。。
日本人と、ベトナム人が集まるので、
「イエライシャンの牛肉炒め(ベトナム料理)」
「赤米+ゆかり+塩昆布(ベトナム+日本料理)
「鯖の塩焼きと金平ごぼう(日本料理)」
を作りました。
さて、みんなでワイワイ食事をしていると…。
どこからともなく黒猫が…。
どうやら、閉店した斜め前のバルの子猫らしいのですが、
猫だけ置いて行っちゃったらしい。
サバの塩焼きをあげると、
おいしそうに食べている。
牛肉も、おいしそうに食べている。
そりゃそうよ、漢の木村屋さんの、上等な食材だもの。
美味しいはず。
で、イエライシャンや赤米をあげると、プイッ。
お野菜や、穀類は嫌いなのね。。。
それとも、上質な食材しか、食べないのかしら。
贅沢な猫です。
きっと、飼い主に、美味しいものをずっと食べさせてもらっていたのでしょう。
一度エサをあげると、ずっと、私たちのテーブルの周りでウロウロ。
で、ハッと気が付いたのですが、
ここの店のペットではないのに、
エサをあげて良かったのかしら…。
日本の実家付近では、
野良ネコに毎日エサをあげる人がいて、
それが、大問題に。
エサ場になっている付近は散らかって衛生上良くないし、
エサをあげるので、
野良ネコが寄って来るのだ、
飼えないくせに、無責任だ、と言う意見が大多数。
同じ町内では、
「カラス」にエサをあげる人がいて、
これまた、大問題に。
カラスは、出したゴミを食い散らかし、
駆除の対象になっていたため、
エサをあげて、カラスを呼び寄せるなんて!
近所の人たちからさんざん苦情を言われても、
針の筵に乗せられても、村八分になっても、
当の本人たちは、一向に意に介さず。
というより、何やら堅い信念さえ持っている様子。
結局、猫も、カラスも、行政が入って指導。
エサをあげれなくなったみたいです。
そんな経緯を思い出し、
子猫に無責任にエサをあげてしまった私は、
お店の人に、謝ったのですが。。。
「かまいませんよ、どんどん、あげてやってください」
と、何のお咎めもないばかりか、奨励している…。
日本では、無責任にエサをあげると、野良猫が増えるというけれど、
誰かがエサをあげても、あげなくても、
無責任な飼い主が放置したら、野良猫は増える。
新しい飼い主を見つけるボランティア活動をしている人もいるが…。
ベトナムでは動物に対して寛容ですね。
※この子たちは、「birdy」の猫ちゃんたち。。すっかりおもてなし態勢w
飼い主が可愛がっているので、毛並みも美しい・・・