日々の雑感
【今年も、多くの視察・出張者がお見えになりました@ホーチミン】
視察団(者)や出張者が多いのですが、
今年はさらに増えたのではないでしょうか?
Standing BAR【日本酒で乾杯!】にもお立ち寄りくださるので、
いろいろとお話をお伺いしていると…。
視察の段階で、方向性や覚悟が漠然としていらっしゃる方は、
そのまま、来られなくなってしまうことが多いようです。
ですが、日本を出る段階で、
かなりはっきりとした意図と計画性を持って来られる方は、
二度、三度と足をお運びになり、着実に一歩ずつ前進しておられます。
「おかげさまで、順調に伸びて来ました…」
と毎回、ご来店くださり、ご報告くださることは、
とても嬉しいことですね。
私は何もお手伝いしていないのですが、
「おかげさまで」と、いつもにこやかにしていらっしゃるのが、
ご縁が広がってゆく所以なのでしょう。
いつも日本から、ビジネスパートナーや仲間を連れて来られます。
今回は、新しいビジネスパートナーの方たちを連れて来られて、
みなさま、ホーチミンに負けないぐらい活気があって、
チャレンジャーです。
ベトナムとのビジネスは、ベトナムへの進出ばかりとは限りません。
日本側でも、ベトナムからの人財や商材はビジネスチャンスです。
さてそのお話の中で、
「地元(や自治体)の人たちは様子見が多い」と言う話が出ました。
ビジネスはスピードが命!
とは言いますが、早いだけが良いのではないと思います。
迷いが吹っ切れて覚悟が出来る、
走りながら成長する柔軟性を持つ、
スピーディーにしっかりと準備を整える力量がある、
そういったことが揃うタイミングが大切なのかと思います。
日本の企業が世界中でいちばん、
100年、200年と長続きする企業が多いのは、
時には様子見もしながら、
そんなタイミングを上手に掴んで、
守りながら走り続けて来たからでしょう。
ただし迷うだけ、責任逃れの「様子見」は、意味がないと思う、
今日この頃です。

この記事へのコメント
>100年、200年と長続きする企業が多いのは、
外国に植民地支配された経験が無い数少ない国だからだと思います。
むしろ欧米式の起業が成功している時代ですよね。
外国に植民地支配された経験が無い数少ない国だからだと思います。
むしろ欧米式の起業が成功している時代ですよね。
Posted by 名無し at 2017/12/18 11:35
それもありますね。
グローバルな時代になると、逆に、ガラパゴス化している保守的なところが、ネックになっているのでしょうかね。
グローバルな時代になると、逆に、ガラパゴス化している保守的なところが、ネックになっているのでしょうかね。
Posted by Nihonshu de kanpai!
at 2017/12/19 10:12
