おもしろ発見!
【日本人がいなくなると、途端に…!?ベトナムあるある】
あるいは、経営者が現場を離れたため、
会社や店の運営が、ベトナム人に任される。
ちゃんと、運営していてくれているのか…
不安になりますよね。
顕著なのが、飲食店の場合、「味が変わる」こと。
先日、「揚げ物」の美味しい店にお伺いしたところ、
オーナーで板長さんが、日本に一時帰国中。
いつものお気に入りメニューを頼んだところ・・・
エビが小さい!
豚も硬い!
なんか、美味しくなーい!
戻って来たオーナーさんに、そのことを伝えると、
「ベトナム人は、どうしても火を通し過ぎるから…」
衛生状態が悪い時代が続き(今もところによっては)、
「ナマ」が怖い!
という先入観を拭い去れず、
火を通し過ぎて、食材の風味を損なってしまうのですね。
こういうことは、あちらこちらで起こっているようで。
「どこどこの何々がマズくなった!」
という話は、日常茶飯事に起こっています。
そうなると、日本人は、急に足を運ばなくなる、
あるいは注文しなくなる…。
「ところが…少し時間を置いて注文すると、また、味が元に戻っているんだよ」
急にマズくなる、
味が均一でない、めちゃくちゃバラつきがある!
あるいはベトナム人が勝手にレシピを変えてしまうなど。
日本では、考えられないことですが、
ベトナムも長くなると、みんな、
「ああ、また…」
と、ベトナムのあるあるに、驚きもしなくなります。
わざとしているというより、
彼らには、どれが正しい味なのか、分からないのではないでしょうか?
私たち日本人は、地域差や個々に好みの違いはあれど、
小さい頃からもう何十年も
「出汁」やら「塩梅」の違いについて、
いわば「訓練」を重ねてきて、
「味見」すれば、マズいか旨いか、分かります。
ですが、初めて日本料理を食べ、作るベトナム人にとっては、
それが分からないのも無理はない。
「私、ちゃんと、レシピ通りに作ったよっ」
と、不服そうに主張するのですが、
「食べてみたら、ちーがーうーだーろー!(怒)」
店の味が落ちると、
途端に噂が広まって、不買が起こる。
さすがに日本人経営者も気が付いて、テコ入れが行われる。
また、お客様が戻って来る。
日本ならば、二度とお客様は戻って来ないでしょうが、
そこはそれそれ、ここはベトナムです。
そのまま放置されていると戻って来ないと思いますが、
テコ入れされると、また、チェックに戻って来てくれますw
一億総批評(評論)家と言われた日本人のお客様が、
いちばんの、味の番人かも知れませんね。
※今では、ベトナム人も、お刺身やお寿司を食べますが、
「ナマ」が怖いベトナム人に、生魚を定着させた
先人の日本人たちの努力には、頭が下がります。
この記事へのコメント
欧米系のレストランだとスタッフが英語を話すので、通訳が要りません。オーナーが直接指導できる。だからサービスが良い。そこが日系レストランとの大きな違いです。
Posted by 名無し at 2017/11/30 11:24
なるほど。。言葉の壁ですか。
先日、料理教室で教えていただいた、ミシュランのシェフは、「フランス語」しか話さない。
ですので、フランス語が話せるベトナム人シェフが、スタッフへの指示はベトナム語で、私たち受講者たちには英語に、通訳していました。
さすが、フランス人ですね。
先日、料理教室で教えていただいた、ミシュランのシェフは、「フランス語」しか話さない。
ですので、フランス語が話せるベトナム人シェフが、スタッフへの指示はベトナム語で、私たち受講者たちには英語に、通訳していました。
さすが、フランス人ですね。
Posted by Nihonshu de kanpai! at 2017/11/30 12:06